自己紹介

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2010年3月21日日曜日

ナズナ

 
 ナズナのスケッチを生命の樹にアップ。Untitled Document その他、被子植物のコンテンツなどを手直ししたり、Eudicotのコンテンツを作ったり。

 
 ∧∧
( ‥)こんな作業に丸々一日使っちゃいましたね
\-
     ( — —)まあ、しょうがないよ。
           一応、仕事になるわけだし。

 しかしまあ、そうねえ、実際のところこんなことでもしないと雑草の系統とか、それに付随する議論とか問題とか調べないよねえ。

 ∧∧
(‥ )アブラナ科の共有派生形質に辛みが??
 □-
     (‥ )なんかそうみたいね。

 考えてみればそうか、ダイコンは辛いし、カラミダイコンなんていう品種もあるし、ワサビもアブラナ科だし、ワサビダイコン(書籍によってはセイヨウワサビ)も辛みを目的に栽培される品種だし。

     ( ‥)さっき引っこ抜いてきた
       -゜タネツケバナも少しワサビ臭がするような、、、
 ∧∧
( ‥)そうなんですか??

 まあ、今度、色々食べて調べてみよう。

 ナズナ、どうでもいいような雑草に見えて意外に奥が深い。

 

2010年3月20日土曜日

だってめんどくさいことしたくないじゃん

 
 ドイツはずいぶんあったかいらしい。

 日本のこちら、本日の関東は神奈川県。朝晩は寒いが、昼間は風が冷たいものの、曇りがちながらも太陽は暖かかった。ナズナをスケッチした。
 
    ( ‥)他に今日は何したっけ?
 ∧∧
( ‥).....

 ああ、朝は原稿のチェックしたよなあ。キャロラインがシャーロットになっていたのに気がついてあわててなおしたっけ。一応、後でもう一度確認しよう。キャロラインは嫁に出ているはずだし、年代を見て、整合性がとれるかどうか検討しなければならぬ。

 ああ、しかし、それから何したっけ?

 ∧∧
( ‥).......

    (‥ )いやいや、仕事したよ、仕事した。
        図書館にいってギリシャ語の辞書引いた
        部屋の整理もしたよ、本の間に道ができたよ。
        テラスにすぐいけるよ。すごいよ画期的だよ。

 さて

 テレビとか新聞社とか図体がでかくて時代に対応しきれていない情報産業がヨロヨロとよろめいてる。無駄に図体がでっかい分、そう簡単に倒れないけども、ああ、でも予測するにあの人達はどうにもしないんだろうなあ。

 ∧∧
( ‥)なぜにそう予測します?

    (‥ )人間はコストを最小限、利益を最大に
        しようと考える動物であるとしようじゃないか。


 会社や組織で利益を最大にする手段とは何か?

    (‥ )何もしないで給料もらって、危険な選択肢を選ばずに
        定年退職、退職金と年金、セカンドライフ、うはは。
 ∧∧
( ‥)まあねえ、そりゃあ当然ですよねえ。

 ということはベストな戦略とはすなわち

 ”何もしない”

 ということに違いない。ありきたりな答えで、しかしベストな選択肢。さあ世の中のおじさんおばさん諸君、民間も企業もNHKも何もしない仕事人生を満喫しようじゃないか。


    (‥ )まだ会社に余裕のある期間に退職できる
        上司は安全パイをとることが可能であるし、
        ゆえに部下に冒険はさせないに違いない。
 
 ∧∧
( ‥)はあ、まあねえ、それがベストな戦略でしょうねえ。


 会社がつぶれる前に逃げられればそれでいいではないか。問題ない。さあさあ、今日も会社に愚痴をこぼしながら、自分の人生を肯定的に評価しつつ、現実には眼をつぶろう。幸せになることは悪いことじゃあないはずだ。


 ∧∧
( ‥)じゃあ、よろめきはじめたああいうでっかい企業は
    手遅れになるまで何もしないと?

    (‥ )そうじゃねえの?

 体に悪いと知っていても酒やタバコや遊びやデブはやめられないだろう。個人でさえ是正しないのだから、個人の集合体の企業なんてもっと阿呆に違いない。

 ∧∧
(‥ )でもテレビがないから良く分かりませんね。
\-
    (‥ )そうねえ、今頃、世界はどうなっているのかねえ。

 世間が何をしているのか、それは興味が持てない謎。

 
    (‥ )幸せとは不幸の源だよ
 ∧∧
( ‥)はあ
 



      

2010年3月18日木曜日

その論拠はどこから湧いて出た?

 
 森は木の芽がほころびはじめたので、もやーーっとしてる。もやーがもややーーーーっとしてきた。林の中でタチツボスミレも咲き始めたし、いよいよ春の花のシーズン到来。ドイツの森はどんな感じだろう?

 さて

 出版界も市場縮小、赤字だけども、しかしテレビはもっとつまらない。はて? すると出版界の人間よりもテレビ界の人間の方が仕事をしていないってことだろか?

 ∧∧
( ‥)手抜きがばれやすいとか?

    (‥ )さあ? 

 背景真っ白で面白いコンテンツを作れと言われて、できないよと言うのがテレビで、はいはいとやっちゃえるのが漫画?

 さてさて

 漢方薬ってやつには妙な話がついてまわる。例えばの話

 漢方には副作用がない

 ∧∧
( ‥)そんなわけないでしょ?

    (‥ )まあないよな。

 水だって一時に大量に摂取すればえらいこっちゃになるわけだし、塩だってそう。だから最低限、

 「副作用がないなんて断言できるわけがない」

 ということは言える、そして事実として副作用はあるだろう。

 ∧∧
(‥ )化合物や化学物質が天然由来だからといって
\-   有益かつ無害であるっておかしいですよねえ

    (‥ )そりゃあね、おかしいだろうね。

 確かに、完全に合成された塩化ナトリウムと海水から煮出して作った塩はずいぶん違うけども、それは

 ∧∧
( ‥)不純物があるかないか(極微量)の違いでしょ?

    (‥ )煮出したのなら塩化マグネシウムとか
        もっと微量の元素とか
        色々入っているわいなあ。

 しかしそれは天然(おかしな言葉だ)と合成はそういう意味合いにおいて違うってだけの話。生物に必須のものが混入しているとか、そういう理由で不純物が入っているからいいこともあるけども、逆にいえば、、、

 ∧∧
( ‥)不純物が入っているからやばいってものも
    ありますよねえ。

    (‥ )純粋で健康、天然だって言われて販売されているけども
        いやあ、それ、ダイオキシンとか水銀入ってるっしょ
        ってものも普通にあるからなあ。

 とまあ、そんなこんなで漢方は副作用がないってのはずいぶんおかしな話だ、と思っていたら、最近、聞いた話ではなんでも漢方の先生からしても”副作用がない”というのはおかしな話なんだとか。

 ∧∧
( ‥)漢方の背景理論って陰陽五行説とかそんな
    もんですよね? 水は火に勝ち、土は水に勝ち
    以下云々ってやつですよね。

    (‥ )あれってようするに、人体のバランスをとれば
        調和が保たれるって理論だよね。

 彼が言うには、中国の漢方の先生が曰く、ずっと摂取してたらバランスが崩れるじゃないですか、という話。確かにたぶんだけども、漢方の理論からしてもそうなるよなあ。

 陰陽五行説をこちらが採用する必要はないのだけども、その理論から見ても副作用がないという主張はおかしいでしょ、というのは、そりゃあそうでしょと言える。何千年も漢方してきたのだから、やばい処方や悲惨な結果を招くような説明は淘汰されて、理論自体はちんちくりんでも即座に有害で無い程度には穏便で当たり障りのない説明になっているだろう(だからたぶん、効能が即座でないのかもしれない)。

 ∧∧
( ‥)じゃあ、漢方に副作用がないって
    どっからきたんですかね?

    (‥ )さあ?

 原子論からしても、科学からしてもおかしいし、肝心の背景理論である東洋医学の視点からしてもおかしいとしたら、漢方に副作用がないとはどこから来た論拠なりや?

 

 

まあそこが組織の弱いところ

 
 そういえば先日、打ち合わせの時、相手の人がこんなことを言った。

 最近は、、いらいらするためにテレビを見ているようなもんで、、、。

 ∧∧
( ‥)確かに・・・・

    (‥ )テレビを持っていた時の最後の記憶は
        確かにそんなだったな。

 まあなあ、そりゃあなあ、テレビごときがネットや携帯に勝てるわけがないよなあ。

 ∧∧
( ‥)まあねえ、携帯の向こうにいるのは
    生きた人間ですからね。

    ( ‥)テレビの中にいるのは台本通りに動く
        出来の悪い人工知能みたいなもんだからな。

 アイドルやタレントやキャスターはつまるところ調整された二次元キャラみたいなもんだし(というか3次元の生きている素材を使うから2.5次元というの?)、後はシナリオライターやプロデューサーの腕次第なのだけども。

    ( ‥)でもつまらんな
 ∧∧
( ‥)お金がかかるからですか?

 確かにセットにはお金も時間もそれなりにかかるけども、いやあ、つまるところ才能なんじゃないすかね? それかあれだ、根本的に組織の弱点じゃないの。

 ∧∧
( ‥)そう?

    (‥ )漫画家は面白い連中がごろごろいるだろ?
        テレビはコンテンツで明らかに漫画に
        負けてるじゃんよ。

 セットが立派でリアルでもつまらないものはつまらないし、絵がへたくそ(ヘタウマ)でも面白い漫画は面白い。

 ∧∧
( ‥)じゃあ違いがあるとしたら

    (‥ )そりゃあ個人の才能じゃない?

 さもなきゃ、会社にいると適当ーな仕事してても給料が入るから困らんので知らんうちに手を抜くってやつだなあ。

 ∧∧
( ‥)出版社の漫画担当者も会社人間ですが。

    (‥ )だけども人間は見つけてくるよね。

 フリーのシナリオライターってのもいるんだろうけども、どうなんだろうねえ。個人の力を引き出す過程においてテレビはうまくいってないってことかねえ。図体だけでかくてよろめいて、手抜きで、組織の悪い点ばかり出ていて。それでも今の中核の人間が退職するまでは会社も保つから勝ち逃げする気かな? 中堅の人たちは。

 ∧∧
( ‥)いまやテレビは漫画以下の手抜きメディア?

    (‥ )事実として面白さにおいて負けているじゃんか。

 


NHK

 
 テレビ捨てたけど金払えとNHKから通知がくる。

 ∧∧
( ‥)そういえば集金にきたおばはんが、
    あたしは集金するだけで、解約とかそういうのはしてないの、
    だかなんだかと、、、

     ( ‥)そう言ってたか
         妙な話だがなあ。

 電話したら 

 テレビ捨てた? いやあ解約の手続きしてないですねえ、事務的な記録ないです、じゃああなたの言ったことを聞いたという集金の人に確認してから折り返し電話を、、、

 いやいや、ちょっと待て。集金に来た人間はあたしじゃできない、だって集金の業務を委託されているだけって言っていたわけだろ(うろ覚えだが)。じゃあ担当した人間に聞いたところで事務手続き上では何も意味ないじゃんか(聞いた人間は報告する義務はないと主張しているし、事実として報告していないし、しかし義務のない人間の報告を聞いてからでないとお客であるこちらが言ったことをまま受理しないというのなら、なんのこっちゃないお前の申告には意味がないと言っているのと同じ)。

 でっ? 担当した人間が覚えてないとか言ったらどうすんだい?

 と聞いたところ

 折り返し電話しますんで、しか言わないので、もっと上の奴に代われ、と言ったが

 ∧∧
( ‥)まあ、上の人間とやらも
    どっちも同じ反応でしたね
   
    ( ‥)本当に報告の義務がないのかどうか
        契約内容を把握してないのかもしれないな。

 集金しているおばはんと自分たちがどんな契約かわしているか、あんた知らないだろ? といっても折り返しかけ直すので、の一点張り。ああやっぱり、知ってないなこいつら。

 どうでもいいから解約しろと言うと、解約するなら部屋を見せろという。

 じゃあ今すぐこいと言うと、すぐには無理だとか抜かしやがる。おまけにNHKの未払い料金は債券になるのだとか言う。すぐには確認にはいけないけど、その分の金は債券だから支払えってか? おいおい? どんな悪徳商売だよお前ら。

 いいから今すぐこい、でさっさとこさせた。

 ∧∧
( ‥)30分できましたね

    (‥ )隣駅だもん、当たり前さ。
        歩く距離だけ考えれば1キロないんだよ?

