シロツメクサ。シロツメクサはいわゆるマメ科の植物。というか、ハギとかカラスノエンドウ、その他色々、身近で生える”マメっぽい植物”のひとつなのだけども。
( ‥)なんかずいぶん形が違うなあ
-。
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( ‥)基本は同じなんですけどね。
葉っぱが左右対称的で葉脈がまっすぐのびるとか、葉っぱがひとつの群れのようについていて(羽状複葉ってやつ?)偶数であったりすることもあるけども、しかししばしば奇数で、複葉の先端に小葉(?)がついているとか、葉の縁にセレーションがないとか、蝶々形と言われるような特徴的な花の形とか(これらが共有派生形質になるのかどうかは良く分からない)。
そしてたいがいの”マメ科”の仲間、というか、あるいは今現在、秋になり始めて身近で花を咲かせている”マメっぽい植物”は葉っぱと花をつける枝を茎の同じ場所から伸ばすのだけども・・・
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(‥ )シロツメクサはこの季節、見た限りでは
。- そうではありませんね
(‥ )別々に生やしているんだよね。
匍匐する茎から葉っぱは葉っぱ、花は花で別々にのばしている。花の全盛期である5月頃なら他の”仲間”と同じなのだろうか? あるいはもっと外見が似ているレンゲソウではどうなのか?
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( ‥)まあ、本を見ればある程度は分かることなんですけどね。
( ‥)取りあえず、本を読まずにまずは調べてみよう。
せっかくものが身近にあるのだ、まずは観察。
そういえば
∧∧
( ‥)昔、魚類学者のアガシは学生に魚を与えて、
本を読むこと禁止、他の人に聞くこと禁止、
まずは自分の観察だけでレポートを提出させたそうですね。
(‥ )良い教え方なんだろうなあ。鱗の数を数えたり、
鰭の配置を考えたり、解剖したり喰ったりする
学生もいたんだろうねえ。
本を読むのは当然。文献も教科書も論文も眼を通すのは当たり前。とはいえ、実際にものがあるのなら、まずはそのものを観察せんと。