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2009年9月12日土曜日

結局なくなりました

 
 でっ、監修の仕事でございます。原文と参照し、送られた訳文も検討して結局

 ∧∧
(‥ )使用する分類階級は科、上科、亜科だけですか
 □-

   (‥ )語尾が-dae -oidea とかそういうものは名称として
       分類階級の語尾をつけたが、他は抜くか、あるいは類で統一

 目も門も綱も全部放棄。原文で指定がなかったし、系統樹上にプロットするとコンフリクトしまくりなので。あきらめる。

 ∧∧
( ‥)分類表を作るわけにもいきませんしね。

   (‥ )勝手に作れないし、作ったら作ったで、
       たとえ有名な分類学者が作ったとしても
       どっかから文句でるからなあ。

 なるほど、末端の単系統群で、なおかつ分岐点ごとに階級をあてるという原則を堅持せずに、いわゆる・・・・

 ∧∧
( ‥)修正リンネ式とかを使えばどうにかなるかも
    しれませんね。

   (‥ )魚とか昆虫とかね。

 それでもどっかにしわ寄せはくるし(魚ならテトラポードにしわよせがくる)、個々の生物分野でやっていたことを全部かき集めて組み合わせると

 ∧∧
(‥ )破綻しちゃいますね。
 □-
    ( ̄  ̄ )訳して分類階級を割り当てた人には悪いけど
          無茶なことはできないよ。

 昆虫は甲殻類に包含されちゃうし(汎甲殻類がこの本では採用されている)、節足動物+αで分岐群はできるわで、労作ではあるのだが、分類階級はほぼすべて放棄。原文にもないし、分類階級の使用は原著者の方針とも違うようであるからこれで良いでしょう(だいたい、元は系統学に基づく本なわけだし)。

 ∧∧
( ‥)直しが大変ですね

    ( — —)さっきすべて直し終えました。

 しかし例えばmyomorphaはネズミ形類とすべきだったか? 

 

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