チューリップは雌しべ:1、雄しべ:6、花弁:3、萼:3の構成。雌しべはいわば三角柱で、三角柱の面に面した雄しべ×3/花弁×3と、三角柱の角に配置される雄しべ×3/萼×3となる。
先日、ばらけて散ったチューリップの花弁と萼にはそれぞれ雄しべがついて落ちたもの/ついていなかったもの(その場合、雄しべは雌しべの基部に残っていた)とがあった。
ばらけた花弁と萼を眺めて比較したところ、真ん中の脈が末端に届くもの、届かないものとがあり、それぞれが3、3。スケッチからすると、末端まで届くものが花弁ではなかろうか、という感触。
その後、それらをチューリップの残った雌しべ/雄しべとに合わせたところ、配置的にうまい具合に組合わさった。すると、真ん中の脈が届く=花弁、真ん中の脈が届かない=萼、という仮定は今のところ破綻していない。
∧∧
(‥ )それが昨晩から今朝にかけての状態でした。
\-
(‥ )でだ。
これをさらに検討するには・・・
( ‥)公園のまだ散っていないチューリップを
見に行けばよい。
∧∧
( ‥)でっ、どうでした?
どうもそれでいいらしい。
∧∧
( ‥)それを踏まえて改めて押し花にした八重咲きチューリップを
見てみるとどんな具合ですか?
(‥ )少なくともあれだ、他の押し花も調べたけども、
□- 以上の基準で判断した場合、花弁と萼の両方が
残っているみたいだな。
ただし、配置からその妥当性を考えることができない。花弁がかなりばらけている上に、八重咲きの雌しべが四角柱になっている。八重咲きになるという変異は雌しべの形態にまで影響を与えているってことか? ともあれ、これでは配置そのものを単純に比較できない。
∧∧
( ‥)考えてみれば、これって生物の姿が変化して
座標が変わることで比較が難しくなる
問題ですね。
(‥ )そういうことになるんだろうなあ。
花弁と萼のどちらが増えると八重咲きになるのかはよくわからない(というか知らない)。品種によって同じなのか違うのかどうかも分からない(より正確には分からないし、知らない)。
昔のメモを見ると押し花にした八重咲きチューリップでは明らかに雄しべが増えていること、雄しべと一体化した花弁(この場合は広い意味で)があること、その少なくとも1つは真ん中の脈が末端まで届くこと(つまり狭い意味での花弁)、というようなことを考えると。
(‥ )八重咲きチューリップは花弁が増えているのではないか
と思えるけどに・・・・
∧∧
( ‥)それだけだと、まだ言い切れませんよねえ。
花弁が増えている=萼は増えていない、ではない。
花弁が増えている、萼も増えている。かもしれない。
それにしても、
もし、雄しべ=花弁だというのなら・・・
∧∧
( ‥)そもそもそれがうろ覚えの知識ですが
(‥ )とはいえ、花弁化した雄しべがあることからすると、
雄しべが花弁を包含しうる、ということは言えるわけでね。
しうる、であって、包含する、ではないのだけど。
はて? 雄しべと花弁に共通で固有の構造があると考えてもいい?
∧∧
( ‥)あります?
(‥ )さて? どうだろうねえ。
゜- ちょっと見ただけでは分からんな。