 できるなら最初っからやればいいんだ。高給取りのくせになにふざけたこと抜かしてやがる。時給分の仕事しやがれ。

 ∧∧
(‥ )でも名刺の名前からすると
 □-  電話で対応した人じゃないですね

    ( ̄  ̄ )時給分の仕事・・・・・

 まあ、何はともあれ、これで僕ちゃん文系だからノーベル物理学賞の内容分かりませんとか平気でほざくキャスターを飼っているような連中とは正式に縁が切れたわけ(なのか?手続きしてないから金払えとか平気で言いそうな連中だ)


    (‥ )いいかね。死んだNHKだけがいいNHKだ。
 ∧∧
( ‥)はあ
 
 

その壁はなんである?

 
 ∧∧
(‥ )テラスに出していたサクラソウの花が
□   咲きました

    (‥ )ドイツは今日、明日と暖かいみたいだ
        あちらもそろそろサクラソウが咲くのかな?

 さて

 すでに昨日、のそのそと歩いた三浦海岸、そしてその台地。歩いて、見て、そして帰ってからまたgoogleで思い出に聞かされた家を探してみて、そんなこんなでなんか気がついたことがある。

 ∧∧
( ‥)うねうねの谷間が分岐する股にあたる部分では
\-  岩石が壁のように露出しているみたいですね。

    (‥ )?! 確かに昨日見た谷間はそうだったよなあ。

 はてねえ、浸食ってそういう作用をするの? まあ分岐した谷がそのままさらに浸食されると分岐点のV字状の突出部は、上から見ればたしかに台形を逆さにした形になるといえばなるか。

 つまり \  /  → \__/  
      \/
 

 ∧∧
(‥ )重機を入れて削ったとか?
\-
    (‥ )谷間はどこもかしこも畑だからね。
        でもそんなことをしてもあまり広く
        ならないぜや。

 そういえば海岸近くの小さな崖を見たら、海岸の岩石と同様?の岩ががさがさに崩れて砂と一緒に埋まった層が露出していたけども、ああいうのって浸食の過程で崩れて流されて埋まったくずだろうか?

 ∧∧
( ‥)谷間の壁が出来る過程で崩れた岩石も
   含まれているとか?

    (‥ )かもしれないね。

 あの壁は何?

 

2010年3月17日水曜日

そしてその場所を探しにいった

 
 ∧∧
( ‥)でっ、始発電車に乗って三浦半島まで
    いってきたというわけですか・・・

     ( ‥)7:15には海岸につくという
         この速さ。

 海岸の岩石に残る生痕化石を眺め、部屋で飼っているイソギンチャクのために海水をくみ、そして歩き始めました、緑のうねうね目指して

 ∧∧ やっぱりうねうねの正体は谷間の斜面ですね
(‥ )
 -( ‥)河川の浸食だよねえ。

 うねうねの中にはどれも小川が流れてる。ところどころ海岸のものと同じ堆積岩がわけわからん方向を向いて露出していたり、堆積岩の上に関東ロームが乗っているせいか湧き水がわいていて、そこにはオタマジャクシたちがいたりする。深海の堆積物と火山灰の堆積物の中にオタマジャクシがいるのはなかなか愉快。

 ∧∧ 道がなくなりました
( ‥)
 -( ‥)むう

 谷間の奥はさすがに手つかずで完全な森とやぶに覆われていた。いけばいくほど歩きづらくなるし、小川の浸食で溝まで出来ている。しょうがないのでマムシグサを傍目に見ながら、斜面を無理矢理に登って出てみれば、そこは台地の上、一面がダイコン畑、そして見つけた目指す家。

 三浦半島ね。子供の時、そこにあった別荘のような家に何度かつれられていったことがある、しかし今ではどこにあるのか分からない。近くに漁港があって、周りは畑で、他に家がなくて、農道を通っていった場所にあって・・・。

 そんな思い出話を聞きつつ、はて、それならgoogleでも位置が分かるのではあるまいか? あのあたりは人家が少ないわけだし該当する特徴的な家なら航空写真で充分に分かるだろう。

 そう検討をつけてみれば目的の場所のすぐ近くにあるじゃないですか、なんかかなり記述に合う家が。じゃあだったら谷間と地層の観察と一緒に見に行こう。航空写真から見るにその家がある場所は地形的には浸食されて成長する谷間の、本当に一番奥。ようするにこれから台地が削れ始めたところだよというところであって、つまるところ目的の谷を突破すればそれでそのまま辿り着けるって案配(谷間が途中で分岐するので正確には家の横に出る)。

 ∧∧ そしてドンピシャリ目の前に出ましたね
(‥ )
 -( ‥)それはいいのだけども、むう、意外と
   -□  近くに人家があったなあ。

 航空写真ではもっと孤立して見えたのだけども、現場に立ってみると意外と近所の家が目立つ。聞かされた思い出話にかなり合致する家なのだけども、整合しないところがあるのも事実。

 ∧∧ もう少し、手広く探してみますか
( ‥)
 -( ‥)地層を探しつつ、家も探してみよう。

 帰り際には赤土の露頭を観察。なかなか考えさせられるものがある。

 

2010年3月16日火曜日

そのうねうねを知れ

 
 恐竜絶滅は隕石衝突ってことで決まりでいいですよねー、というある意味ありきたりな論文が出たのだから、そろそろちゃんと絶滅のコンテンツもきちんと作ろうかなー、夏ぐらいまでに、と考えているこの春先。

 ∧∧
( ‥)外は雨がざーざー

    (‥ )軒下の洗濯物は大丈夫かいな。

 さて

 三浦半島の南部。そこは海岸にある漁村と港町。そして台地とでもいうのか、半島の高い場所を占める大根畑とキャベツ畑の広がる世界。

 しかしgoogleで見ていると、あっちこっちにうねうねと緑のラインがのたくるように伸びている。

 なんだー? これー?? と思いながら、ストリートビューも併用したり、実際に近場を歩いた経験から考える。

 ああ、これは、、、

 ∧∧
( ‥)開発されずに残った斜面ですね。

    (‥ )おいちゃんの家の近くでいうと河岸段丘の
    \-   斜面と同じなんだろうね。

 たぶん、半島が隆起して大地となり、しかしそれと同時に浸食され始めて、谷間は田んぼや民家に(谷間は水が豊富なので)、上の台地(とでもいうのか)は畑に、そして間の斜面は開発できないので森のまま。たぶんそういうことっぽい。

 ∧∧
( ‥)うねうねが分岐して走るのも

    (‥ )河川(この場合は小さな小川)が
        作ったからだな。

 また今度、いって調べてみましょうか。

 

 

2010年3月15日月曜日

バーチャルで歩く

 
 確定申告は無事終了。事務作業が嫌いなので、ようやくせいせいとした感じ。帰宅後、googleで三浦半島をリサーチ。

 ∧∧
(‥ )半島の南部は町と畑だらけですね
\-
    (‥ )以前、西岸から東岸へ半島を歩いて
        抜けたことがあったけども、、、

 途中で広大な畑が広がったり、放棄された大根やキャベツが山になっていたり(生産調整ってやつですか?)と、へー、大通りから一歩離れるとこんなふうになっていたんだ、と思ったことが。

 そういうわけでグーグルのストリートビューを使って、かつて歩いた道を探してみたり。

 ∧∧
( ‥)懐かしい風景が出てきましたよ
\-
    (‥ )意外と狭い場所だったんだな。
        実際に歩くと、「うわあ、広い」と
        思ったもんだけど。

 ちょっとした丘の上にお家があると言っていた。どれだろう。該当しそうな家は幾つかあるようだけど、よくわからない。

 そして以前、歩いた道には赤土の路頭があったように記憶していたのだけども、しかしビューでははっきりしなかった。今度確認しにいってこよう。

 ∧∧
( ‥)時代としては新しい赤土ってことに?

    (‥ )それが分かればいいね。

 


本当に必要なのか?と問われたら

 
 自営業者は本日中に、去年の収入はこうでした、必要経費はこうでした、それで計算すると実質的な利益はこれこれになります、そこから計算すると払うべき税金はいくらになります、ですが、、、、

 ∧∧
( ‥)ですが、すでに徴収されている税金は
   これこれでありまして、私はすでに必要以上に
    払っています、ですから、、、

     (‥ )ですから計算上、必要以上に払ってしまった
         税金を還付してください、あるいは
         払うべき税金はこれこれですので、これだけを
          支払いますね。と述べるわけだが。

 それが確定申告。必要経費を主張するには領収書が必要になるので、自営業者はあっちこっちで領収書をもらうようになる。

 ∧∧
( ‥)そういえば、自営業を営んでいる家族が
    外食の時の食費を会議の必要経費として
     領収書をとるということもあるみたいですね。

     (‥ )まあ、会議っちゃ会議かもな。

 単に議事録が、ねえママー、お醤油とってー、こらっ野菜もちゃんと食べなさい、パパ、最近太った? お前は学校で一体全体、何をしておるんだ?? とか、そんな内容になるってだけで。

 ∧∧
( ‥)まあ、そもそも議事録をとってないでしょうね

     (‥ )そうだろうねえ。

 もちろん税務署だってそんないちいち細かいことなんかやっていられないので、それなりな収入、収益のある個人、自営業者、店にしか訪れたりはしないわけだけども(ようするに、このくらいは税金として採れますよね、という目算と利益の目処がたって行動するということ)。

 さてさて

 そんなこんなで必要経費と領収書を計算してみたところ

 ∧∧
(‥ )書籍代がAmazonだけで
\-   90万を越えてますね

    (‥ )あらら、、、、

 輸送や移動費などが減った代わりにamazonが圧倒的に増えた。書籍代はトータルで100万を突破。一方、論文のコピー代は4万円台でそんなに高くない(今年はコピー代が増える予定)。

 しかしもしも税務署とかに、この本が本当に必要なんですか? と問われたらどうしたものか。そりゃあ必要だから買ったのだ、と答えられるし、その必要性もとうとうと説明できるけども。

 ∧∧
( ‥)でも、本を読まず、口からでまかせを書くことだって
    できるわけでしょ?

    (‥ )そしたらもっと効率よく仕事ができるだろうなあ。

 実際、一般消費者は自分でいちいち記事や本の妥当性なんか調べないし、調べる人でも勘違いして間違った結論に辿り着くことがしばしばある。調べてなおかつ正しい結論に到達できる人間なんてごくわずか。

 ようするに、でまかせを書いてもバレないし、バレるにしても、調べて正しい結論を発見し、記述内容のおかしさに気がつく人は少数なわけだから、そんな少数派が例えば「水に良い言葉をかけてもどうにもなりゃせんよ」と言っても別にたいした効果はない。

 だいたい、最初に騙された人、実のところ本人は騙されたとは思っていないし、そもそも言い出しっぺの人間もそれを信じていたら騙したことにはならないのだけども、そういうヨタ話を鵜呑みにした人間は考え方を変えないだろう。人間はいちいち物事を調べたりしないのだから答えを知ることも、反論があることすら知ることはないし、認識すらしないのはこれ必然。

 ∧∧
( ‥)つまり正しい情報発信には
    あまり意味がないと。

    (‥ )たいした効果は認められない、というのが
        より正解かなあ。

 じゃあそういう状況であるこの世界の中で、本とか資料を集めることが本当に書き手なりライターなりに必要なことなのか? と問われたら。

 ∧∧
( ‥)どう答えます?

    (‥ )ライターにとって情報収集と論文の妥当性を
        検討することは、必ずしも必然ではない、
        そう答えるね。

 そんなことをしなくても書けるし売れるという現実は、つまるところそうした行為が必ずしも必要ではないということを示している。

 なんのこっちゃない。正しいことや確からしいことを伝えるのはサイエンスライターの条件でもなければ、義務でもないし、必然でもないってことだ。

 ∧∧
( ‥)では、あなたはなんて答えるんですか?

