ナガミヒナゲシ。神奈川県ではそのへんに咲いているポピーの手合い。外来種で繁殖旺盛。花びらが妙に薄くて、繊細な和紙のよう。ピンク色で形はヒナゲシで・・・・
∧∧
(‥ )そして、花があっというまに散ってしまいます
゜-
(‥ )朝咲いたと思ったら、昼には散っちゃうからな。
細かい種をまき散らし、そのへんにいっぱい生えている雑草で、わんさかみんなで花を咲かせているとそうは思えないけども、とてもはかない花。
でもって朝、咲き始めたところをスケッチした。いつも思うけどもスケッチしていると花や植物が動くのがよくわかる。彼らはおっそろしくのろいけども動いてる。
でっ、
( ‥)開花したばかりの時は、雄しべが雌しべの柱頭に
-゜ ぺたってくっついているんだな。
∧∧
( ‥)柱頭に花粉もついてますね。
ああ? するとナガミヒナゲシは自家受粉するわけ? いや、そうとしか思えないよなあ。
∧∧
( ‥)そういえばナガミヒナゲシの実って、どれもちゃんと
実ってますよね?
(‥ )あの結実のよさは自家受粉のたまものだったのかな。
そうだろうか? 後で調べてみよう。
そういえば
先日、人からこんなサイトがあるよーと教えてもらったサイト。どうやって探せばいいのか忘れちゃったけども、うろ覚えだがこんなことが書いてあった。血縁淘汰説や利己的遺伝子説は単為生殖種でしか成立しないのです!! そして近親交配すると異常があらわれるし、雑種強勢だから血縁淘汰説も利己的遺伝子説も間違いだとか以下ウンヌン
∧∧
( ‥)あれですかね? 血縁度最大(だけ)=血縁淘汰説で、
すべての遺伝子がホモ接合=(絶対に)有害、という理解ですか?
(‥ )まあ、そういう異次元的な理解なのかも
知れないねえ。
*丸い四角に聴力を加えるとハンバーグになる、という文章は、丸い四角と聴力がひき肉とタマネギのことではないのか? と想定すると一応、文章としては成立するが、その解釈が妥当かどうかは今ひとつ分からない、という意味で異次元。
そういえばこんなサイトもあったよな。サラブッレッドは近親交配で弱くなってしまった。生物を機械みたいにバージョンアップしようとかそんなの無理だし、人間の浅はかな知恵では以下ウンヌン。
∧∧
( ‥)それ、例えば量的遺伝子を集積すると連関している
有害遺伝子も蓄積するって話ですかね?
大きな集団で掛け合わせと組み換えが起きれば
是正されることでしょ?
(‥ )そういうことだよねえ。
しかしそれよりなによりおかしなもんだ。例えば自家受粉植物はあっちこっちに普通に生えている。近親交配で遺伝子がホモ接合になれば生物の系統は滅ぶ一方である、そうだというのなら、一体全体この状況はどう説明するよ?
∧∧
( ‥)トマトって自家受粉するんですよね。
(‥ )自分と自分が結婚ですよ。
すごいよねえ。
たぶん、先のサイトの人たちもトマトは食っているんだろう。そして食いながら言うんだろうか。近親交配は(すべからく)有害で、だから淘汰には限界があり、血縁淘汰説も成り立たないのだと。