自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年8月7日木曜日
蟻:弔いの日
試験管をよく見てみると
∧∧
(‥ )蟻さんが死んでるよ?
(‥ )ほへ?
一匹、お亡くなりになっておる
他の蟻は問題ないらしい
∧∧
(‥ )寿命にしちゃあ
\‐ いくらなんでも短すぎですよね
(‥ )働き蟻の最初の誕生が
7月24日
=>働くお母さん
そこから考えると
最長でも2週間の命
だったわけだからなあ
はて? なにか問題のあるものを食わせたのだろうか、バッタに毒物が含まれていたとか? それとも病気か? しかし、コロニー自体は現状、順調に見える。
そういえば、働き蟻の中でいつも一匹、餌探しにひたすら走り回っている奴がいたよなあ...
∧∧
( ‥)過労死?
( ‥)どうだろうね
‐□ 同じ個体とは
限らないしね
死体はさっそく、仲間によって放棄される
∧∧
(‥ )葬式というセレモニーがある
\‐ 人間からすれば気の毒だけど
合理的だよね
(‥ )幼虫を育てる保育所に
痛んでいく死体を残しておく
わけにはいかんからな
とはいえ、食って処理するわけでもないらしい。
∧∧
( ‥)死んだら仲間を食べちゃえ
という行動は
仲間の識別に問題を
引き起こす
だから食って処理するのは
無しなのだ
とかですかね?
( ‥)食い尽くしたバッタの
‐□ 残りかすとかよりも
仲間の死体の
捨て方の方が
入念なんだよな
そういうことかも
しれないね
バッタの残りかすは、ぞんざいにチューブに放りっぱなしだ。
仲間の死体はもっと遠くに放棄されている。これに意味があるというのなら、単に合理的で機械的な行動でも、まあそれなりに弔いだと言えるのかもしれない。
∧∧
(‥ )別に死者を悼んでいる
\‐ わけではないけどね
(‥ )死者を悼むなんて
そんなどうでも良い機能を
蟻は搭載していない
だろうからね
ブログ アーカイブ
-
▼
2014
(726)
-
▼
8月
(64)
- なぜあんな最後に、と、いつも
- どうなっているのか分からんです
- 物語は現実をシェイプ、整形したもの
- 学校の物語がブラック企業の物語になった
- 僕らの
- 二ヶ月で作ったとは無謀な しかし出来たとは驚異
- 所属ではない構成だ
- 輝ける国
- 薄い本と薄めた本
- それが出来るなら詐欺師をやっているはずでしょう
- 脳のそこだけを鍛える
- 愛こそすべて
- 幸せの物語を書いた以上、ハーレムものを批判できまい
- もうそこまで来ている
- もうね、体力ないんすよ
- 2足す2は5であると言う自由
- なんかだんだん劣化してますね
- 要するに君は最終回が見たくないのだな?
- 未だ邂逅無し
- ヤニ宇宙
- やっていることはお互いに自然なのです
- アシナガバチな日々
- 長いから一国では無理だよねえ
- なかなかに鼻息が荒いじゃないか
- 20日のうねった雲:そして彼は記憶力が良かった
- スイレンの中で倒れる
- コンクリートから人へ
- あっ、すげー! って思うん
- 議論をしている時、お前は何から逃げたのだ?
- 接近する木星と金星とイモムシの話
- 2014.08.18 気温35度 湿度60%
- アンモナイトラビリンス
- ここではないどこか、とは遠き夢
- おっさんの人生がすっからかんであるように
- お前のしていることはただのダブルスタンダードだ
- 考えてみれば僕らは判断を外注している
- 演算完了のためには死んでもらわないと困ります
- 本は偏食が推奨されるろくでもない文化なので
- 散財は駄目だろう
- 大人の戦い
- 蟻んこランチ
- 次にマルサスから逃げるのは誰だ?
- 実はマルサスから一歩も出ていない
- 理系・文系・体育会系
- それは絶望の叫び
- 同じ大問題でも成功体験になることがある、ならば次に彼らは
- セミクッキング
- 何も知らんとはこういうこと
- その一手が絶望的に遠い
- 蟻:弔いの日
- 僕の考えた最強の...
- 幼虫の体内が緑色に染まる
- 夏のアンドロメダ
- 季節はすでにめぐりゆく
- 百合戦争
- 比較的澄んだ夜空
- プライドを取り戻せ
- よろしい ならば二次元だ
- 2014.08.04 1:13の流星
- 本は引用の結節点
- 読書家の正体見たり
- 人はエロのみで生きるにあらず(力説)
- 現実は設定であり、これに勝負を挑まねば物語と言えども...
- 黙れ、これが私の計画だ
-
▼
8月
(64)