∧∧
(‥ )ずっと雨です。寒いですね
(‥ )あちらも雨みたいだ。
時刻は夜。こちらは早朝。
さて
政治家は
(‥ )国民を何人殺したっていいんだよな
∧∧
( ‥)はっ?
自分の政策を実行するために何百、何千、何万、何百万という国民を殺したってかまわない。
∧∧
( ‥)それ、王様の話じゃないですかね?
政権を維持するためなら国を滅ぼしても
かまわないっていう、非常に単純化されたモデル
(‥ )民主国家でもたいして変わらないぞ。
単純に法律があるってだけの話
( ‥)反対に国民も政治家を殺したってかまわない
∧∧
( ‥)それ、テロリズムですよね?
(‥ )政権奪取のために、暗殺、謀殺、クーデター
∧∧
( ‥)ビザンチン帝国やがな。
*ビザンチン帝国は専制君主制のわりには共和制ローマから発展した帝国であるせいか暗殺やクーデターは日常茶飯事で、政権交代が著しかった、という話。
(‥ )戦争責任を追求して愛人もろとも首相をぶち殺して
逆さに吊るしたりするん。
∧∧
( ‥)ああ、そういう楽しい国もありましたっけねえ。
政治家が国民を殺すのが理なれば、国民が政治家を殺すのは必定。
(‥ )単にそんなことをしなくても政権交代ができるように
法律を整備させたって話。それがなかった時代は実際に
殺してたからな。
∧∧
( ‥)殺したり、殺されたり。
問題は
(‥ )問題は神経が通じていないと、痛いのか痛くないのか
分からなくなっちゃうんだよな。
∧∧
( ‥)ああ、痛いと感じないと政策をそのまま邁進させたり、
痛いと感じないと失政した人を失脚させなかったり、
現実の成果/不成果を反映させられませんからね。
するとつまり「社会はこれこれであるべきだ」という、しばしばマスコミが使う文章作成法は良くないということか。
∧∧
( ‥)?
(‥ )社会はしかじかであるべき、世の中はかくかくで
あるべき。どれも結論に現実をすり合わせる形式の
文章作成法だろう?
それはいわゆる疑似科学状態で、作文の仕方としては効率がいいだろうけども、
∧∧
( ‥)妥当性ではぺけでしょうね。
(‥ )まああれだ、マスメディアは給料が高いし、市場が
縮小してじょじょに死につつあるとはいえ、図体が
でかいから安定的だしね。何もしない、リスクを
負わない、理念にすり合わせて適当に作文すれば
取材(コスト)も大してしないですむし。
まあ、経済的には必然だよな。
∧∧
( ‥)でも、それが世間的にいう「マスゴミ」って
評価に通じるんじゃないですかね?
(‥ )答えが先にありき、追加データの検証は無視、
「という危険性がある」*「ある」と言っているだけで危険性の度合いが無視できるレベルでしかないのか、もっと大きいのか、その判定から逃げている
とか
「という意見もあります」*等価でない意見を等価であるかのように列挙する
とか
∧∧
( ‥)マスメディアは創造論者とかと同じぐらい
疑似科学ちっく?
(‥ )方法論的にはそういう側面があるのじゃないか?
そっちの方が楽だから人間としては当然の選択肢だけどね。
ただ、そうなると「痛い」が分からなくなる。
∧∧
( ‥)政策実行→成果→再選/落選
という試行錯誤の過程がうまく機能しなくなると。
( ‥)どこが痛いのかはちゃんと伝えないとな。
逆に「ここが痛い、痛い、いったーーーいっ!!」と過剰に伝えて金儲けしようともするので、それはそれで問題だ。
(‥ )ワーキングプアとかな。
NHKがどのつら下げて「働けど貧乏」などと
伝えるのやら。
∧∧
( ‥)まあ、神経は適切に信号を伝えるべきだと。
それが仕事です。