新書を2つ読む(ひとつは読み終えたが、さらにもう1回か2回は読まないといけないだろう)。
∧∧
( ‥)どう?
( ‥)どっちも読ませる文章だね
-□ 読みやすい。もちろん、
内容が正しいのかどうかは
別書籍でチェックしないと
いけないけど
∧∧
( ‥)読みやすいと正しいはあまり
関係ないですから
( ‥)そして思うに...
-□
一冊はこんな感じ
A:これは何々だ。それで考えると何々だ、だから何々で、ゆえにこれこれなのである。
もう一冊はこんな感じ
B:これからするとこれは何々かもしれない。事実これこれな事例があり、だとするとやはり何々であったと考えた方がよさそうだ。そうだとするとこれこれだったように思われる
∧∧
( ‥)Aは説明ですね
-□
(‥ )自分の仮説、というか前提かな
それに基づき現実を解説して
みせた、そんなとこだね
∧∧
(‥ )Bは仮説の提案とその論証ですか
□-
(‥ )仮説を考えた、仮説が正しいとすると
次の予想が立ち、事実そうである。
では仮説が正しいとするとこのように
解釈できるのではないか?
提案、論証、解釈だね
∧∧
( ‥)同じようでいて、
(‥ )ずいぶん違う動作なんだよな。
□- Aは現実を自分の仮説にはめこんで
ただ配置しただけに思える。
Bは仮説それ自体の確からしさを
まず示してから、これでどうだ?
と問いかけ、提示している。
∧∧
( ‥)論証がある分、Bが良心的だと
言えますけどね。
( ‥)ただなあ、弱ったことに
-□ Aの方が読みやすいのだわ。
正直な話、Aはうさんくささ
全開でもあるのだけどね。
さて、もしそうだとすると
∧∧
( ‥)分かりやすいとは仮説に現実を
はめこんで整理することであって、
(‥ )論証や確からしさは、
□- ”分かりやすい”とも
”分かった”とも縁遠い関係にある。
そのことをこの2つの新書は示している
そう見えるのよ
∧∧
( ‥)その解釈が確からしいかどうかは
(‥ )これらの書籍の内容を他の書籍で
□- -□ クロスチェックすることで確認
できるかな。