公園向こうにある図書館から帰宅。公園は
∧∧
(‥ )これがもうひどい有様で
(‥ )道は引きちぎられた小枝や
葉っぱで覆われているし。
森がぱっと明るくなっていたね。
あっちこっちで木が倒れている。へし折れているもの、根こそぎ倒されているもの。1本だけ立っていたままばっきり折れたもの、森の中にあるのに上半分がなくなったもの、へし折れたスギ。ぶったぎられたヤナギ。
∧∧
( ‥)ここ15年あまりの嵐の中で
被害最悪でしたね。
前は根こそぎ倒れたスギが
2本だけだったでしょう。
(‥ )今回は公園のトレードマークのような
大きな1本ケヤキも根元から
へし折れていたしな。
雨や水による浸食の痕は、まあ目立たなかった。とにかく風が強烈だった、そういうことらしい。
∧∧
(‥ )まあ、森っていうのはこうやって
更新していくのですよね。
(‥ )破壊が起きて、暗い極相林に
明るい場所が出来る。
そうして明るい場所を好む
植物が生えてそこを好む
昆虫などがやってくる。
こうして多様性が産まれる。
まあ、あの公園は放棄された雑木林と水田の成れの果てなので、極相林ってほどでもないのだけど。それでも森の中で大きなシラカシが高さ3分の2のあたりからへし折れているのを見た時は、ああ、こういうものなのか、とも思った。
∧∧
( ‥)屋久島だって台風とかで
次々に更新していくの
でしょう?
(‥ )なんか聞いた話じゃそうらしいよね。
そういう点でいうと自然=深い森(まあ確かに深いのだけども)=暗い森=命が多い森、というのはあまり正しくない世界観。例えばもののけ姫とかのイメージはむしろ間違っているよね、という意味で。