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2011年6月17日金曜日

知らんという話

 
 ∧∧
(‥ )その深海生物は
 □-  雌が発光器で雄を誘うのだと

    (‥ )雌が雄を積極的に誘う。
        ガのフェロモンとか
         そういう事例だよな。

 最低限、類似。あるいは枠組みは共通。

 雌が動けずに、雄を誘う、そういう例もある。例えばミノムシなんかそうだ。

 ∧∧
( ‥)精子もそうですけども
    雄は個体自体が積極的に
    動きますよね?

    ( ‥)大きさをはしょって
      -□ 動くことを優先したのが
        精子で雄で、反対に雌は
        動いてエネルギーを消耗したく
        ない。その理解でOK?
 
 卵を産む雌は繁殖に大きく投資するから、余計なことしたくない。でも雄は精子を簡単に作れるので、動き回ったり、探索に費やす時間を大幅にさける、そういうことで良い?

    (‥ )考えてみれば、このあたりの
     □-  進化や適応の話はよく知らんな
 ∧∧
( ‥)雄は複数の雌にアプローチすれば
    それだけポイントが上がるので
     動き回る、そういう原理で考える
     としても、深海の生物って
     そんなこと可能ですかね?

    (‥ )むしろ不可能、というか不可能だから
        雌に寄生するとか、小さな雄のまま
        さっさと繁殖して死ぬとか、
        小さな時期は雄で、大きくなると
        雌に性転換するのだがね。

 というか、そういう理解と枠組みでこそ説明できるだろ、という話。深海生物の適応度がうんぬんとかそういう調査は多分、誰もしていないのじゃなかろうか?

 ∧∧
( ‥)じゃあ深海生物の雌が雄を誘うのは
    むしろ単純に出会いが0では
    どうにもならないので誘う
    そういうことですか?

    ( ‥)ガのフェロモンと同じとは
      -□ 考えにくいよなあ。

 *暗黒という点では夜行性のガも深海生物も同じだろうけども、個体数が多い少ないでは同じ”呼ぶ”でも違いがあるんじゃない? という意味で。

 ∧∧
( ‥)反対にいうとですよ、
    雌のフェロモンで誘われる
    ガの雄は複数の雌にアプローチして
    ポイントを派手に稼いでいると
    思います?

    (‥ )ようするに複数の雌を訪問すれば
        子孫の数を飛躍的に増やせるって
        ことだよね? それを知らん、
        ということに気がついてね。

 ∧∧
( ‥)1よりも2、3だ、というのが
    ガの雄で、0では困るからとにかく
    1になろうが深海生物の雄だと
     思います?

    ( ‥)それを知らんということに
      -□ 気がつきまして、以下略。
 
 まあ、文献にまた目を通そう。

  
 

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