自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2018年4月20日金曜日
露骨に言わないとどうも分からないらしい
∧∧
( ‥)つまり?
( ‥)んー
‐/ 論文ってのは
意図的で恣意的な
ものなんだよ
それを
もっと露骨に
書くべきだった
かなあ
論文は客観的なものではありえない。意図を持って証拠を集め、そのままではきれいな結果がでないから恣意的に証拠を選りすぐる。というかそうしなければならない。それでも出てくる結果はしばしば無数であり、それゆえに自分の目的に沿って結果を選択しなければならないこともある。
∧∧
(‥ )さらには援助金が欲しいから
\‐ 意図的に謎を作り出し
この謎を解くには
援助してね
と一筆添えることもある
(‥ )あるいは今の理不尽な
状況を打破するために
無茶な解釈をして
これが証拠です!
これで論破! と
勝利を宣伝して
学問の流れを変える
場合もある
これは科学の歴史ではありがちなことだし、必要なことでもある。少なくとも、その日、その時、その人、その人たちにとってはそうなのだ。
∧∧
( ‥)でもそれがわからない人たちが
いるらしい
( ‥)特に若い連中は
‐/ わからんようなのよな
理系の論文は
客観的なもので
真理がそこにあると
思っておる
真理などというものはない。あってもそれが真理であるかどうかはわからない。原理上わからないものは存在しないことと同じだ。もちろん確からしさを測るすべはあるが、それをもってしても、現状ではこれが最善です、としか言えない。
いや、現状ではこれが最善ですが、大量に出現するので、言いたいことを言うために恣意的に整形しなければいけない場合がある。こうしなければ駄目だし、そうでないと何も言えなくなってしまう。
そして、そうした整形の背景には、時として戦略的な意図や政治的な意図もある。
だからと言ってすべてが正当化できるわけでもないし、さりとてすべてが無価値であるわけでもない。
こういうのは暗示して書いても理解できないらしいので、露骨に言わなければダメなよだ。
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