一応、これの関連*
∧∧
(‥ )サイエンスライターでもなんでも
\- 収入を上げるにはゴーストライターを
雇うって手もあるんですよね?
(‥ )ゴーストライターに限らず、
一人の名前によりかかって
複数のライターで、ある一定の
品質に達した本を大量生産する。
プロダクションというか工場というか、まあ、普通に会社だ。
∧∧
( ‥)ここぞとばかりに年間5冊、それ以上
-□ えらいこっちゃな量の本がその人の
名前で出版される。
(‥ )ライターに限らない。テレビ出演や
メディアでの、てきとーな発言で
仕事の依頼が殺到した”知識人”
なんかもそうなるなあ。
Aさんの名前で、ライターBやライターCやDやFさんが書く、という案配。
*時間あたりで考えると、明らかに1個人ではさばききれない量の本が出ているのに、消費者が「わー、○○さんの書いた本だー」という風に買っているらしいのは、端から見て非常にシュールな光景である。
∧∧
( ‥)まあ、そういう事例は普通に
ゴーストライターが書いていると。
( ‥)それでも生産が追いつかなくなったり、
ネタが尽きると、対談物とか出したり
しちゃうんだ。
対談物、あれはすぐに簡単に作れるが、あまり良くは売れない。
∧∧
( ‥)このことは、サイエンスライターも
そこそこ売れれば、その名前を使うことで
他人を雇って収入を引き上げることが可能だ、
そういうことを示しています。
(‥ )質が維持できない。そういうことも
示しているけどね。
*書いているのは本人じゃないし、集団で1人を語っている以上、その能力、表現は一定の枠に収まらざるをえない。むしろ模造的、あるいは大量生産品という意味で劣化する。
∧∧
(‥ )会社として収入が安定すれば
\- 後は集団のレベルを訓練によって
上げるとかはどうなんですかね?
(‥ )出版社は金があるけども
本の質は頭打ちだよな?
無理ってことじゃね?
それにあれだ、個人で突っ走るのならいざ知らず、会社というかチーム全体のレベルを訓練で上げるなんて、それはそう簡単なことではない。
ようするに結局のところ、サイエンスライターや科学ジャーナリズムが日本の科学の普及と啓蒙を担うというのはまったくのたわ言。
∧∧
(‥ )大学で教育受けたからサイエンスライターに
□- なろうかな、とか、科学を人に伝えることを
学んでみたとか、そういう話も要望も
希望もあるんですけどね。
(‥ )本気でそれ信じてたら
ノイローゼになるんじゃねーの?