自己紹介

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2014年2月17日月曜日

夜は考える時間

 
 ∧∧
( ‥)どうよ
 
  ( ‥)うん、一応、本日の
    ‐□ ノルマは達成
      下描きが2枚だ
 
 ∧∧
(‥ )でももう少し速度を
\‐   上げる必要がありますね
 
  (‥ )色々とやることも
      多いしな
      まあ、切り抜けよう
 
 それにしてもまた雪が降る、という予報もある。先日の大雪(といっても40センチ弱だけども)も、それなりに雪かきに時間をかけてしまったし、大掛かりであったし、今、この状況で余計な仕事は増やしたくない。
 
 ともあれ、仕事の途中で散歩に出る。
 
 *つまり時系列的には、煮詰まって散歩へいって帰ってから最終的にノルマを達成しているのだけども、まあ話の都合上、こういう流れにする。
 
   放射冷却で道が
 ∧∧ ガリガリだね
( ‥)
 ‐( ‥)冬の終わりの雪の
      いやなところだよな
 
 積もった雪が昼間は溶けて、しかし、夜になると凍り付き、それが人や自動車に踏み砕かれて、ザラメ状になるのだ。場合によると、氷点下以下の寒い日々が続き、再び溶けることなく砕かれ続けて、海岸の砂程度、あるいはそれよりも細かくなって風に舞い、路肩などに吹き寄せられることもある。
 
 ∧∧ そこまでひどくはないけど
(‥ )
 ‐( ‥)それに近似状態だね
      雪国では珍しくもないけど
      神奈川の平野部では
      やはり異例だよなあ














 ∧∧ こう見ると水も鉱物ですよ
( ‥)
 ‐( ‥)本当に気温が低いと
     ザラメ状になった氷は
     ”湿度”や”水分”がないから
     ほんと砂っぽくなる
     からねえ
 
 もし、そこに氷点下以下で液体になっている物質があると、今度は固体の氷から出来た砂と液体が混ざった泥状になることになる。
 
 ∧∧ タイタンとかね
( ‥)
 ‐( ‥)タイタンもこんな風景
     そう思うとこの風景も
     希有壮大なのか
     がっかりなのか、
     よく分からないな
 
 考えてみればタイタンは暗いから、本当にこんなもんかもしれない、そんなことも考える(かなり適当な推論だが)。


 ああ、しかし、やはり静かなところがいい。
 





 






 
 そして風が... 
 
 ∧∧ 暖かい?
(‥ )
 ‐( ‥)放射冷却で
     凍っているのにな
     なぜかあまり寒くは
     ないなあ
 
 もちろん長靴のゴム底は氷の冷たさを伝えてくるが、風はそうでもない。でも、帰って調べたら気温1度、湿度40パーセントだった (*ただし明け方にはほぼ0度で湿度が70パーセントになったことを考えると、散歩に出て行った時、丘の上はもっと暖かかったかもしれない)。
 
 ∧∧ 気のせい?
( ‥)
 ‐( ‥)どうだろうね?
      放射冷却が
      水や氷が持っている熱を
      奪うことに消費された
      だから寒さが
      やわらいでいるとか…
      あるのかな?
 
 考えてみればこの辺りの知識はかなりうろ覚えである。
 
 満月は1日過ぎたが、月は相変わらず明るい。とはいえ、さすがに雪が減ったこともあって、昨日のような青い夜ではない。=>hilihiliのhilihili: 雪道の散歩
 
 そして月と、樹々とスピカと火星











 画面の左、上の赤い星が火星、下の青い星がスピカ
 
 帰って火星の位置を直角定規で記録して見返すと、20日ぶりの計測だった。どうも天候不順もあったので、ずいぶん間が空いたらしい。
 
 ∧∧ 火星さん、減速中だね
( ‥)
 ‐( ‥)うん、だいたい、
   ‐□ 少し前の3分の2
     ぐらいかな…
 
 冬の終わりの雪は、溶けて固まるだけでなく、溶けた水がそのまま氷になって道路を覆うので危ないのが困るところ。あちこちにそういう場所があって2度転びそうになった。放射冷却で凍りつつも、表面が微妙に溶けてるのだ。もしかしたら表面を流れて凍りつつある水が覆っているのかもしれない。どっちにしても、溶けかけの氷は滑る。
 
 かたや、道路の真ん中、わだちの間の雪は誰も雪かきしないまま自動車の車高でつぶされ、さらに一度表面が溶けて今は凍っている。そこを駈けて帰る。
 
 
 

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