自己紹介

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2011年6月23日木曜日

敗北だという前に勝っていたの?

 
 ∧∧
(‥ )科学コミュニケーションの敗北
\-   ってどう思います?

    (‥ )敗北もなにも、そもそも
        勝っていたのかね?

 ∧∧
( ‥)勝てると思っていたのでは?
\-

    (‥ )じゃあ、そのプランが現実を
        記述できなかったってわけだ
        さっさと棄却して次いけばいい。

 プランが壊れるのは”それが無理だ”ということに他ならぬ。それすなわち知識と理解と把握が増えたことなれば、別段、悪いニュースではないはずだ。

 ∧∧
(‥ )どうしたらいいのか途方にくれてる
\-   人もいるみたいですが?

    (‥ )それは新しいプランがまだ提案できて
        いないという意味かね?
        それともこのプランで正しいはずなのに
        うまくいかないなあ、おかしいなあ
        とか、そういう意味かね?

 前者ならまだしもだけども、後者であれば

 ∧∧
( ‥)どうなります?

    (‥ )マルクス主義者やルイセンコとかと
        同じ運命だろ? 壊れた理論に拘泥した
        人間に降り掛かるのは後退と
        責任転嫁と粛正だ。

 ほら、サイエンスコミュニケーションとやらが恨みと憎しみで溺れだす。というか、これ、いつもの風景。
 
 ∧∧
( ‥)あなたはどうですか?

    (‥ )おいちゃんはコミュニケーション
        しているつもりはないなあ。

 確かに核実験がコミュニケーションだ、というぐらいに広義な意味ではコミュニケーションしてるけど。

 ∧∧
(‥ )ソ連の核実験に従い、高層大気から
 □-  以下のような放射性同位体が
    検出されました。

    (‥ )その同位体が出来る条件から
        考えると、以前よりも新型爆弾、
        より大規模な破壊力の実現。
        こちらと同等か技術的には
        一歩リード。防衛、戦略、
        恫喝、交渉、色々なメッセージが
        ここには含まれている。

 大気圏内核実験の時代、マスメディアは批判や擁護で文面を埋めていったが、実際のところ、米ソ両国は同位体で交換日記を継続していた、と解釈できる話。

 コミュニケーションは確かに大事ではある。
 

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