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2014年10月16日木曜日

通過儀礼としての試練と物語

 
 hilihiliのhilihili: 主人公の挫折を望まない、というのは言いがかりでは?の続き
 
 主人公が挫折する物語
 
 ∧∧
(‥ )ルグインさんの小説は
\‐  比較的そうなんですかね?
 
  
  (‥ )魔法の才に恵まれたゲドは
      学生同士の
      意地の張り合いから
      魔法勝負で
      死者の霊を呼び出す
 
 だがその時、得体の知れぬ”影”をも呼び出してしまい、それで大怪我を負い、力の多くを一旦は失う。
 
 ∧∧
(‥ )ルグインさんは
\‐  そういうパターンが多いよね
    物語の中盤で主人公が
    試練に会う
    しかも季節は冬だったりする
    通過儀礼なんですかね?
 
  (‥ )幻影の都市では
      主人公は撃墜される
      闇の左手では
      主人公は収容所に
      閉じ込められる
 
 辺境の惑星でも、主人公はぼこられてリンチされて雪の中に放り出されていたよな。
 
 ∧∧
(‥ )挫折する物語
\‐  それ自体は
    あるにはあるわけだ
 
 (‥ )とはいえ
     これも例外的な事例の
     ように見えるよなあ
     実際、
     事例がある=多い
     でもないし
     事例がある=受け入れられた
     でもないからな
 
 
 というか、そもそも作者が同じである。
 
 

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