    (‥ )サイエンスライターにとって必要なくても
        私の作業には必要だ、そう答えるかな。

 サイエンスライターなんて肩書きに、何の意味も意義もなく、必然性すらありゃしない。
 
 
    (‥ )人間最後は、自分勝手にやれ、しか残らないのよね
 ∧∧
( ‥)はあ。

  



 

2010年3月14日日曜日

ぼんやりしてきた

 
 暖かい南風が入って日中はまさに春の陽気。

 ∧∧
(‥ )公園へいってみれば、樹々の芽が
    芽吹きそうな予感

    (‥ )ふくらんできたねえ。

 こういう季節、森は多数の芽が膨らんで、芽吹いていくので、もやーーーーっという感じになる。

 さて

 人件費が安いことを武器にして、より生活水準の高い国から仕事をもらい、そして売りつける。

 ∧∧
( ‥)でも、生活が豊かになれば、いずれ人件費が上がって
    今までお客様だった国と肩を並べて、
    ついには仕事をもらえなくなる。

    (‥ )少なくとも、単純労働では仕事はもうもらえないって
        ことだな。

 さもなきゃ、パートや非正規労働者を多くすることで人件費を押さえなくてはやっていけない。手に職がない人間は多分、一生、非正規労働者のままだろう。これに対して人件費が安い時代に就職した年配の人間は、いってみれば勝ち逃げ。実力がともなった地位ではないけども、まあ勝ち逃げであることには違いない。

 ∧∧
( ‥)その一方では、自分たちが豊かになって自分たちの
    人件費が上がったので、海外のより安い生産物を
     輸入して買うと。

    (‥ )かつて自分たちがしたのと同じことを
        よその国にやらせるってわけだな。

 安いものが手に入ったわ、とほくほく笑顔の一方で、給料がちっとも上がらないのはどういうことだ?? 生活が厳しい以下ウンヌン。さんざんにこぼすことになるのだが、その不満は言ってみればたわ言だ。

 ∧∧
( ‥)でも、たとえたわ言であったとしても
    それを言わないと生きていけないんですよね。
    あなたたちお猿さんは。

    ( ‥)社会が悪い、会社が悪い、景気が回復しない
        給料が上がらない、安いものが欲しい。
        僕は不遇だ、私は悪くない、認めないあいつらが
        いけないんだ、愚痴をこぼし続けないと人間は死ぬんだよ。

 と、言いつつ、人件費の安い中国とかインドに頼って、相手を買いたたいたり、あるいは商売に負けたり、品質が悪いと愚痴をこぼしたり、あちらの景気におんぶにだっこだったり。

 だがしかし

 ∧∧
( ‥)中国やインドもいずれ飽和状態に達するはずですよね

    (‥ )たぶん、僕らが生きている間にね。

 あちらは格差が大きいから、そう簡単に飽和状態に達しないだろうと楽観視していたのだけども、そうではないのではないのか? という意見があって、検討してみるとそうかもしれないってことに気がつく。さてさて、もしもそうなってくるとしたら困ったもんだ。

 ∧∧
( ‥)あなたの人生も後半生は
    えらいこっちゃに?
    時が来たらどうします?

    (‥ )ならないためにはさてどうするね?

 未来は曖昧模糊としていて、とりとめがなく、窮屈で広大だ。



 

2010年3月13日土曜日

夕日を追いかける

 
 仕事がすんだり、ここ直してくださいと再発注がきたり、打ち合わせにいったり、帰ってから人と飲みにいったり

 ∧∧
( ‥)東奔西走?

     (‥ )まあ、そういうことになるのかな。

 知っている子がドイツに帰った。電車に乗っていて夕焼けを見ながらふと思う。ドイツへいくのなら、あれですか、北回りですかね、どっちにしろ太陽を追いかけるわけだし、そしておよそ11〜12時間のフライトでも時差が8時間引かれるから

 ∧∧
(‥ )夕方の3:00ぐらいに出たとして向こうにつくのは
\-   夜の7:00ぐらいですね。もうすぐですか。

     (‥ )夕闇のすぐ後に到着する。
         よく言われるように、ずーっと太陽が沈まないわけだな。

 しかし今の季節、北回りだとしたらどんな案配に見えるんだろう、よくわからない。
 
 ∧∧
( ‥)太陽が地平線の近くにあって
    薄暮の時間が長く続くのでしょうか?

     (‥ )どうなんだろうねえ。

 ともあれ、考えてみればドイツはまだまだ寒いけども、しかしもうじき春がくる。ドイツの春は初めてのはずだ。

 ∧∧
( ‥)森にサクラソウが咲きますか?

     (‥ )見てみたいなあ。

 
 どうよ、木枯らしの森も、もうすぐきれいになるの? その様子はどうよ。

 
 
 

2010年3月12日金曜日

累積した人生に画期的な転換を

 
 仕事は、

 ∧∧
( ‥)終わりましたか?

    ( ‥)多分。
      -□
 
 結局、夜が明けたが、しかし今日は打ち合わせがある。

 ∧∧
( ‥)ありがちですね

    (‥ )ありがちだね

 さて

 ふと気がつけば現在の政権が成立してからもう半年。

 半年前にはこの政権が半年もつとは思わなかったので、半年もつか金を賭けようぜー、オレ、もたない方ね、と色々な人に話を持ちかけたのだがだーれも賭けに乗ってくれず、成立しなかったのが懐かしい。

 そういう意味では素直に意外。ごめんね、過小評価して。

 ∧∧
(‥ )支持率は低迷しているみたいですが
\-
    (‥ )とはいえ、半年もったのは事実さ。
 

 テレビがないから知らないが、どうも世間では金の問題で支持率が落ちたとかなんとか。そうなんだかどうなのかは知らないが、でもどっちにしたって何千万だの何億だの、金の問題なんかどうでもいいじゃないか。

 ∧∧
( ‥)そういうもんですか?

    ( ‥)ちゃんとした仕事をそれなりにできるのなら
        ちょっとのことには眼をつむるさ。

 まあ金の話はどうでもよい。。

 しかしそれにしても例えばあなたの人生を劇的に変えてあげます、こう言われた場合、その言葉を信用する人は何人くらいいるだろう?

 ∧∧
( ‥)そんないるとは思えませんけどね。

    (‥ )まあ、そんなにはいなさそうだよね。

 一人の人間の人生がある日、突然劇的に変わるってことはめったにないし、変わるにしても悪い方向に変わるのがだいたいだと思う。考えてみれば人間ってのは生物だ。死んで水と二酸化炭素に分解されちゃった状態の方が実のところ安定的。それを考えれば人生が”悪い方向”に劇的に変化するのが当たり前と言えば当たり前。

 だからなんだろうけども、あなたの人生を良い方向に劇的に変えて差し上げます。だからこれを買ってください。そんな言葉を信用する人間はそうはいない。

    (‥ )ところがさあ、人間個人の集合体である社会を
        劇的に変えます、と主張すると当選できるって
        どういうわけ?
 ∧∧
( ‥)さあ? 有権者は”ああ、はいはい セールストークで
    2割増なのね、、、”と思っているだけで
    言葉通りには受け取っていないのでは?

 かもしれない。

 だが、人生の集合体である社会を劇的に変えられると思う人間がいたり、少なくともそれができる、なんでもやっちゃえるはずだ、あれもしよう、これもできる、そう主張する人間がいるのはどういうわけだ?

 ∧∧
( ‥)人生の集合体を劇的に変えるのは
    可能だと思っているのかもしれませんね。

      (‥ )変な世界観だと思わないかね?
 
 人生を劇的に良い方向へ変えることは、まあほとんどない。一人の人間ですらそうなのに、その集合体となれば色々な人生を平均化したようなもんだ。

      (‥ )そうした集合を劇的に良い方へ変えるとは
          これいかに?
 ∧∧
( ‥)さあ?

 
 

2010年3月10日水曜日

アレクサンダー

 
 19世紀末に海洋生物の分野で活躍したアガシ

 ∧∧
(‥ )ルイ・アガシさんの息子
 □-  アレクサンダー・アガシさんですね。

    (‥ )Louis Agassiz の息子が
         Alexander Agassiz ってわけね。

 お父さんは1807〜73年。息子のアレクサンダーは1835〜1910年。

 100年ばかし前の論文を読んでいるとあっちこっちでアガシ(息子のアレクサンダー)の名前が出てくる。どうもあっちに調査航海に出かけてはドレッジ、こっちへ調査航海に出かけてはドレッジという案配。

 ∧∧
( ‥)つまりお父さんのライバルであったフォーブスが始めた
    ドレッジを大々的に使ったってことですね。

    (‥ )まあ、海洋調査では当たり前の手段になっていたって
        ことなんだろうなあ。

 19世紀末にはアレクサンダーは60歳前後になっていた。論文からなんとなく垣間みるに、蒸気船アルバトロス号を率いたりして、深海生物を含めて色々な海洋生物の標本を集めた、あるいはプロジェクトを遂行したことがうかがえる。Poromitraもそうした調査で記載されたもの。

 ∧∧
(‥ )彼に献名した深海生物も幾つかあるみたいですね
 □-
    (‥ )そういや、ギガントキプリスもそうだよなあ。

 Gigantocypris agassizii .....あれ? アガシ?? ルイ・アガシのこと? とか、これまでぽけーーーっと思っておりましたよ。記載論文を読めば、はい、アレクサンダー・アガシに献名ですね、状況から察するに。

 他にもアレクサンダーさん、なんだか学術誌を1冊丸々ぶち抜いて総説を書いたりしているっぽい、というかそうだよね、これ、というのが見つかったりする。深海研究の歴史を簡単に解説している章があったり、遅ればせながら今度、手隙の時に読んでおこう。

 ∧∧
( ‥)それにしてもアレクサンダーさんは
    大御所であったと?

    (‥ )そういうことだろうねえ。
 
 どういう人だったのかは、これだけではよく分からない。



 

2010年3月9日火曜日

息子さんの方ですか

 
 19世紀末の深海関係の論文ではAgassizの名前がよく出てくるなあーと思っていたけども。

 ∧∧
( ‥)考えてみればLouis Agassizさんじゃないですよね

    (‥ )おおっ、うかつだ。19世紀末には
     □-  ご存命ではないからなあ。

 息子さん、ですか。
 
 *息子のアレクサンダーに関しては次を参照hilihiliのhilihili:アレクサンダー  
 

Poromitra

 
 Poromitra それはπωρος + μιτρα なのだという話。

 ∧∧
( ‥)πωροςは小さな穴という意味だ
  -/ とありますが

     (‥ )確かに手持ちの辞書ではπωρολιθοςで
      □-  limestoneあるいはporous stone とあるけども。
         *λιθοςは石の意味。

 でっかい本格的な辞書ではchalk stone formed in the joints とかそういうような意味合いのことが書いてある。

 *ちなみにποροωなる単語もあって、それはfurnish with poresなのだそうな。

 ∧∧
( ‥)ともあれ、μιτραはヘッドバンドのことだそうですね。

     (‥ )ギリシャ人から見るとアジアっぽい
         エキゾチックな頭に巻く装飾のことを
         指したみたいね。

 穴の開いたヘッドバンド。頭部の帯状になった側線と、そこに開口する穴のことを指すか?

 まあ、記載論文を読んで、頭の側線に穴が開いている、と記述があればその解釈でオッケーだろうと思ったものの。

 ∧∧
(‥ )記載論文にはそんなこと書いていないっぽいですよ
 □- 
     (‥ )あれえ?

 はて? じゃあ。あれか? むしろ石製のヘッドバンドという方がまだしも雰囲気にあっているかもしれないということか?(μιτραにはユダヤ教司祭が頭にまくターバンだかなんだかの意味もあるそうな)。

 ところで

 ∧∧
( ‥)Poromitraを採集したドレッジってAgassizさんが
    やったものだったんですね。

     (‥ )Agassiz、やるなあ。

 というか19世紀末の深海ものの論文にはアガシの名前がしょっちゅう出てくる。

 ∧∧
( ‥)そもそもドレッジってライバルのフォーブスさんが
    始めたことじゃなかったでしたっけ?

