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2013年3月6日水曜日

1000年レース

 
 
 しばしば言われることで曰く
 
 中国は日本にすぐ追いつきますよ。20年もすれば逆転ですよ。全部、中国のものにしますよ。
 
 日本は中国に追いつかれますよ。全部、乗っ取られますよ。
 
 ∧∧
( ‥)無理だと。
 
  (‥ )僕ら、自分自身のことを
      思い出せばいいんだよ。
 
 300年の鎖国で開けられた差を150年たっても埋められない。
 
 ∧∧
( ‥)300年さぼっていたわけ
    ですからね。慌てて
    走り出しても、相手だって
    走ってますからね。
 
  (‥ )そうそう差が埋まるわけ
      ないんだよ。
 
 中国が日本に追いつき凌駕して超大国になる。日本がアメリカを凌駕して超大国になる。
 
 ∧∧
( ‥)どっちも夢物語、
    50年、100年では
    無理だと
 
  (‥ )数世紀、あるいは1000年
      このぐらいの時間を
      見据えて進むべきだと思う。
 
 考えてみれば西欧だって、ローマ帝国による西半分の放棄と崩壊、その最底辺からスタートして、そしてここ500年から300年の間に強国への道を踏み出したのだった。

 ∧∧
( ‥)ほぼ1000年かかってますね
 
  ( ‥)西欧世界は他の地域より
      ハンディキャップがある。
      しかし、それを踏まえても
      走り続ける世界の中で、
      他人よりほんのわずか
      足を速め、ついに
      トップに躍り出るまで、
      これだけ時間がかかった
      そういうことなんだよな。
 
 開国から150年走り続けても追いつけない日本は、当然なんだとも言える。
 
 ∧∧
( ‥)人類の今の文明が自壊しない
    限り、このレースは
    500年、1000年で
    考えるべきだと
 
  (‥ )だからさ、すぐに追いつかれる
      追いつくとか言うべきじゃ
      ないんだよね。
 
 そんな甘い発想していると派手にすっ転ぶこと確実。
 
 
      
      

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