ところで
(‥ )月がチーズでないことをどう示せばいいのかね?
∧∧
( ‥)簡単です。
:すべての衛星は岩石で出来ている
:月は衛星である
:ゆえに月は岩石で出来ている
( ̄  ̄ )・・・・
∧∧
( ‥)冗談ですよ
距離が分かれば大きさが分かり、そこからまあ、なんだ、望遠鏡を通してみれば月面にのびる影からかなり高い山脈やらクレーター外縁があることが分かるわけで
∧∧
( ‥)そこまでくれば、チーズの強度では支えられないとは
言えるでしょうね。
( ‥)反射光のスペクトルとか使えたっけ?
-□
でもまあ、そんな近代的な方法はどうでも良い。問題は
(‥ )中世や古代の人々はなぜ月がチーズだと
言わなかったのだろう?
∧∧
( ‥)天上界は特別だ、地上と違うと
考えていたからじゃないですか?
月は特別である(つまり言外にチーズその他もろもろではないという意味も含む)と結論した。それだけかいな?
いやいやこんなのはどう?
:すべてのチーズは人間が作ったものだ
:月は人間が作ったものではない
:ゆえに月はチーズではない
∧∧
( ‥)月は人間が作ったものではないって
どうして知っているんですか?
(‥ )うーん、こう?
:人間Aは月を作ったことはない
:人間Bは月を作ったことはない
・
・
・以下略
∧∧
( ‥)帰納ですか。
( ‥)チーズであると言わなかったことを
積極的に正当化するには、あーなんだ
具体的にはこんな程度の理屈しか使えないかな?
古代人はチーズであるとは言わなかったが、多くの人は岩石だとも言わなかったっぽい。