     (‥ )おう、アガシ。

 人の生きた時代と人生がほの見える。↑以上のAgassizさんに関する記述は北村の勘違いなので以下を参照のこと:息子さんの方ですか
 

2010年3月7日日曜日

されて困る質問というのは例えばこれだ

 
 最近、されて一番困った質問。


:分類を系統立てて教えて欲しい。


 はへ?

 ∧∧
( ‥)にゃ?

    (‥ )たぶん、その、なんだ。

:私の知っている分類群を順序立てて(半順序立てて?)教えて欲しい。

 という意味合いのことを言っているのだろうと意訳。

 ちなみにほぼ同じ質問が独立して複数。


 

2010年3月6日土曜日

本日のジョークでアイデア

 
 ひさかたぶりに某会合へ

 そして本日、というかすでに昨日だけども、飲み会の席で示されたジョークでアイデアな提案

 人類の祖先が直立二足歩行をしたのは


    (‥ )森から乾燥地帯に出たとき、
    -    地面があちちだったので手を離してしまった
 ∧∧
( ‥)いやいやいやいや

 この仮説を検証してみよう。

    ( ‥)チンパンジーをあちちな乾燥地帯に連れて行って
       - そして離すのだ。
 ∧∧
( ‥)おいおいおいおい

 もしも立ったら見つけもの

    (‥ )あちち、あちち
 ∧∧
( ‥)はい、はい、

 

2010年3月4日木曜日

デザインとはいかにあるべし

 
 高校以来の特撮好きな知り合いが、年甲斐もなく夢中になっているのがシンケンジャー。

 ∧∧
( ‥)年甲斐もなくですか

     (‥ )いいんだよ、世界に誇る日本のオタク文化だとか
         そんな理論武装をしなけりゃ表に立てないような
         そんなやわなやつじゃない。

 でっ、そのシンケンジャーに出てくる正義のメカ、シンケンオーは5体合体

 ∧∧
(‥ )5つのメカがそれぞれ左右の足、左右の腕、
\-  胴体に変形、さらに合体ですね

     (‥ )さらに5つのメカがそれぞれ
         個々に変形して獣形態になるそうだ。

 玩具としてはそれでいいのだろうけども、関節が多い分だけ壊れそうだなおい、と思ったら、実際に玩具でも一部、壊れやすい部分がどうしても出るとか、なんとか。

 そこでふと、思い出す。

 そういえばシドミードがガンダムのデザインをしたときに、そういうコメントをしていたような、、、、、可動性をあげてもむしろ壊れるよ、とかそんな感じのことだったか。

 ∧∧
( ‥)うろ覚え?

    (‥ )うろ覚え。

 ああ、でもシドミードのガンダムデザインはすばらしい。さすが工業デザイナー。

 ∧∧
( ‥)何が一番好きですか?

    ( ‥)ターンXもいいけどもね
        フラットかな

 なんじゃこりゃ? プレハブ建築が動いとる!! というあの即物的な感じがたまらない。

    (‥ )Xの、あれ? 頭のネジがゆるんだ??
       というデザインも好きだけどね。
 ∧∧
( ‥)さいですか

 基本的に合理的っぽく見える方が望ましい(一般消費者はそうは考えないだろうけども)。

 さて

 ∧∧
( ‥)先のシンケンジャーのシンケンオーにはさらに
    トラやらカブトやらカジキにイカさんメカまで
     出てくるそうですね。

    (‥ )カブト、カジキ、トラが合体して飛行メカなのかな?
    \-  ダイテンクウなるものになり、そこにイカが+されて
        イカテンクウバスター・・・・・

 そればかりかシンケンオウにカブトが合体したり、カジキが変形合体したりと個々の変形合体もあるらしい。例:カブト+シンケンオーでカブトシンケンオー

 ∧∧
( ‥)それどころかダイテンクウとシンケンオウの
  -/ 変形合体でテンクウシンケンオーになるそうですね。

    (‥ )これに牛+牛車(これ単独での変形人型化あり)が
     □-  加わって、最終合体(?)サムライハオーに、、、

 検索とかyoutubeでみる限り。

 ∧∧
( ‥)どうですか?

    ( ‥)おもちゃを売るために人が作ったとは分かるけども、
      -/ こりゃあ、ちょっと人智を越えたデザインだなあ。
         なんかサムライハオーにやられる敵が可哀想に
         見えるくらいすごいねえ。

 なんていうの、インドの神様的な意味で無敵なデザインっていうんでしょうかね。

 

 

 

ミツクリザメ

 
 新江ノ島水族館に生きたミツクリザメが持ち込まれたけれども、網に混獲された深海生物の常で残念ながらもう弱っていてお亡くなりに。それでも聞けば明日まで氷水に漬けられた標本としてお姿を展示とのこと。なにぶん、氷水に漬けただけなので状態いかんによっては展示の限界はもっと早いかもしれない。

 ∧∧ というわけで新江ノ島水族館へ急遽出発ですか
( ‥)
 -( ‥)閉館まで時間もないのに
     やってきましたここ江ノ島

 灰色の色あせた姿。ゴブリンシャークと呼ばれるその異形な顔も、顎を収納した通常の状態ではどこか普通のサメのような、しかしなにか見慣れない不可思議な雰囲気をかもしだす。

 ∧∧
(‥ )口の周りや吻部に小さな点々がありますね

    (‥ )長いヘラのような吻部で餌を探すというから、
       感覚器官か何かなんだろうな。

 鋭く細い歯、長い吻部、感覚器官とおぼしき小さな孔、よく突き出す顎、

 ∧∧
( ‥)眼も普通ですね

    (‥ )ミツクリザメって時々困ったような顔で写っているけども、
        あれって顎を人為的に突出させた時にしわがよっているのじゃ
        ないかなあ。

 一見普通で、だけど見たこともない固有の形を示すそれ。

 実物を間近で見ると地味だが、しかし、それはそれはすばらしい。



すぐにベネフィットを上げたい人の物語

 
 気づいて考えた人、チャールズ・ダーウィン

 しかしまあ、世の中には考えない人もいる。というか思いつきで終わっちゃう人の方が圧倒的に多い。

 例えば曰く、定向進化、生物にはそれぞれある方向に進化するという内在する力があるからマンモスの牙とかオオツノジカの角のようなものができるという説

 ∧∧
( ‥)それ、説明になってないがな。

    (‥ )単なる現実の言い換えだよな。

 表現が冗長になっているだけで説明でもなんでもない。

 例えば、どこぞでご本人たちは真剣に鳥の進化を議論している(つもりでいる)掲示板。そこで曰く、ああいう変な特徴は病気みたいなもんでしょー、という話。

 ∧∧
( ‥)それも説明ではないですね。

    (‥ )まあなんだ、オオツノジカのでっかい角が病気でも
        それでいいっちゃいいんだ。

 問題は病気でしょ?という解答が、そもそもなんで全員、角がでっかい状態なのだ? という問いに全然答えていないってことにある。

Q:なんで全員、角が大きいの?
A:全員、病気だからです

 これは結局のところなぜ”全員が角が大きい状態に固定されているのか?”、という疑問に答えていない。それは現実の単なる言い換えであって解答でも説明でもなんでもない。

 例えばダーウィンはなぜこの形質が一定なのか? という点でウォレスなんかと対立することになるけども、以上のような説明が平気ではびこるのを見て思うに(別にこういう意見はオレ様理論屋だけの専売特許でもなんでもなくしょっちゅう出てくる)、形質がなぜ一定なのか? という問題は実のところほとんどの人間、それこそオレ様は他人よりも物事を考えていると自称する人でさえ全然気がついていないのだってことでもある。

 そんな説明で満足している、あるいは良しとするのなら、そんな議論で例えば鳥の進化を語っても意味ないよなあ(そんなことやっているようだったら結局は同じように説明になってない説明で終わるでしょ、ということ)。

 だからほら、ぐだぐだ言わんと論文や教科書読めよ。


 でもしかし、そういう人々が、いや、そういう人々でなくても普通の人間は論文や教科書は読まないのは、これまた観測する限り、当たり前の出来事でございます。

 ∧∧
( ‥)なんでですかね?

     (‥ )コストがあまりにも大きいからじゃない?

 読むには本を買うとしたらお金がかかる。図書館にいくとしても時間がかかる。読む事自体にも時間がかかる。時間をかけるということは時給が発生してしまうのと同じ状態になるか、あるいは費やした時間分、他のことに使えなくなる。

 ∧∧
( ‥)例えば楽しいことに使う時間がなくなると

     (‥ )そういうこっちゃな。

 1時間かけたら、1時間分のコストが発生する。1時間で上げられるベネフィットを上げられなくなる分、実はそれはマイナスとして換算される。

     (‥ )例えば自営業者の場合、1時間を読書に
         費やしたら1時間で上げられる利益を
         失っていることになる。ようするに
         ”支払うべき時給”が発生しているのと同じ。
 ∧∧
( ‥)まあ、必要経費ってやつですね。

 会社に雇用されている人間だってそれは立場が同じだ。1時間を読書やリサーチに費やしたらその分だけ楽しい時間に回せなくなる。

 おまけにコストは買う時に生じる金銭や費やした時間だけではない。考えるという事自体が実は大変なコストだ。

 ∧∧
( ‥)だからみんな読まない?

     (‥ )そう考えていいんじゃないの?
         だって面倒くさーいって言うじゃんよ。

 そういえばあれだ、先の鳥の進化を論じているオレ様掲示板でもそういう話があったような。つまり曰く、僕らでも分かるような本を書くのがサイエンスライターでしょ!! という話。

 ∧∧
( ‥)このような個人の要望に例えばあなたなら
    なんと答えます?

     (‥ )個人は実在しないから却下します。

 というか、こういえばどう? 1人の個人の要望に基づいて本を作ることは、経済的にペイしない。確かに1人が500万円を支払うのなら1冊売れただけでライターと出版社は投資に見合った利益を得られるが、そんなことは普通、起こりそうにない。

 ∧∧
( ‥)だから個人の要望に答えられないと。

     (‥ )個人リサーチといわずして、
         市場リサーチと言うのはこれいかに
         そういうこっちゃな。

 市場リサーチしてから現実的な要望を述べなさい。そういうことでもある。
 
 ライターとか出版社からしてみれば、販売という場面において市場は存在するし必要であると仮定できる(実際には市場なんてものは多分、実在しない)。

 しかし販売において個人が実在すると考える必要性はないし、その仮定は非現実的。

 むしろ個人の存在を積極的に否定しているんだとも言える(実際には一般的な意味においてなら個人は便宜的には実在する)。

 ともあれ、僕らでも分かるように書いてくれる人がサイエンスライターでしょ、という発言からなんとなく分かることがある。

 消費者はサイエンスライターなり科学者なり、あるいは新聞社の記者なりテレビの報道番組になりに対して、お金を支払うことによって考えることや情報収集を代行してもらおうとしている。

 ∧∧
( ‥)まあ、当たり前ですね

     (‥ )だけど作り手側は個人個人の要望すべてには
         答えきれない。

 というわけで経済的にありうる本というものはおよそ平均的な内容になる。反対に十分な利潤を生み出せるほどには大きくない要望(市場)があっても、そんな需要に応じた本は誰も出さない。いや、出してもいいが、そればかりやっていることはできない、会社が潰れる。というか潰れた事例なんてちょっと知っている人ならすぐに幾つか例が出てくるだろう。ようするに淘汰される。

 ∧∧
( ‥)というわけで、どうしても取りこぼしが
    起きると。

     (‥ )まあそれは前にも書いた、A群、B群、C群
         の話なんだけども。

*人間の疑問を持つ力と理解力が平均にもっとも多く集中するとして、人間をA=物事をいちいち考えないで鵜呑みにする、B=鵜呑みにしないで考えるが正しい答えに行き着ける力がない、C=考えて資料を探し、論文を読んで自力で答えにたどり着ける、と3群に分けた場合、その数はA>B>C

 サイエンスライターはA群だけが投資に対してペイする大きな市場なのでA群向きの記事を書く、A群はおかしなことも鵜呑みにするが、研究者の書いたまともなことも鵜呑みにするので全体的に問題は少ない。

 C群はサイエンスライターをまったく必要とせず、眼中にない。

 B群はA群以上のものを求めるが、市場が小さいので答えを与えられず、さりとて自力で答えにたどり着ける程の投資は自分ではしないので(自分の要求に対して才能と投資が不十分であると言える)、それゆえに不十分な知識から間違った結論を導き出す。オレ様理論はこの群から誕生する。

というごく個人的な、人間の有り様を説明する仮説。

 ∧∧
( ‥)でっ、それはそれとして今回はどんな
    ことを論じるわけですか?

