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2009年4月26日日曜日

ギロチン裁判

 
 裁判員制度。リーガリストのじーさんが曰く、

 誤解があるようですが、普通の方が裁判員になって、そして普通の方の意見を聞かせて欲しいだけですから、安心して皆さん参加していただきたい。

だそうな。いやさあ、リーガリストのじーさんよ、それってようするにこうだよね?

 俺たちはアブノーマルなんだが、アブノーマルな俺たちの思いつきにつきあってね、正常な皆さん〜〜〜

 うわっ、つきあいたくねえよ。俺、仕事あるんだよ、お前らの破綻した暇な思いつきなんかにつきあってらんねーよ。バカじゃないの? バカじゃないの? バカじゃないの?(以下繰り返し)。

 そもそも無罪の人を裁いてはいけないのですとか、そういう目的を達成したかったら検証方法を洗練させればいいだろうに。そういう技術を洗練させる前に素人参加させればいいんじゃねって、なんじゃそりゃ?

 工学とか論理とか、経験で検証しようとか妥当な結論を発見するにはどうすればいいんじゃとかそういう哲学も思想も問題意識も何にも感じられねえ。彼ら、リーガリストは夢の世界の住人なのか?? というかプロ意識なし。素人の皆さんも参加してねってジャンボジェットの操縦なんかさせねーよ。

 いや、でもそうだよなあ。おかしなこと言い出しても不思議はないよなあ。六法全書とかいうゲームブックばっか見ているような連中らしいから。

 ∧∧
( ‥)言い過ぎじゃない?

     (‥ )自覚があるから正常な皆さ〜〜んとか
         言っているんだろ?
         だったら言い過ぎじゃないっぺや。

 そうだよなあ、弁護するためなら完成された科学技術をも一律に否定するのが彼らだもんねえ。(一律に否定、これがみそ。ようするに一部が駄目だから全体も駄目に違いないというありがちな詭弁)

 確かにこりゃあおかしな人間のおかしな発想だでや。つきあいたくねえが、さりとてこのまま放任するのも危険極まりない。なんて危険な連中なんだろう。おまけに人を裁く、弁護するという特権的な地位にいるときたもんだ。おっかねー、、、おっかねーよ、危険、危険だよう。かつてこんな横暴な連中がいただろうか?

 参加したくもないが、しかし参加するのならば、ここはギロチンを用意することを是が非でも要求する。

 ∧∧
( ‥)何に使うんですか?

     (‥ )気に入らないリーガリストの首を切る。
         諸君、これはすなわちゴワチン裁判だ。
         ゴワチン裁判はいいぞ。絶対に楽しいぞ。

 リーガリストなんていう特権階級が人を裁くのがそもそも横暴なのだ。是か否かを裁かれるべきは被告人だけではない。リーガリスト達もである。

     ( ‥)それに改革の後には恐怖政治はつきものだしな
 ∧∧
( ‥)フランス革命?


 リーガリストはゲームブックの読み過ぎで現実無視のバーチャル世界に生きる疑似科学の使徒。きわめて危険。

 ∧∧
( ‥)理想的にはどうするべきですかね?

     (‥ )理想的には機械化なんだろうけどね。
         裁判官によって判決に差が出るなんて
         とんでもない不平等だからな。

 とはいえ、機械化というのはとんでもなく難しい話なので、そもそも検証手段とか方法論とかちゃんと洗練させようね、おじいちゃん。でも、そもそもそういう問題意識、あのじーさんにはなかったんだろうなあ。あるいは彼らの目的は”判断の解像度を上げる”にはなかったということなんだろうけど。

 ついでにいうと、昔、検索で見つけたのだが、あるリーガリストと称する人間がブログでフェデューシアの本をすばらしいと書いていた。そして思った。こいつらはどうも駄目らしいと。疑似科学と科学の区別もつかないやつが弁護士っておっかねー。



 

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