ある場所へいく、そこで宣伝して説明会を開く。
( ‥)そうして効能がないものを
高値で売りつけて逃げる。
∧∧
( ‥)まあ、そういう商法はありますね。
ネットであろうが、本であろうがこれは同様に行える。人間の関心はすべての方角にあるわけではない。自分が検索したキーワードの隣に、自分が手を伸ばした本の隣に想像もつかない世界があり、そこには独自の詐欺と偽情報がある。
∧∧
( ‥)でも、これを言い換えると?
(‥ )正しい情報発信を何度しても
効果は大して得られない。
そういうことでもあるな。
偽情報を与え続けることができるのは、人間がそれぞれクラスターに分かれていて、情報が飽和しないから。
正しい情報を何度与えても効果がさっぱりなのは、人間がクラスターに分かれていて、情報が飽和しないから。
∧∧
( ‥)絶望的ですね。
( ‥)だからさ、啓蒙活動にだね
-□ 過剰な期待を抱いても
しょうがないわけだよ。
考えるな、丸暗記せよ、淘汰されろ、そして古い情報に汚染された旧世代は黙って死ね。それだけで効果は必死の啓蒙とほぼ同等、あるいは推論するにおそらく近似。