     (‥ )ベネフィットをすぐに上げたい
         お客もライターもそう考えるということはだね、、、

 と、ここで、長いので続く

 
 

かつて考えていた人の物語

 
 ダーウィンの種の起源。あれは相当に難解な本で、ダーウィンの考えた種分化の過程とか、中立的な形質がある形質に固定される過程に関する考察はどう把握し切れば良いのか簡単には分かりきれない。

 ∧∧
( ‥)あの人の種分化に関する考え方って
    隔離だけではかならずしも種は誕生しない
    そういうものでしたよね。

    (‥ )ガラパゴス諸島に隔離されたからといって
        必ずしも種分化が起きているわけではない
        環境が違うからといって必ずしも種が分化している
        わけでもない、そういう体験が考えの根っこに
        あったかららしいけども。

 今でいうと同所的な、それも生存競争に基づいた種分化が主体ではないのかと考えていたように思えるのだけども、それをどう論証すればよいのか、それを現在の種分化の考え方(現在の考え方の妥当性も含めて)を通してみた場合、どう論評されるべきなのかなど、

 ∧∧
( ‥)簡単には扱いかねると

    ( ‥)それこそ本の中だけでなく、
        hilihiliのコンテンツでやりましょうと
        言うことなんだけどもね。

 まだできてないけど。

 中立的な形質がある状態に固定されてしまうのはなぜなんだ? というダーウィンの問いかけと、彼による解決案もまた、取り上げるべき、かつ、論証すべきことなんだけども

 ∧∧
( ‥)ジェンミュールの枠組みで理解、解決。
    あるいはそれを解決する方法論のひとつが
    ジェンミュールの挙動だと。

    (‥ )そういうことだろうというのは
        なんとなく分かるのだけどもねえ。

 彼の問題提起と問題解決は現在の中立説とかその周辺の何かで見たらさて、どう考えられるか。

 ∧∧
( ‥)でっ、まだコンテンツは作っていないと

    ( — —)まーそうなんですけどね。
          秋ぐらいには作りますよ、ええ。

 ともあれ、いつも思うけども、種の起源は150年も前の本であるから間違いもあるし、今は特に読む必要はない、と言う人は多い。

 実際、それはそれでひとつの事実ではある。彼の問題提起(どうも当時はほとんど理解されなかったらしいし、解決すべき問題であると認識されて伝承されたのかどうかすら怪しい)は現在ではまあおよそ解かれたりしているわけで、150年前の問題提起と150年前の解決試案を読む必要がないというのは

 ∧∧
( ‥)正しいっちゃ正しいですよね

    (‥ )正しいといえば正しいのだよな。

 そうねえ、とはいえねえ、あんたなめすぎじゃない? ということは言えるかねえ。

 例えばの話、淘汰において中立な形質がなぜ固定されているのか? という問題提起は普通しないと思うのだけども。

 ∧∧
( ‥)だから? 種の起源とは

    (‥ )考えた人の考えた記述

 

 

2010年3月2日火曜日

果てしない本の物語

 
 うとうとと寝たのだけども起きてしまい、

 ∧∧
( ‥)でっHPの更新をしてしまったと

    (;— —)すいませんねえ、すいませんねえ

 もう去年のうちにとっくに出ていた本、2冊の紹介コンテンツを作って更新。

 ∧∧
( ‥)去年、監修なんてことをするはめになった本の
    紹介はまだですか?

    (‥ )あれなあ、自分で書いた本でないけども
        分野が多岐に渡るからフォローが大変なんよね。

 先日、M中さんのblog(ですかね?)をチェックしていたら、北村さんはイラスト描いてない? とあったけども

 あっ、いや、描いていないです。はい。外国の方々のテキストと絵ですから。

 北村の仕事は監修でした。いやはや恐ろしや。

 ∧∧
( ‥)しかし、あなたが監修とはねえ、、、

    ( — —)いやもう無茶な作業でしたよ、はい。

 その本の名は「EVOLUTION 生命の進化史」2月1日発売
 
 全生物群の系統を網羅し、化石の主要産地を片っ端から時代順に網羅してすべてのイラストをつなげて(実は1枚つながりのイラストだったりする)、それらをすべて解説する。

 そんな無茶というか力技の本というかそれ自体がとほうもない偉業なんだけども、それを翻訳した方は大変だったろう。

 ∧∧
( ‥)翻訳された方が一番ご苦労なのは当然として

    (— — )監修というチェックをしただけのこの身ですら
          大変でした。ええ。
 
 最後は日暮里のあたりから最終電車でへろへろになって帰った。途中、黒人とジャップなヤンキー3人組がラップ口調で何か話しかけてきたが、ありゃあなんだ??

 ともあれ、すげえ本ですよ。あれで5000円は安いよなあ。

 ∧∧
( ‥)でっ、今だにあなたはEutheriaを
   正獣類と訳したことを考えていると。

    (‥ )多くは、特に最近はEutheriaは真獣類と
        訳すからねえ。

 でも正獣類の方が正しい、という人もいる。困った。現在もなお調査続行中。

    ( ‥)でも今度からエウテリアにしてやる。
 ∧∧
( ‥)まあ、それが一番いいかもですね。

 それにしても

    (‥ )なんで、例えばAmazonだと翻訳された人の名前よりも
        おいちゃんの名前が先に出ているんだい??
 ∧∧
( ‥)苦労された翻訳者さんの名前が先にくるべきですよねえ。

 あれは感心できない。

 ∧∧
( ‥)まあ、とはいえあなたも一応、報酬分の仕事はしたと。

    ( ‥)したと思うよ。

 原著自体、さすがに無傷というわけにはいかなかった。あまりにも大きな本であるせいか、どういうはずみか一部のページに誤植が集中(誤植が用語/taxon名だったので訳せばどうこうなるものではない)していたので、例えばそういうのは全部直したし、一部の不整合をちょいと手直し。最低限、そういうことはした。

 
 

2010年3月1日月曜日

知らないものが沈む時、それは存在していると

 
 眠い、駄目だ、沈む、、、、

 確かに仕事は終えたものの他を終える前になぜか限界。沈む、、、沈む。ああ、そういえばメンダコの種名は沈むって意味でしたね、べちゃーーって自重でつぶれて広がっているからですかねえ、、、と思いつつ、何気に「沈む」で検索をかけたら「日本のコンテンツはネットのせいで沈む」というコンテンツが引っかかってきた。まるで絵を見すぎているうちに絵に入ってしまった人々のよう。

 なんとなしに見てみると

 ∧∧
( ‥)ようするにネットが出現した今、
  -/ テレビ局は大変だって話みたいですね
     コンテンツの自由化うんぬんもありますが

    (‥ )テレビねえ、そういえばそんなメディアも
        あったよなあ。

 テレビを捨てても別に困らない。天気予報もネットで調べてる。テレビ局ねえ、社員の給料を半分にすれば皆さんの抱える問題は万事解決じゃねーの?

 ∧∧
( ‥)またあなたはそういうことを言う。

    (‥ )でも、でっかい会社って大抵そうじゃねーか?
        余計な人間を余計な金を払って”飼う”から
        飼育費用がバカ高くなるんじゃないのかね?

 調子の良い時に不摂生に太る(人間を抱える)から、ほら、色々な障害が出てくる。

 テレビがなくても別に困らない。というかテレビはジャンク情報が多すぎる。

 ∧∧
( ‥)ネットはもっとジャンクでしょ?

    (‥ )桁違いに多いね。

 ただ、ネットにはテレビにない情報がある。というかそういう点ではテレビはネットにも市立程度の図書館にさえもかなわない(ネットもしばしば市立の図書館にさえもかなわない)。

 ∧∧
( ‥)まあテレビは皆さん向けの平均化した
    ものですからね。

    (‥ )だから、まあ、おいちゃんには
        特に必要ではないなあ。

 テレビは放送禁止を削除する点で良心的だが、科学のような、世間から”異質なもの”も排除してしまう。

 だから個人的には必要ない。

 いや、そもそもテレビは皆から何をどれだけ必要とされているんだろうか? それも実は良く分からない。テレビがなくなってから世の中を歩いて思うに、

    ( ‥)道行く人や電車の中にいる人が
      -□ 読んでいるのは小説かスポーツ新聞の競馬欄
        だと思うんだが、、、。
 ∧∧
( ‥)まあ、、そうかもしれませんねえ。

 娯楽(ドラマ)と賭け事。まあねえ、テレビはそういうものも放送しているからねえ、それで十分なんだろうけども。ではそれ以外のものは何なのだ?

    (‥ )なんというかさあ、ローマ帝国の演劇が
        遠い世界の良く分からない出来事だっていうのと
        同じようにテレビが良く分からないというかねえ
 ∧∧
( ‥)そんなもんですかねえ?

 テレビや新聞のマスメディアとしての側面は、実のところ情報の転売屋にしかならず、サイエンスライターと同様、情報発信において妥当性を十分に維持できない。というか彼らにとっての十分はおよそ満たせるのだが、それは可能の限界よりもはるかに手前で経済と時間によって制限されるだろうし、実際にそうなっているっぽい。

 それは単純に現実だと思うのだけども、テレビ全体が例えば何をしているのかは良く分からない。それは知らないのだというよりは

 ∧∧
( ‥)というよりは?

    (‥ )同じ小言や同じ意味不明な動作を
        ただひたすら繰り返す老人のように
        見える、そんな感じかな?

 現在の動作には当然、原因も理由もあるのだろうけども、それが何なのかさっぱり分からない。

 だが、それもそうなのだけども

 ∧∧
( ‥)そうなのだけども?

    (‥ )実は出版界が何をしているのか?
        そもそも出版という動作に
        どんな意味なり効果があるのか?

 それも分からない。その話は、まあ次ぎに



 


2010年2月28日日曜日

萌え萌え擬人化

 
 先日、さる人が萌え萌えの本を買っていたことを知った。

 ∧∧
( ‥)まあ、この場合、萌え萌えと言っても

    (‥ )まあなんだ、萌え萌えの絵で
        科学とか歴史とかを面白おかしく
        学ぼうという形式の本であって

 昔、なつかしの学研漫画シリーズとか、ああいうもののノリというか、文化的には直系の子孫。さもなきゃ萌え萌えが学習漫画に収斂したものなんだろうけども。

 ∧∧
(‥ )その人は生物専門で、なおかつ萌え萌えの
 □-  絵も好きだから買ったみたいですよね。

    (‥ )女性の方だけどね、そりゃあね
        女性の人もかわいい女の子は
        好きだからね。

 さて、とはいえ、その時にこんな話も聞いた。萌え萌え図鑑とか萌え萌え解説書は幾つも出ているけども、昨今でた某萌え萌えなんちゃらは、だめ、これ、と感じたので買わなかったそうな。

 ∧∧
( ‥)まあそのなんだ、、、あれは
  -□ 絵が消化し切れてないですよねえ・・・。

    (‥ )線に迷いがあるっていうか、擬人化しきれず、
        さりとて単純にかわいい娘にもできず
        てところかなあ。

 彼の人が言うにはお題がお題なだけに、さすがに無茶があるだろうというご意見。それはまことにごもっとも。不可能ではないが、困難があることには違いない。
 
 ∧∧
( ‥)そういう場合、もういっそのこと、擬人化をあきらめて
    解説対象物を抱き枕にして、女の子が
    しがみついていたらいいんじゃないですか?

    (‥ )擬人化、萌えというお題の仕事を受けた時に
        それをしろってか? そりゃあ最終手段だよね。

 そういう最終手段は禁じ手かもしれないけども、そうした方がまだしもいいってことがある。しかし、それにはそれで決断が必要だ。そして決断が必要な時、肝心な時間までなかったらどうするか?

