Amazonでカバラの本を発注したところ
∧∧
(‥ )あなたにお勧めの本がカバラと神秘主義、占いだらけに
\-
( ̄  ̄ )・・・・・
いやもう、みんな好きだね、ああいうの。
とはいえ
(‥ )世界の理を知りたい、世界の向こうを見てみたい
それで未来や自分の立ち位置を知りたい。
∧∧
( ‥)欲望、希望、願望、好奇心、全部が混ざってますけども
科学も根源は同じですね。
それ考えると、中世の錬金術師も現代のオカルトもオレ様理論屋たちも、みんな似たところがあるということか。
∧∧
( ‥)?
(‥ )自然と宇宙と謎を解明した、という根拠の無い自信。
∧∧
( ‥)科学の世界でも、そういう自負心があった時代や
ジャンルもありましたよね。
(‥ )万有引力で全部わかった、そう思い込めた
決定論的な時代とかな。
∧∧
( ‥)でも科学はそれを突き抜けちゃいましたね。
(‥ )理論の妥当性を計る基準があるからだろ?
基準があるから捨てられる。基準があればこそ更新できる。そして更新の結果がなんかいい感じだったら、その基準、それ自身の妥当性もたぶん、検証されている。
∧∧
(‥ )占いやカバラの理論体系はそういう基準はクリアできませんけど
\- 別の基準はクリアしているんでしょうね。
(‥ )皆の欲望と望みに答える、という基準は
クリアしているのだろうなあ。
本があるとは売れる、ということ。売れるということは最低限、読者が「分かった気になる」ということ。
分かった
それは売るためには重要
しかし
分かったという自覚
それは分かったことが妥当であるのか、理解した、という実感そのものが妥当であるのかさえも保証してくれない
それは根拠のない自信。
∧∧
( ‥)基準の妥当性が不明だと
(‥ )いかなる自信も自覚も、大いなる知恵も
それは根拠のない自信。