そういえば
某サイエンスライターがこんな勘違いをしていたことがある
(‥ )分岐図は系統が分岐するたびに新たな派生形質が
出現することを前提にしている(非現実的なモデルだ、
という批判)。
∧∧
( ‥)はあぁ?
いや、そんなわけねーじゃん。
∧∧
( ‥)あれは派生形質を手がかりに一番矛盾なく入れ子構造
分岐構造を描くとこうなりますよ、という
いわばグラフですよね? 現実の系統樹とイコールでは
ないですよね??
(‥ )でもそういうと、今度は系統樹ではないのだから
信用できないって言うんだろうな。
ありがちな勘違い。
では、そういうあなたは人間の成長を真実に反映する成長グラフを描いてみることを要求してみよう。
∧∧
( ‥)理論ってさ、説明するための便利なモデルであって
必ずしも実在するわけではないし、実在する必然性も
ないですよね?
(‥ )理論がうまくいっている限りでは、
理論が想定しているものが実在するのかなー?
とは言えるのかもしれないけどね。
エーテル、天球、重力子、中性子
∧∧
(‥ )仮説やグラフが積極的に支持されるような
□- データが出てくると、仮説やグラフが
想定している仮想的なものが
実は実在するのでは? と思えてきますけども。
(‥ )この分岐図は支持された、どうもこの系統は
過去において実在したらしい、そういうことは
データ次第では言えることだろうね。
いわゆるアルバレッツサウルス科が鳥ではない系統である、ということはデータの累積やその過程からすると確からしい、つまり、、、
∧∧
( ‥)あれが鳥でない系統である、という意味で実在した
のだろうと。
(‥ )まあ、言ってもいいんじゃない?
推論するに自分は実在した、と言っていい程度の確からしさで。