奴隷制についても調べる。
( ‥)ローマ帝国は農場を奴隷労働で
-□ まかなったから、だから奴隷
獲得のための戦争をしたのだ、
そう言われることがあるけども
∧∧
( ‥)本当ですかね?
いや、そんな自転車操業みたいなことするの? と疑問に思うと、自転車操業だったから膨張が限界に達すると衰亡したのだ、という解釈を見つけたり。
∧∧
( ‥)本当ですかね?
(‥ )正直わからん。だから
□- 調べるのだが。
∧∧
( ‥)なんというか仕事の関係上、
あっちこっちへ話題が飛びますねえ
( ‥)なぜこんなことになっているのやら。
いや、今の仕事の性質上、
本題からははずれるけども、
これは必然のリサーチなの
だけどもね。
奴隷制についての本を読んでいると、ちょいと古いせいかマルクスが引用されていたりする。ようするに原始的な社会から奴隷制をへて封建制、資本主義になって社会主義が到来するのだ以下ウンヌン、という理論に基づいた奴隷制の論評、というわけ。
例えばの話、マルクス主義のおかげで歴史を科学的に扱えるようになったのだ、と無駄に鼻息が荒い。
∧∧
(‥ )まあ、仮説や理論がないと
\- 方針が定まらないから、たとえ
結果的に間違っていたにしても
理論は取りあえずあった方が
いいのですけどね
(‥ )そういう点ではマルクス主義は
科学、ではあるのだけどな
もっともその場合、科学であることは正しいことを意味するわけではない(というか科学はもともとそういう意味合いを持つものではない)
だけども、どうもこの手の人は”科学”という単語を、”論理的で物事を正確に扱える正しい真理で、間違いないものなのである”、という意味合いで使うので、正直、ものすごくたちが悪い。
∧∧
( ‥)間違っているかもしれないけども
取りあえずこの方針でいきましょ
とかじゃないのですよね。
(‥ )まあ、労働条件を改善して
世直しをしよう、そのために
皆を説得しようとする時にだ、
「取りあえずこれで」とかは
言いにくいよな。
自信たっぷりに断言した方が良かったのだろうなあ、だけども、断言すると誤りを認められなくなり、改善もできなくなる。それは破滅的だ。