これはギロチン裁判の続き。ゴワチンと裁判で検索をかけたら、肝心な内容がヒットしなかった。ああ、、、なんということだ。私は悲しい。
昔、こんなことを言った人がいた。検事の役割は事件を明らかにすること。弁護士の役割は被告人を弁護すること。
ふーん。つまりこう? 検事が適切な証拠と推論に基づいて訴え出ていることを前提にした場合、弁護士の役割とは必然的に
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( ‥)疑似科学的にならざるをえないってことですか?
(‥ )まあそういうことになるだろうなあ。
あるいはこう。いくら証拠が”この人がやりましたー”という状況を強烈に指し示していても、弁護人は弁護する以上、そうした妥当な推論を否定せざるをえない立場にある。
(‥ )まあ絶えず否定するわけではないな。あまりに証拠が
強い場合は事実を認めた上で減刑を求める戦略に
変更するみたいだからね。もっともそれがまた
不信感を買うんだが。
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( ‥)疑似科学っぽくなるか、あるいは
詭計をろうせざるを得ないというわけですか。
なんというかそう見えるよねえ。というかだから凶悪事件の弁護とかで、次のような批判。弁護人は引き延ばし策ばっかり、いくら弁護のためとはいえ、めちゃくちゃいってる。心神耗弱ってまたそれかよ?? それはフェアじゃねーんじゃねーのか? とか批判を受けることにつながるんだろう。
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( ‥)仕事ではあるんですけどね。
(‥ )仕事だから認めろっていう主張は何も
保証してくれないよ。
殺し屋だって、テロリストだって、爆撃や無差別殺戮にゴーサインを出した指導者だって、全部、それは仕事さね。そればかりか、説明の次第によっては他人から賞賛される場合もあるのは誰もが知っている通り。
(‥ )だからいっそのこと、法律的な詭計を
用いるのがぼくらの仕事で、データなんて
知ったこっちゃありません、と主張した方が
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( ‥)はあ、そんなこといったら
あっという間にぼこられるでしょうに。
まあ、ゴワチンみたいな訳にはいかん。ともあれ、弁護人の弁護とはなんぞいや? 妥当性を無視することだというのなら、それはなに? そうでないとしたら、では何を守る。そして守ることの正当性の主張は何によって保証されるなりや?
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( ‥)人権とか?
(‥ )人権がどういうロジックで”正当化”されたか
知っているかね?
こういう問いになって、初めてようやくこの問いかけが現実に、ほんのわずかだけ接触することになるのだぞなもし。
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( ‥)そんなもんですかね?
(  ̄  ̄)たぶんねー