この宇宙はつまらなさが無限に累積して出来ている。
∧∧
( ‥)そうなの?
(‥ )そうなんじゃないの?
自分たちの人生を振り返ってごらんよ、つまらなさで満杯じゃあないかい?
∧∧
( ‥)でっ、その宇宙でどう生き延びるのかと申しますと
( ‥)必要な資料に目を通し、人に聞いたり、取材したり
-□ 実際に見に行ったり。
そういうことをしないから、例の事業仕分けになってしまうってことじゃあないのかね。おしゃれに言葉を斬ったところで現実を理解することなんかできやしない。それはただのきれいな妄言になってしまうだろう。
(‥ )格好いいことしよう、夢を実現しよう、
そんなきれいごとを言っているうちに足は地面から離れ、
あらぬ場所へいっちまうってわけさ。
∧∧
( ‥)はあ
まあそんなことはともかく、必要な資料に目を通している最中なのだけども、どうにも頭が限界。先日、人にインタビューしたことのかなりの部分はこれまた別の本を読めば調べがつくことでもあった(ということに昨日、気がついた)。
∧∧
( ‥)でも、インタビューしたからこそ、その本の内容が
すらすら頭に入ってくるわけでしょ?
(‥ )まあそうなんだけどさ。インタビューされる人は
本の解説委員じゃないんだぜや。
もしそんなことのために取材を使ったら問題だ。
∧∧
( ‥)でも取材という行為にはそういう効果も見越されている
のじゃないの?
(‥ )それはそうなんだけどさ。
さりとてそれを主眼にするわけにはいかんでしょうよ。
さて、今度は技術関係の資料だけでなく、科学関係というか論文も読まなければいけなさそうなのだけども、まいったもんで、このジャンルのことはほとんど分からない。
∧∧
( ‥)蛇紋岩
-゜
(— —;)いやそのくらいのことは知っているんですけどね。
□- それでどうこうなるようなもんじゃないがな。
それでも目を通さねばならんでしょうよ。それ以外にこの”つまらない世界”を歩く真っ当な手段はない。
∧∧
( ‥)つまらない世界を歩くにはつまらない方法しかないと。
(‥ )真っ当な手段というのはつまらなくて退屈で、
派手でも華やかでもなく、永々と続く作業で
でもだからこそ有効なんだとも言える。
∧∧
( ‥)でもさすがに少し疲れましたか。
( — —)ちょっと休みますね。