 例えば擬人化、萌え萌えの絵を描けと言われて、期日は1ヶ月で10枚、その内容たるや

 ∧∧
(‥ )お茶碗、ビール瓶、複素数、関東ローム層、などなど
\-
    (‥ )という内容だったらおいちゃん、
        頭を抱えちゃうよ。

 仮にこんな仕事を受けたとして(そんな仕事がくるとは思えないが)、平均3日でキャラを考えて、テキストに沿った内容で、特徴を分かりやすく示し、なおかつかわいく描け、などというのは無謀の極み。
 
    ( ‥)お茶碗は、、そうねえ、頭にお茶碗を
      -/ のっけて、両手に大きなお箸を・・・
 ∧∧
( ‥)そりゃあただの酔っぱらいですよ。
    宴会芸でもするんですか?


 お茶碗を可愛く描けって、もしもそんなことを要求されたらどうするね?


 ∧∧
( ‥)まあそれでもお茶碗なら思いつかないこともないでしょ?
    スカートをでっかいお茶碗にするとか。

    (‥ )まだしも日常見て、知っているものだからなあ。

 
 だが複素数とか、高圧電線の碍子とか、前方後円墳だのを擬人化しろって言われて、しかも時間もなかったらどうするね?

 ∧∧
( ‥)困りますねえ。

    (‥ )困るよねえ。

 前方後円墳、普通のカットを描くだけでも出来上がった雑誌を見たら頭を抱えたわけで、もしも擬人化しろって言われたらどうしたもんだか。

 ∧∧
( ‥)もうどうしようもなかったら
    前方後円墳の抱き枕を女の子が
    ぎゅっとね

    (‥ )それやっちゃう? それしちゃう? 
 
 擬人化イラストの仕事をする人たちは大変だなあ、ありゃあ。





Careproctus

 
 Careproctus はて? この学名の意味はなに?

 ∧∧
( ‥)Careproctus、コンニャクウオ属ですね

    (‥ )ギリシャ語で造語する時は接続母音のoで
     □-  つなげるから、carepro-なんちゃらかな?

 と思って辞書を引いても出てこない。色々と調べていたら、どうも接続箇所が違うらしい。

    (‥ )careで切って、後ろの
        proctusはπρωκτοςみたいだなあ、こりゃあ
 ∧∧
( ‥)ギリシャ語が学名になってラテン語化する時に
    末尾のοςがusになったと。

 まあそういうことらしい

 ∧∧
( ‥)careはどうもκαραみたいですね。
\-
    (‥ )まあ少なくともそうだ、と
        主張している論文があるんだよな。

 原記載は1862年、とてもじゃないが追跡はできない感じ。ともあれつまりCareproctusは

 καρα + πρωκτος 

 ようするに、

 頭 + 肛門

 ・・・・・ってなんじゃあこりゃあ?? 頭肛門、頭お尻の穴?って何だ?? としばらく考えて

 ∧∧
( ‥)そういえばこの属はのど元に
    吸盤を持ってましたけども・・・

     (‥ )たぶん、それのことなんだろうな。

 それにしても頭肛門とはあんまりな学名かもしれぬ。

 それはさておき

 ∧∧
( ‥)なんでcare-で接続するんですかね?

     (‥ )分からんねえ、、、なんでだろ?
      □-  なんでcaroproctusとかじゃないのかね?

 

 

2010年2月27日土曜日

世界の知り合いの彼方

 
 ネットでかつてのバイト仲間と申しましょうか、彼の人を発見。

 ∧∧
( ‥)15年あまりも前の知り合いの方と
    ネットで遭遇するとは。

    (‥ )いやはや、時代は移り変わったよなあ
    \-   あの頃、こんな時代がくるとは
         想像もしなかったよ。

 確かに電脳世界で人を探せる時代になりました。

 チャンプ、見えてる?

 ∧∧
( ‥)でもこのblogには
   コメント欄がありませんね。

    (‥ )それでもなお、言葉は伝えられるもんさ。

 発信できるのならば、受け取ることもなおできるだろう。

 

2010年2月26日金曜日

二枚貝

 
 二枚貝でもそろそろ系統をきちんとできるかもねって話。

 ∧∧
( ‥)おおーーー

    (‥ )前なんかは系統解析、分岐解析どころか
        ガチで表形学な話でごめんね、とか
        そんな感じだったもんねえ。

 これまでは分子系統解析もふにゃふにゃっぽかったけども、そろそろ追跡してみましょうかね、二枚貝。

 ∧∧
( ‥)あなたそういうの好きですよね

    ( ‥)形態でも分子でも状況がぐだぐだ
      -□ しかしもしかしたら、、、、
        という状況は端から見ると萌えないかね?

 ただ、やる人たちは大変なんだよね。

 

2010年2月25日木曜日

50年

 
 サイエンスライターはサイエンスを分かりやすく伝えるのが仕事なんだそうだ。

 ∧∧
( ‥)そうなの?

     (‥ )違うよ。

 ライターってのは文字や記事や情報を売って生活している。売れる情報を売ればいいのだから、実のところ情報の内容や質まで要求されているわけではない。

 ∧∧
( ‥)でもあからさまな嘘では売れないし
    そもそも嘘だってばれちゃうでしょ?

     (‥ )だが逆にいうと読者が気がつかない、あるいは望んだ
         嘘や間違いであれば問題ないってことになる。

 だからこう言えばよい。

 ライターは”読者が知って得をした”という満足感を与えればよい。情報の妥当性や確からしさはどうでもよろしい。


     (‥ )これはサイエンスのような質を
         維持できるような状態ではないだろう?
 ∧∧
( ‥)まあ、、、そうですね。

 つまりこう

 読者が”知って得をした”と思い込むような情報を売ればそれでよい。それが呪われたカテゴリー、サイエンスライター。

     ( ‥)そして悲しいかな、
         知って得をした=妥当な情報では
         まったくないのだよね。
 ∧∧
( ‥)そうですね

 つまり、

 知って得をしたという満足感≠妥当な情報

 例えばの話
 
 ダーウィンの生存競争を否定的にとらえる人はいっぱいいる。ようするに、情報自体は正しいのに、それを”知って損をした”と思う人間が山ほどいる。


     (‥ )反対に言えばこうだ 
        ダーウィンの生存競争は間違っている
        このようなあからさまな嘘を販売しても
        世の中にはそれを知って得をした、
        そう思い込むお客が
        たくさんいるってことさね。
 ∧∧
( ‥)まあねえ、そうですねえ。

 
 サイエンスライターは生存競争は間違いだと主張して、それを売ることができるし、事実としてこれまでしてきた。

 これ以上はないというくらいあからさまに、そういうことをしてきた。

 50年前、ダーウィン生誕150周年記念の時、日本ではルイセンコ主義者と集団遺伝学者が喧嘩していた。

 50年後の今、サイエンスライターは今だに生存競争が間違いだとか、中立説でネオダーウィニズムは否定されたとか、今西進化論、ウイルス進化論、断続平衡説やらなにやらを主張する。

 ∧∧
( ‥)サイエンスライターは今こそ科学を伝えるべきだ、
    そういう意見もありますけどもね。

    (‥ )それはたわ言だよ。

 50年間なんにもしてこなかった。

 しかし今日から心を入れ替えてがんばります

 そんな妄言を一体、誰が信じるものか。




    
         

2010年2月24日水曜日

そりゃあ難しい本でいいんですよ

 
 研究者の方が本を書くと難しい本になるという話。

 ∧∧
( ‥)この問いになんと答えます?

    (‥ )まあそりゃあそうでしょう、と。


 分かりやすい本を読まなきゃ分からないやつなんか後継者になれるわけがない。


 ∧∧
( ‥)だから研究者が分かりやすい本を書く必要は
    あまりないと。

    (‥ )皆無ではないが、ほとんどないね。


 山登りチームに必要なのは人跡未踏の尾根だの壁だのを自力で登れる能力者であって、登山道を整備しないと僕ちゃん登れないよ〜〜、とか、オレ様のために道を整備して分かりやすく教えろ!! とかいっている人間はそもそも必要ない。

 というか死ぬからそういう人は登っちゃいかんでしょうよ。

 いやむしろ死ぬどころか他人も殺すから登るな。

 あんたも僕らも皆で下から見てればいいんだよ。オレ様屋さん'S はちゃっちゃとあきらめやがれ。無理だから。


 ∧∧
( ‥)だから研究者は分かりやすい本を
    書く必要はないと。

    (‥ )絶無ではないけども、そんな必要は
        まあほとんどないだろうね。
 
 研究者の人が難しい本を書くのは、これ必定。

 

2010年2月22日月曜日

石を見た

 
 散歩にいったついでに公園の裏手にある赤土の露頭を見てみる。誰かが露頭の一部を上から下まできれいにした跡があった。おかげでそこではなにやら幾つも層があることが見て取れる。

 ∧∧
(‥ )でも、同定の鍵になるスコリアとかは
    なんか見当たりませんね。

    (‥ )そうだね。
 
 なぜスコリアの層がないのか? スコリアは当然、この場所にも積もったものの、丘の上だったかなんだかで流出でもしてしまったんだろうか? 平坦な段丘面の地下にスコリア層があることからすると、スコリアが層として保存される理屈とはそういうことなのかどうなのか(ちなみに公園は段丘面よりもさらに上の丘陵地帯にある)。

 でっ、無いなあ、無いなあ、スコリア無いなあー、と見ていたら気がついた、赤土にある幾つかのぼやっとした層のひとつ、その一カ所にぽつんと1つだけ握りこぶしよりも大きな平らな石がある。

 ∧∧
( ‥)あれですか? 話で聞く、当時の地表面に
    ぽつんと置かれた、自然で移動してきたとは
    思えない石ってやつですか?

    (‥ )そう、、、なのかな?

 確かにみょうちくりんな石である。見た目は普通の河原の石と同じで角が取れてすべすべしていたし、それがどういうわけか赤土(ここでは関東ローム層のこと)のなかにぽつんと孤立して埋まっている。ちょうど赤土の露頭表面に見えている縞、というか線にのっかるようにしてあって、いかにも当時の地表にぽつねんと置かれた感じ。

 ∧∧
( ‥)でも、あの線が当時の地表面だとしたら
    普通に考えて丘っぽい地形のてっぺん近くということに
    なりますよね?

    (‥ )例え、当時は河原がすぐ近くにあったにしてもなあ、
        段丘を降りたところまでしか河原はこなかったのだから
        水平でも600メートル以上、垂直でも30メートルくらい
        動いていることになるよねえ??

 やっぱ人間? でも仮に人間が持ってきたとしても何のために?

 ∧∧
( ‥)想像できませんね。

    (‥ )そうだねえ。なんだろうねえ、あれは

 いつだか誰だかが丘の上まできて、ぽいっと捨てた、あるいは忘れたと考えるのが自然だと思うけども、しかし動機が不明。だけども人為的でない他の理由で石がやってくるとなると現象自体が想像できない。



2010年2月21日日曜日

開発

 
 昼から夕方まで、歩き続けて

 ∧∧
(‥ )結局、遠出した場所の
 □-  赤土の露頭は全部ぺけでしたね

    (‥ )そうだねえ。いやはや残念だ。

 本当に全部ペケ(収穫がなかった)だったのかは、実のところ良く分からない。まだ赤土を観察する力があまりないから(以下で述べるようにスコリアをなかなか見つけられなかったりする)。

 ∧∧
( ‥)とはいえ、古い本に載っていたような
    赤土の露頭(地層の断面が露出している場所)は
    そもそも、そのほとんどがコンクリートの石垣に
    なってましたね。

    (‥ )見落とすもなにもそれ以前の問題だね。
        だけども、開発は世の常であって
        まあ、しょうがないよなあ。

 例えばふと立ち寄った公園では上り坂の小道に赤土が切り通し状に露出していた。とはいえ、ぼろぼろ崩れるから壁下の道には赤土がたまり、それが流れた跡や、掃除した痕跡がある。赤土を露出させたままというのは、管理運営にそれなりにコストがかかるということか。

 ∧∧
( ‥)でっ、ついにはコンクリートの石垣で
    覆われてしまうと。

    ( ‥)赤土の露頭が保存されているのは、
        湿った森の中であまり崩れず、
        そして人通りの少ない小道ぐらいなもんだね。

 ここら近辺では河岸段丘から下の段丘に降りるさい/あるいは登るさい、昔から使われていて、今でも使われてはいるが、ほとんど忘れ去られたような小道においてのみ赤土の露頭が残っている。

