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2018年4月3日火曜日

スハマソウが咲く頃に

 
 ひさかたぶりに山へいった
 

 
 冬の積雪で折れた木を片付けたのか、それとも害虫にやられた松の木を片付けたのか、遊歩道沿いの木々がかなり伐採されている。
 
 ∧∧ 林が明るくなったー
( ‥)
 ‐( ‥)おおーっ
      もっとばんばん
      切れ切れ
 
 谷あいはともかくとして、無駄に密集して薄暗い森は蚊がわきやすいし、鬱陶しいので伐採して明るくするに限る。
 
 それにしても特に何も見るものがない林だ。スゲの仲間が花を咲かせて花粉を飛ばす。これを踏まえるに神奈川や関東の林だったら3月の頭ぐらいの気候ではなかろうか?


 
 特に見るものもないなあ、と思って山頂で休み、下山しようとしたところ、見たことがない白い花を見つけた
 

 
 ∧∧ これはなんぞ?
( ‥)
 ‐( ‥)なんだろうな?
      花びらの数が不定
      たくさんの螺旋状に
      並ぶ雌しべを
      これまたたくさんの
      雄しべが螺旋状に
      囲んでおる...
      キンポウゲの仲間に
      見えるけどな?
 

 
 萼が花びらと明瞭に違うことが気になったが、帰って調べると、どうもやはりキンポウゲの仲間で良いらしい。
 
 ∧∧
(‥ )多分、スハマソウだね
 □‐  ミスミソウ(ユキワリソウ)の
    近縁種だよ
 
  (‥ )へー初めて見たな
 
 帰り道を振り返る。


 
 なんとも荒涼とした光景だが、ここしばらく雨が降らず、乾燥し、伐採と遊歩道の整備で道の土がえぐれて砕け、緑も芽吹いていないからだ。まもなく、新緑となって生き生きとしだすだろう。

 


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