自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年8月21日木曜日
20日のうねった雲:そして彼は記憶力が良かった
もう日付も変った昨日20日、夕方近く、急激に西空へ広がった雲は、底面がうねっていた
さて
∧∧
(‥ )...その人は、記憶力が
\‐ 良かったと
(‥ )危険な兆候であった
見聞きしたことをそのまま覚えることが出来るのなら、問題ないだろう。
∧∧
( ‥)でも、そんな人は
まあいないでしょうね
( ‥)つまり危険な兆候である
‐□
記憶する、とは、記憶しやすいように脳内で物事を配置している可能性がある。
というか、そうだろう。
∧∧
( ‥)図書館の本のようにね
(‥ )問題は、
図書館の本とその配置は
理解そのものではない
ということだ
当たり前だ、図書館の本は整理整頓でしかない。それは知識の便宜的な配置であって、それは理解ではない。
∧∧
(‥ )でも理解したと思い込む
\‐
(‥ )覚えている
整理している
自在に取り出せる
操作できている
この感覚ゆえに
私は理解できている
そう誤解するのだな
もちろん、その理解はあからさまな間違いだ。そもそも自分の外部に存在する知識が、自分が覚えやすいようにあらかじめ配置されているわけがないのだから。
その配置は便宜であり、その配置は虚構である
彼の膨大な知識は実はからっぽなのだ
∧∧
( ‥)つまり記憶が良い
たくさんのことを知っている
自在に答えられるとは
(‥ )危険な兆候だねえ
仮に、それぞれの知識自体は虚偽ではないとしよう。しかしそれでも全体は壮大な嘘になる。
そして現実の話をすると、知識の中にはあからさまな勘違いがあるのだ。
壮大な嘘に勘違いと間違いが混ざっている。記憶力が良いとはそういうことではないのか?
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