 ∧∧
(‥ )googleの地図で見ても段丘と段丘の間、
\-   そこにある斜面は緑の線でくっきりと
     分かりますね。

    (‥ )人間が開発するのは段丘面であって
        斜面はわざわざ開発したりしないからな。

 当然、そういう斜面は新興住宅地の背後のコンクリで覆われた壁になっているか、あるいは手つかずの管理もされていない荒れた林に成り果て見捨てられているか、そのどれか。当然、これが僕らの住んでいる段丘面の構造でございますと絢爛豪華に展示されていたりはしていない。

 ∧∧
( ‥)とはいえ、ようやく確認できました
    相模野第一スコリア。

    ( ‥)これでやっと2カ所目だ。

 片方は小さな公園の登る小道にある切り通し、もう片方は暗い森を抜ける上り坂。当たり前だけども、どっちも下の段丘から上の段丘にあがる場所にある。どこがスコリア?と思っていたら、たっかい場所に厚さ5センチあまり、長さ20センチ程度のスコリアがちょろーんとあった。

    ( ‥)なんか白っぽくて良く分からなかった。
 ∧∧
( ‥)乾くとと白くなるそうですねえ。

 このスコリアが見れる場所は他にも何カ所かあるらしい。たぶん、見落としているものもある模様。

 ∧∧
( ‥)まあ、ともかくこれで僕らの住んでいる段丘面は
    河原の痕跡である礫層の上に
    立川ロームだかなんだかが堆積した
    場所であることが分かると。

     (‥ )ということらしいね。

 まあ、赤土に関する詳しいことはいずれ生田緑地にいって確かめることにしよう。やらねばいけない仕事もあるわけだし、毎日、毎日、赤土を追いかけ回すわけにもいかぬ。ともかく、今日はいささか疲れた。



 

2010年2月20日土曜日

赤土

 
 家の近所と公園周辺の赤土を探る。

 ∧∧
( ‥)よく見てみると、意外と
‐   色々な構造があるんですね。

     (‥ )いやそのなんだ、今まで見落としていて
         ご免なさい。

 明るい層や暗い層。粒の粗さが目立つ層(実際に比較した時でもちゃんと粗いのかどうかは別として)、細かい層が折り重なる様子がよく見える部分や、ほとんどまったく均一にしか見えない層などなどなど。

     ( ‥)きちんと把握して、ちゃんと理解しないと
         いけないよなあ。
 ∧∧
( ‥)そうですねえ。

 例えば、

 丘のような丸みを帯びた明るい色の赤土の上に、色の違った赤土が被さっていた。よく見ると、下の赤土の最上層部分が砕けて崩れたような状態になっている場所がある。いかにも埋められながら、しかし一部は崩落しながらも保存された、そんな感じ。

 ∧∧
( ‥)こういう境界線も
    地層の不整合ってことに?

     (‥ )なるってことかな。

 境界線部分に亀裂が生じていて、下の赤土の最上部数センチが板状になっている場所もあった。

  ∧∧
 (‥ )これが話に聞く、かつての地表面とか
□    化石土壌ってやつですか?
■■ 
□    (‥ )そーかなー、と思えるけども、どーだろうねえ。

 さてもさても知らないことが多すぎる。
 
 ∧∧
( ‥)川崎の生田緑地は同定ずみの関東ローム層が
    よく観察できるそうですよね。

     (‥ )今度、見にいくかあ。


 考えてみれば生田緑地にはこれまでスミレを探しに行っただけだった。



 

2010年2月19日金曜日

別にあんたに期待しているわけではない

 
 先日、学校教育に関してその相手が話されるには、教育や勉強には子供の興味を引き出す必要があるのだそうだ。

 ∧∧
( ‥)そりゃあそうでしょ。

    (‥ )まあそうだろうねえ。

 例えば、と、彼の人が曰く、真剣十代しゃべり場(だかなんだかという番組)では、例えば子供が「こんな勉強が何の役に立つのか??」と熱心に、、、

 ∧∧
( ‥)で、子供に熱心にそういうことを主張されたり
    尋ねられたらあなたはなんて答えますかね?

    (‥ )別にあんたに期待しているわけじゃないのだから
        ”オレ様”にとってこれが何の役に立つのか?みたいな
        質問をするのは無意味だよね、と言う。

 知的伝統の系譜ってのは何のことはない、いつか目の前にいる若い連中の中から誰かすぐれた後継者になってくれる者が出るだろうと期待して教えているのであって、”誰か特定の個人”に対してメッセージを投げかけているわけではない。

    (‥ )個人指導ってのは一般的にはあまりにも
        非現実的だから、とりあえず平均的に
        効果的に成果が出るように
        ざっくりとしたくくりで教えればいいわけさ。
 ∧∧
( ‥)はあ、つまり個人は実在しないものとして
    扱うわけですか?

 そうなんじゃないすかね。ざっくりとしたくくりで何かを扱う。そういうことをする時、実のところ、その構成物、例えばの話、個人の存在は取りあえず脇に置いている。ぶっちゃけた話、個人が実在すると考える必要はない。

 ∧∧
( ‥)そんなもん?

    (‥ )そんなもんなんよ。本を作るのだってそうだぜや。
        個人のお客に本を売るか? 数が売れないよね?
        特定の個人を念頭に置いてその人のために本を
        書くかね? 普通は書かないだろ?

 本を作る時、作る側にとっては個人も顧客も実在するなんてさらさら思っちゃいないのですよ。あるいはこう、個人個人の顔を思い浮かべてあの人が買ってくれればそれでいいや、なんていう販売は非現実的。当たり前。スーパーだってそうに違いない。あの人は辛いのが好みだから、と言ってお惣菜を辛く味付けするやつはいないだろう。

 ∧∧
( ‥)まあねえ、そうですねえ。
 
    (‥ )つまるところ教育だってそうだろ?
       個人個人が実在するということは分かっていても
       個人個人に個人指導なんて教え方は非現実的だべさ。


 だからいくら個人が「これが何の役に立つのか?」と問うてもそれは意味がない。別にその個人に期待しているわけではないし、そもそもその個人が存在すると仮定して教えているわけでもなんでもないんだから。

 ∧∧
( ‥)あんたに期待しているわけではないのだと。

    (‥ )いつか誰かが後継者になって勝ち残り、
        社会に、引いては自分にも富みを還元して
        くれることを願って教えるのでは
        ないのかね?
 
 数学、化学、物理、生物学、農学、地学、なんでもあるけども、この世界で現状を維持したければ走り続けなければいけないわけで、そのためには後継者が必要なのさ。でも誰が後継者になるか分からないのだから、ざっくりと教えるしかないわけよ。

 ∧∧
( ‥)お前に期待しているわけではないのだから
    何を言っているのだと、、、、。

    ( ‥)脱落する自由も
        選択する自由も誰にでもある。

 
 つまるところあれだ、究極的には自分を相手に売りつける時、その適正価格を引き上げるにはどうすればいいのかって話である。勉強どころか何のスキルも身につける気がないとしたら低賃金労働者になるしかなくなるわいな。

    (‥ )まあ、富みの不公平は社会問題だって
        言い立てて他人にたかるって手もあるけどね。
 ∧∧
( ‥)はあ、まあそれはそうですけどもね。

 
 この勉強が何の役に立つのか? それは質問が間違っている。

 あるいはこう

 その文章は主語がおかしい。

 

2010年2月18日木曜日

大人というのは痛い子供ではないのか?

 
 子供でも分かる進化の本を紹介してください。

   ( ‥)・・・・・
     -/
 ∧∧
( ‥)どうするんですか?

 困った、長谷川眞理子さんの本しか思い浮かばないし、相手の人も当然、彼の人の本はすでにリストアップしている。

 一応、「クジャクの雄はなぜ美しい」をリストに追加、提案。

 ∧∧
( ‥)あなたが書いた本もリストに入っていますが?
  -□

   (‥ )仕事に関わっているから入れてくれた
       らしいのだわ。

 もっとも、「ダーウィン「種の起源」を読む」、あの本は小学生には無理かもしれない。でもそれを言ったら眞理子さんの本はもっと難しいので、リストに入っていても問題ないと言えばないか。

 でっ、そんなこんなで思うに。

 
   (‥ )進化論というか進化理論の本って
       簡単でまともな内容のってほぼ皆無じゃね?
 ∧∧
( ‥)たしかにそうかもしれませんね。
  -□

 まあ、なんだ、よくわかんねー医者が書いた訳分からない疑似科学本とか、サイエンスライターがあっちこっちから話を聞きかじって作った有象無象、玉石混淆の学説リスト本とか、さもなきゃグールドの珍説エッセイがはびこっているわけで。

   ( ‥)考えてみたらこれ、頭のおかしな
       状態だよなあ。
 ∧∧
( ‥)まあ、以前から指摘されていることですけどね。


 世の中の「オレ様は頭がいい」と思い込んでいる人々の進化理論ときたら

デタラメと偶然で生物が進化するわけない、環境と生物の相互作用で進化が起きるんだ、とか

よくわかんないけど複雑系で全部説明できると思いまーす、とか

観測したことないけど種社会です、とか

ダーウィンは人種差別主義者だと思うし資本主義者だからアジアで東洋で共存で和の国には合わないのですよナショナリズム日本まんせー、とか

進化は偶然で生存競争なんてないんですから差別はいけないのでダーウィンおかしいのだぴょん、とか


 ∧∧
( ‥)ある意味、地獄絵図ですね。

    (‥ )大の大人が論文も読まずに
        とうとうと以上のようなことを語るわけよ。

 思うに、大人というのは自分はなんでも知っていると思い込んでいる痛いガキんちょなのではなかろうか?

 ∧∧
( ‥)知った気になって本や論文や教科書を
   読みもしない?

    (‥ )子供向きの本すら読まないよ。

 大人はたいして頭が良くないくせにプライドだけは高くて、子供向きの本に書いてあることさえ把握しない。

 ∧∧
( ‥)でっ? どうします??

    ( ‥)現在の仕事を大きく舵を切れ
      -○

 何かが分かったと信じることはそれはそれはとても大胆不敵なことだ。例えばの話、

    (‥ )赤土を見て思うに、
        足下のことすら私には良く分からない。
 ∧∧
( ‥)足下のことすら適切に理解し、説明することは
    容易ではないのだと。

 自分は大人で頭がいいからなんでも分かるって、それは思い込みで致命的だよねえ。

 

 

墓石は西洋風がいいと思う

 
 墓石は西洋風がいい。

 ∧∧
( ‥)ああ、古墳つながりのスレッドですか。

    (‥ )墓掃除のバイトをした経験からするに、
        墓石は西洋風がいい。

 ∧∧
( ‥)なぜに?

    (‥ )和風の墓石は高さがあるだろ?
        かさがあるから後ろに手が届かないんよ。
        掃除しづらいことこの上ない。

 さらに和風は墓石の背後に卒塔婆(日本のお墓の背後にある板っきれのこと)を立てる金具とかがついている。広々としたお墓なら背後に回れるからいいけども(それでもしばしば掃除しにくい)、都会とかスペースに限りがある空間で、分譲地よろしく小さく、しかし効率的に区切って売ったこじんまりとしたスペースのお墓では、、、

 ∧∧
( ‥)なるほど、背後に手が届かないと。

    (‥ )お寺やお墓によっては図書館の書棚のように
        墓石の前面は通路に向いているけども、背後は
        背中合わせって場合もあるからな

 こうなると和風の墓石では構造上、絶望的に手が届かない。

 
    ( ‥)後、自然石は却下、お墓のスペースに
        植物を植える場合もあるが、それも
        却下。
 ∧∧
( ‥)なぜに?

 自然石はごつごつしているのでゴミがたまりやすく、とりにくい。植物を植えるのは森の中の墓石同様、落葉するのでゴミまみれになる。時としてドクガの幼虫がついていたりすると色々な意味で困る。

    (‥ )墓石の基礎は砂利は最悪、土の方がまだまし、
        理想的には石製が推奨。
 ∧∧
( ‥)なぜ?

