どうも記述からすると、やはりダーウィンは量的遺伝子が集積する過程を見ているらしい(というか考えてみれば当然か)、のだけども。
∧∧
( ‥)具体例を検証するとなるとやっかいですね
(‥ )ショウジョウバエの事例はあるんだけどねえ・・・
マザーの本しかもっていないんだよなあ。
マザーの本は当然、参考になったのだけども、ダーウィンがショウジョウバエの育種に言及しているはずもなく、さりとて肝心なハトの論文には辿り着けなかった。もっともそれは100年前のものだったんだけど。
∧∧
( ‥)ハトの育種なら、もっと最近のがあるはずですよね
(‥ )しかり。だがまだ見つからん。
弱ったね、もっとリサーチしないと。意外と実は部屋に転がっている本の中にヒントがあるんじゃねーのか? と思ったりするんだけど。あれ? もしかして「遺伝」のバックナンバーを探せばいいのか?
それにしてもマザーがやるまで科学者が行った”量的遺伝子を集積する試み”は破綻していたらしいけども、
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(‥ )連鎖している有害遺伝子を集積させて
\- しまって、結果として系統の絶滅が起きたみたいですね
(‥ )それをマザーさんたちは淘汰を加えていない
野生に近い集団と交配させることで
是正させたというのだが
是正させたというのだが
でもなあ、考えてみれば品種改良のさいには大きな集団が必要で、、、というのはダーウィンが育種家の作業から語っていることなんだよねえ。
( ‥)ダーウィンからマザーさんまで
何があったんだろう?
∧∧
( ‥)育種家と科学者の交流って
どうだったんでしょうね?
あまり関係ないけども、ルイセンコ時代にかかれたソ連の乳牛の育種の本をちらっと読んだら、ルイセンコ万歳という表現とうらはらにルイセンコ的なことはしていないらしく、見た限りでは地道に優良な個体を選抜して交配させ、畜舎を良好に保ち、適した飼料を与えることで目標を達成したっぽい。
よもやと思うが、ソ連に関して言えば、現場にいた育種家は冷静で、キチ○イ研究者(自称)の言う事なんか無視して地道に頑固に伝統的に仕事をしていただけなんじゃなかろうか。