ああ、この論文欲しいなーと思っていたら、部屋の隅にそれがあった
∧∧
( ‥)ちゃんと把握してください。
( ‥)まあ、おかげでヒマントロプス・
-□ マクロケラスの記事は書けたよ。
さて
サイエンスコミュニケーション。科学コミュニケーション、どうやって一般の人に科学を正確に伝え、普及し、科学への理解を深めさせられるか。
∧∧
(‥ )うまくいかないと、みんなが
\- 嘆くのですよ。
(‥ )ああ、つまりあれだよ
ようするに一般の人に科学を教えるというのは無理だし、そもそも平均的に言えば誰もそんなことは望んでいない。そういうことだ。
∧∧
( ‥)いるでしょう?
(‥ )いないに近似、あるいは
こう言えばどう?
科学を分かりやすく教えて欲しい、と思っている人の存在を仮定しても仮定しなくても、予測と結果のずれは誤差の範囲内。
(‥ )いないと前提しても
特に支障はない。
∧∧
(‥ )まあ、数千部しか売れない本や
\- ジャンルやタイトルは誤差では
あるでしょうね。
( ‥)でも科学の本ってのは
必要だからね。パイは
小さいが需要はあるんよ
∧∧
( ‥)あれ? 存在を仮定して
作業してません?
(‥ )いや、これは啓蒙活動では
なくて、個人営業の話なんで
仮定しても問題ないんよね。
1日に数メートルの水位の変動があるんだか、あるいはちょっとした小川。ともかく、それで発電機を回すと我が家の電気は取りあえずまかなえる。とした場合、
∧∧
( ‥)そういう場合は
個人が売り上げを出す分には
需要がある、と仮定しても
いいけれども。
( ‥)啓蒙活動とか、数万、数十万の人間に
-□ 影響を与えて社会になにかしらの運動を
引き起こすような規模の原動力としては
非現実的よね。
規模がね、足りないんですよ。桁が10個くらい違ってるんじゃないすかね?
∧∧
( ‥)ゆえにサイエンスコミュニケーションというのは
そもそも無理だと。
(‥ )というか、そんなことは無理だ!!
という前提で動くべきだと
思うんだけどな。
それともあれかね、もうすでに「無理だ」を前提にして何事かしているんじゃろかね?
(‥ )まあ、あれだ、おかしな例えだが
綿毛を飛ばすタンポポと
生育に適した空き地の相互作用も
コミュニケーションと言えば
コミュニケーション。
∧∧
( ‥)あれですね、古本に
-□ おおっ!! という記述があって
それに基づいて本を書けば、
最低限、系譜をつなげた
ことにはなるんでしょうね。
まあ、多分、それが限界。