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2014年2月21日金曜日

イタリアのオオカミ 神奈川のオオカミ

 
 そういえば、イタリアにはまだオオカミが生き残っているのであった
 
 ∧∧
(‥ )あれだけ長い歴史が
\‐  ある国なのにね
    滅びてないんだ
 
  (‥ )日本は絶滅しちゃった
      わけだけどね
      なんでだろうね?
 
 イタリアのオオカミは絶滅寸前状態ではあるけども、地域によっては勢力を盛り返して、近年、北方のアルプス山脈へ再定住した例もあるという。
 
 ∧∧
(‥ )イタリアは開けた環境
\‐  だからでしょうか?
 
  (‥ )良く知らんけど
      山岳地帯は標高はあれど
      地形は日本よりなだらかに
      見えるよねえ。
      個体群が孤立しても
      移動してお互いに
      交流できそうだし
      これだと絶滅しにくいかも
      しれないねえ

 
 牧畜業も盛んだから、餌も多いのだろうか。
 
 ∧∧
( ‥)オオカミの被害にみせかけて
    殺処分したヒツジから
    保証金をもらうケースが
    あるとかなんとか書いている
    本もあるみたいですけども
 
  ( ‥)それだけの情報から
    ‐□ なにか言うのは難しいけど
      わずかとはいえ存在に
      インパクトがあるわけだな
 
 一方、日本に眼を転じれば、本によると、自分が今住んでいる神奈川県中央、この近辺でも幕末にはニホンオオカミが出没したそうである。
 
 ∧∧
(‥ )人家に飼われているイヌを
\‐  狙うそうですね
 
  (‥ )イヌはオオカミから育種
      されたわけだけども、
      オオカミはイヌを
      餌として認識するのな
 
 ∧∧
( ‥)イヌを狙って人家に近づく
    なんか、それだけ聞くと
    追いつめられたクマさん
    状態ですよ
 
  ( ‥)日本は山が険しく、
    ‐□ 森はうっそうとして
      見通しが効かず
      個体群は小さく
      分断されやすいのかもね
      牧畜業も盛んでないから
      イヌぐらいしか
      食い物がない
      幕末でも今のツキノワグマ
      と同じような状況に
      追いつめられていたわけだ
      だとしたら絶滅は当然か
 
 ましてやほぼ純粋な肉食動物であるオオカミは広い地域と大量の獲物を必要とする。深い森は暗いだけで餌がない。これではどうにもならないだろう。

 ∧∧
(‥ )それにしても200年ぐらい
    前まではこの近辺にも
    ニホンオオカミが出没した
    わけですか
 
  (‥ )もう10年ぐらい前かな?
      公園でニホンザルを見た
      ことがあったな
      どこかの丘陵地から
      林を伝ってきたの
      だろうけども
      まあ、ここらは確かに
      今でも田舎ではあるからね
      200年前と言ったら
      言わずもがなだな
 
 そのニホンザルはこちらを見ると歯茎を見せて威嚇してきたから、こっちもキシャアアっと威嚇し返してやったのであった。
 
 言葉が通じたせいか、逃げてった。
 
 ∧∧
( ‥)なにニホンザルと会話して
    いるんだよ
  
  (‥ )メンチ切ったのは
      あいつだぞ
 
      
 
 
  

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