自己紹介

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2010年10月4日月曜日

それは根拠のない自信

 
 
 Amazonでカバラの本を発注したところ

 ∧∧
(‥ )あなたにお勧めの本がカバラと神秘主義、占いだらけに
\-
     ( ̄  ̄ )・・・・・

 いやもう、みんな好きだね、ああいうの。

 とはいえ

     (‥ )世界の理を知りたい、世界の向こうを見てみたい
         それで未来や自分の立ち位置を知りたい。
 ∧∧
( ‥)欲望、希望、願望、好奇心、全部が混ざってますけども
    科学も根源は同じですね。

 それ考えると、中世の錬金術師も現代のオカルトもオレ様理論屋たちも、みんな似たところがあるということか。

 ∧∧
( ‥)?

     (‥ )自然と宇宙と謎を解明した、という根拠の無い自信。

 ∧∧
( ‥)科学の世界でも、そういう自負心があった時代や
    ジャンルもありましたよね。

     (‥ )万有引力で全部わかった、そう思い込めた
         決定論的な時代とかな。

 ∧∧
( ‥)でも科学はそれを突き抜けちゃいましたね。

     (‥ )理論の妥当性を計る基準があるからだろ?
 
 基準があるから捨てられる。基準があればこそ更新できる。そして更新の結果がなんかいい感じだったら、その基準、それ自身の妥当性もたぶん、検証されている。

 ∧∧
(‥ )占いやカバラの理論体系はそういう基準はクリアできませんけど
\-   別の基準はクリアしているんでしょうね。

     (‥ )皆の欲望と望みに答える、という基準は
         クリアしているのだろうなあ。

 本があるとは売れる、ということ。売れるということは最低限、読者が「分かった気になる」ということ。

 分かった

 それは売るためには重要

 しかし

 分かったという自覚

 それは分かったことが妥当であるのか、理解した、という実感そのものが妥当であるのかさえも保証してくれない

 それは根拠のない自信。

 ∧∧
( ‥)基準の妥当性が不明だと

     (‥ )いかなる自信も自覚も、大いなる知恵も
 
 それは根拠のない自信。

 

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