15〜16世紀に生きた西欧の騎士バヤールは、捕虜の石弓兵(ようするにボーガン/弩を持ちいる兵士)を、兵士のあり方として卑怯で臆病、そんな理由で処刑した。そういう話がある(「戦略の歴史」 372ページ)。
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( ‥)訓練も鍛錬も腕力もないまま
戦士達を殺すとは何事か、
そういうことですよね。
( ‥)人間は自分の努力が無駄である
-□ ことを思い知らされるテクノロジー
や技術を前にすると狼狽し
あわてふためくのよね。
じいさん、そんな無駄なことしてないで、こうすれば合理化できるよ、と言うと、卑怯だ!! ずるい!! とヒステリックに叫ぶのは、それは彼が人間だから。そういうことでもある。
おおっ、便利だ!! へへっ、これでどんなことしようかなー、とは意外に考えない。というか、それまでに慣れてしまって、色々なことを忘れてこだわり、そうして可能性を捨てる。
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( ‥)困ったことですね。
(‥ )えらいこっちゃなんだよ
これ、死ななきゃ直らないし、
死なないと前へ進まない
そういうことなのよね。
かくて、我らの道は遠く、歩みはのろい