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2012年3月11日日曜日

まるで人生のように

   ( ‥)そういや、読解力がない割には
     -□ 一生懸命に書評を書いている人間を
       「劣等人種」と呼んでいる奴が
       いたよなあ
 ∧∧
( ‥)なんかもう、言い様がめちゃくちゃですね
 
 
   (‥ )劣等人種と言う奴が劣等人種なんだー
       馬鹿というお前が馬鹿だ発言を
 ∧∧
( ‥)火に油を注いでいるのか
    水を注いでいるのか
 
 
   (‥ )熱した油に水を注ぎましたが、何か?
 ∧∧
( ‥)燃え上がるよ?
 
 
 まあ、最低限、書評ってやつはご本人の能力の開示でもあるので、あまり痛いことは書かない、しない方が良い、というのは確かではあると思う。実際、1冊の本の内容を把握するには、別の本を多数、それも適切なものをチョイスして読まねばならぬ。それを考えたら、読むどころか、そう簡単に書評が書けるわけがない。
 
 読んだら書く。それは手軽に書き過ぎだ。
 
 
   ( ‥)例のビザンチンの書評を書いた
     -□ 奴も読んでる本を見ると、ああ
       噛み砕かれた啓蒙書を読んで
       知った気になってせっせと
       書評していて、お前、
       このレパートリーじゃ駄目だろう
       だったしなあ
 ∧∧
( ‥)「接続詞がおかしい」とか、内容が全然理解
     できなかったんだろうなって書評でね
 
 なあ、内容書こうぜ。接続詞しか分からなかったとか、日本中に自己申告してどうするよ?
 
 ∧∧
( ‥)そもそも
 
    ( ‥)基礎を理解するにはたいくつな本を
      -□ 読まなければいけない。
 
 退屈な本を読んでいない時点でもうアウトだし、熱心に書評を書いている、あるいは”熱心に書評を書ける本”を読んでいる時点でかなりやばい。
 
 そしてまた、現実問題として退屈な本を大喜びで読んだり、書評したりする変人はそうはいない。
 
 ∧∧
( ‥)ようするに
 
     (‥ )世にあふれかえる書評は、
         そのほとんどが原理的に
          ゴミくずだってことじゃね?
 
 まるで人生のように何の役にも立たん。
 
 
 
       

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