自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2013年12月4日水曜日
鮮やかに紅葉
公園にいって資料に目を通す。
∧∧ 紅葉の季節です
( ‥)
‐( ‥)ひなたぼっこしながら
‐□ 資料を読む
暖かいし、部屋にいるよりも気分は良いが、体と頭はがたがただ
ともあれ
ひとやすみしますか
∧∧ せっかくの公園です
(‥ )
‐( ‥)紅葉の写真を
‐□ 撮ってみるかね
なんでも、もう痕跡すら残っていないが、昔、ここには人家があったという。そのせいか観賞用や食用に植えられたと思わしき、杏の木やカキがあって、そしてこの季節になると真っ赤に映えるモミジ
だが、意外と撮影が難しい
∧∧
(‥ )なかなかうまい具合に
□□‐ 写ってくれませんね
(‥ )まあまあなのを
アップしてみたけども
さてどんなもんだかね
先日、公園に行く途中、民家の前を通った。この辺りは昔は農家と畑と田んぼで、その家も大きな農家だったらしい。今でも大きな家だが、散歩途中のイヌがその家に入ろうとしていて、飼い主のおばさんが、駄目よ、もういないの、いないのよ、と紐を引いて止めていた。
∧∧
( ‥)...ああ、あの家の
わんちゃん、とうとう
亡くなったんだ
( ‥)ここに引っ越してきて
‐□ しばらくした時に
子犬時代のその子を
見たのだよね
せいぜい20〜30センチ、よちよち歩きで側溝のふたになっている金属の格子に足を落としてしまいそうな小ささで、ぴょんっとジャンプしてそれを避けていた。ふかふかの柴犬だ。
∧∧
( ‥)あっという間に
大きくなってね
翌年かその次の年には
もうお母さんになってね
(‥ )親子二匹で、散歩しててな
良く似ていたよなあ
元気はつらつな時代が何年も続き、だんだん貫禄が出てきて、そして歳月が過ぎて毛並みがくすみ、目尻がぬれたようになり、歩く速度は落ちて、はあ、はあ、と息をするようになり、飼い主にだっこされるように散歩させてもらい
∧∧
(‥ )確か、最後に見たのは
□‐ このもみじの近くにある
場所でしたよね
(‥ )まだ寒かったから
今年の六月ぐらいかなあ
雨が降っていたし、
明け方早い時間だけど
もう明るくて、
おっさんたちが散歩してて
すっかりよたよたになり、肛門のあたりは腫れたように膨らんで、ああ、もう長くないのだな、と思っていたけども。
∧∧
( ‥)昨日みた飼い主のおじさんは
もう一人で公園に来て
いましたよね
(‥ )母イヌと娘イヌ、
年齢は1つか2つ違い
だしな、
仲良く逝ってしまったかな
さてもさても、一頭のイヌの一生を見てしまうくらいここには長居をしてしまったけども。
∧∧
( ‥)さて、あなたはどうしますか
( ‥)まあ、なにはともあれ
‐□ 仕事なんだがな、
体が重い、
背筋痛い、
運動が不足だな
紅葉は意外と撮影するのが難しい。あの鮮やかな赤と青い空、緑の森、くすんで枯れかけた黄色を写すのはなかなかだ。
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