 砂利は間に落ち葉が入ると、これが取りにくい。掃くと砂利が動くだけ、指でも砂利が動いて隙間に落ち葉とかが落ちていく。墓石の脇にツツジとか細かい葉の植物を植えているケースが時々あるけども、こうなるともう絶望的。それなら土の方がまだまし。芝生はよく管理されていると見た目もきれいでゴミもとりやすい(芝生は根がついているから動かないので)。簡便さだけを追求するのなら石がいい。コンクリートは見た目にやや難があり、風化にも弱い。雨に含まれるわずかな酸でじょじょに溶けるから。
 

    ( ‥)お供え物はビール、日本酒はよくない、
        最低限、これらは開封しないこと。
        開封するのなら飲みなさい。
        タバコは、まあ、あまり問題ない。
 ∧∧
( ‥)ビール、日本酒は腐りますからね。

 開封したら、特に夏場ではひとたまりもない。タバコも雨がふればぐしゃぐしゃになるので1本かそのくらいに火をつけて、残りは持って帰った方が良さげ。


    (‥ )お花をいけるために水をためるカップが
        付属するものもあるが、あれは却下。
 ∧∧
( ‥)なぜに?

 花瓶の水が腐ってしまうように、やっぱり腐る。さもなきゃ、雨が少ない季節には枯れ果ててドライフラワーになっている。見た目も臭いもどん底。あるいはボウフラの巣になってカの発生源。


    ( ‥)お彼岸の時だけ掃除して
       後は腐ってしまう花やビールや日本酒を
       お供えして、はい、さようならはないだろう。
 ∧∧
( ‥)そうですねえ。

 
 墓石は洋風、石か芝生の基礎があって、その前に枯れてもきれいな小さな花束をそっと横にして置くってのが一番いいんじゃないだろうか。

 あと、


    (‥ )和風は特にそうだけど、黒い墓石よりも
        白い墓石がいい。
 ∧∧
( ‥)なぜ?

 夏場、炎天下にさらされた黒い墓石は高温になっているので、冗談抜きで火傷する。


 

そして僕らは落ち葉に埋まる

 
 起きてみれば、おう、外はまた雪が降っている。今日は打ち合わせなんだけども、交通機関は大丈夫かいな。

 ∧∧
( ‥)東京、神奈川は雪に弱いですから

    ( ‥)スムーズに帰りた〜い♪

 さて

 古墳。あれは誰かが掃除するのを怠ったら、建造からさして間を置かないうちに、あっという間に落ち葉に埋まってしまうに違いない。

 ∧∧
( ‥)そういえば、あなたは以前、お墓掃除のアルバイトを
    してましたよね。

    (‥ )実際、森の中にあるお墓って、
       あっという間に埋まっちゃうんだよな。

 人の手が入った雑木林なら晩秋に当然のごとく落ち葉で埋まるし、シラカシなどが生えているのならこの手の常緑樹は春の終わりあたりに葉を落とすのでどえらいことになる。

 ∧∧
( ‥)ほんの数ヶ月で10センチとかそれ以上
    埋まっちゃうんですよね。

    (‥ )もはや掃除ではなくて、掘るに
        近い作業。

 分厚く堆積した落ち葉をがしがしかき集めて掘る、掘る。しかし捨てても捨てても落ち葉が出てくる出てくる。墓石の基礎をむき出すだけでもそれは大変な作業だったりする。

 斜面を削って作った場所に設置された墓石も大変だ、明るい日差しが降り注ぐ一見すると”きれいな墓石”でも、背後は森から流れ込んできた赤土と落ち葉がたまっているし、もろに森の中にある墓石だと流れた土と落ち葉で本当の意味で埋まっている場合さえある。

   ( ‥)横浜に大きな森の中に広大な墓地が広がる
      お寺があったけど、あれは悪夢だったなあ。
 ∧∧
( ‥)いつまでたっても終わりませんでしたよね。
 
 しかしさりとて、無限に落ち葉が堆積するはずもない。落ち葉は色々な動物、植物、菌類の作用でどんどこ分解されているわけで。

 ∧∧
( ‥)埋まっても、その厚さはある時点で
    平衡に達すると。

   (‥ )のはずだけどもね。

 はて? ではそうなった時点で古墳もその表面はある程度保護されるのだろうか?

 ∧∧
( ‥)どうなんでしょうね? 古墳の盛り土の表層なんかは
    生物擾乱を受けて上の落ち葉と一緒になって
    黒土になってしまうのでは?

   (‥ )モグラさんが穴をもっこしと掘って
       土をかき出したりすればどうなるか。

 近所の丘ではモグラのかきだした塚が崩れて、それが斜面をある程度、流れ崩れて芝生に消えていくように見えるけども、あれから考えるに丘はじょじょに低くなっていくことは、まあ確からしい。


 ∧∧
( ‥)じゃあ、もしも古墳を途方も無い長時間の間
    観察したら、古墳がじょじょに融けていくように
    見えるんでしょうか?

   (‥ )? まあそうねえ、ざっくりといって
      位置エネルギーが低い状態、ようするに平面とか
      そういうのに近い状態へ移行するはずだけども。

 ∧∧
( ‥)でも火山灰の堆積もあるわけですよね?

   ( ‥)昨日、コピーした件の古墳の発掘レポートでは
     -□ 宝永の大噴火で噴出、降下した火山灰層が
       あるそうだ。

 というか、そういう火山灰は関東一円にあるはず、というか擾乱されていない限り残っているはず、なんだけども。

 ∧∧
( ‥)でもそういう層が残っているというのは
    不思議といえば不思議ですよね?
    モグラさんがひっかきまわして、消滅させても
    おかしくないように思えますけど。

   (‥ )むう。

 はて? 生物擾乱、絶好調と思われる森の中で、なして層が残るのだぞなもし?

 
 

2010年2月17日水曜日

相模野第一スコリア

 
 朝からでかけて、相模川の段丘面を見て歩き、赤土の斜面をながめて探す。


    ( ‥)ようやく見つけました相模野第一スコリア
 ∧∧
( ‥)これがそうですか

 厚さ5センチあまり、赤土の斜面、そこの地表面から1.5mほど下のところで水平に黒い層状のものが点々と途切れるように見えている。なんでも2万年(文献によっては3万年?)前に富士山が噴火した時に降ってきたものだそうだ。

 ∧∧
( ‥)関東ローム層、つまり赤土も
    火山灰でしたよね?

    (‥ )スコリアは軽石とか、もっと粗いものだっけ?

 まあ三浦半島で見るスコリアは思いっきり火山噴出物ですわいね。赤土と違ってスコリアの色が黒いままで残るのは粒子が粗いからなの? 


 ∧∧
( ‥)なぜに層が途切れ途切れに?

    (‥ )なんでしょうね? 流されたりするのかな?

 いやあ、それにしては妙だよねえ、薄くなったり、流れちゃったーーって感じにはあんまり見えないよなあ。
 
 ∧∧ こんな感じでしたよね
( ‥)□□□□□□□
  - □■■■□□■

    (‥ )そうだったね。なんでだろうねえ?

 ∧∧
( ‥)植物が生えていたり、落ち葉があるところに
   スコリアは降ってくるわけでしょ?

    (‥ )そのはずだと思いますけどもね。


 ∧∧
( ‥)つまり有機物が含まれた黒土にスコリアが
    降って積もることになりません?

    (‥ )そういう風に思えますねえ。
        というか、そうだよね。普通に考えて。

 
 ∧∧
( ‥)その上にさらに異なる時期の噴火で放出された
    火山灰が積もってさらに赤土になると?
    そしてスコリアは埋まっていくわけですかね?

    (‥ )そういう理屈になりそうですけどもね。


 ∧∧
( ‥)じゃあ、あれですか? 火山灰が積もってスコリアを
    含んだ土を埋めて、でもそこに植物が生えて、黒土になって
    そこにさらに火山灰が降ると?

    (‥ )そう、なるのかねえ、、、、、。なると思うけど。

 ∧∧
( ‥)じゃあ、あれ? 黒土はどんどん埋まっていって、
    ついには有機物を失って、それから赤土になるわけ??

    (‥ )?? そう、、なんですかね??

 あっ、やっぱ何にも分かってないわ、おれ。

 
 確かに、黒土から有機物を取り去ると、赤くなる、、、はずだったけども。そうなの? 有機物がなくなって、さらに圧密されてああいうべたっとしたかたまりになるわけか?


 ∧∧
( ‥)調べなさい。

    ( ‥)そうねえ、調べるか
      -□


 

 

2010年2月16日火曜日

前方後円墳

 
 仕事が一段落した昨日の今日。調べて見ると近場に古墳があることが分かったので、
 

 ∧∧ 雨の中、駅から歩いて20分
( ‥)
 -( ‥)やってきました古墳群。


 どこが古墳? この2つの丘が古墳なの? どっちが古墳?? と思いつつ、、、


  ( ‥)ああ、前方後円墳だこれ。
 ∧∧
( ‥)高い丘が後円部分、低いのが前方部分ですね。
 
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        \

 それは2つではなく、1つの古墳でした。

 次ぎに見たのはやや小さめの方墳(ようするに四角い古墳)。でっかい木々が生えていて、今や意味不明なただの丘のように見える。

 残りの3つはこれまた前方後円墳。1つの古墳は四角い形に見えるが、看板の説明によると一部が壊れただけで前方後円墳らしい。この3つはさっきのよりもずっと大きくて高い。長さは50メートルくらいだけど、形はちゃんと見て取れる。

 ∧∧ 見晴らしがいいですねえ
(‥ )
  -( ‥)冬だから葉っぱが落ちていることもあるけど
      四方がほぼすべて見渡せるねえ。

 こんな高台に古墳を作ったその魂胆やいかに?

 それにしても考えてみればこの場所は去年、スミレが咲いていないかと、あっちこっちを探索した時に歩いた場所のすぐ近くだった。見落としていますね、色々なことを。

 ∧∧
( ‥)看板の説明によると建造から
 -   1600〜1700年あまりが
    すぎているようです。

     (‥ )それでも原型をまだ残しているってのは
         当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、
         不思議と言えば不思議だな。

 まあ、ここらは(確か)浸食され残ったちょっとした台地であって、山の尾根のような場所。地形からして水田にも畑にもならないし、誰も手を出しそうにない。おまけに樹々が生えていればそう簡単には浸食されないのかもしれない。

 いや、それともこっちが分かっていないだけで、なにか色々あったんだろうか?

 ∧∧ 壊れた前方後円墳の一部を見るに。これは赤土製ですか?
(‥ )
  -( ‥)どうだろう? 赤土を盛ったのか
      それとも尾根の基礎が見えているだけなのか、、、、

 良く分からない。すぐ近くに妙にごっそりくぼんだ半円形の場所があるのだけども、何これ? ここから土を運んだのか、別に関連なんかなにもない地形なのか、こりゃあなんだ?

 そして帰り際

 なんでももう少し離れた場所にも小さな古墳らしきものがあるそうで、探してみたら。

 ∧∧
( ‥)もしかしたらこれ?!!

   ( ‥)これ、、、ですかねえ。

 なんだ、前にスミレ探しに歩いていた時に見た奴じゃありませんか。なんか森の中で一部だけぽこんと盛り上がっていて、その時は、何これ? と思っていた奴なんだけども。

    ∧∧ 高さは1メートルと少しくらい??
   (‥ )
    -( ‥)本当に古墳だろうか?
 
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 

 古墳だとしたら、勝手なイメージだけどもちっちゃいなあ。直径は10メートルに届いていないよねえ。それになぜに上がほとんど平らなの? 古墳というよりこれはむしろ土俵っぽい。

 もう少し歩いたところに、もっと高いけど、直径がもっと小さな塚があった。はて? あれはなんだろう??

 ∧∧ 謎ですね
(‥ )
 -( ‥)謎だねえ。

 しかし個人的に最大の謎は、土を盛った代物が1600〜1700年もの間、浸食に(かなりな程度)耐えられるってことであって。

 ∧∧
( ‥)いや、しかし、そもそも本当に耐えているんでしょうか?

    (‥ )そこも含めてね、なんかね、知りたいよねえ。


 もともとの形をとどめているからといって、なんというか、構成物まで元のままってことがあるのかどうか。

 ∧∧
( ‥)ある程度はもとのままでしょ?

    (‥ )そりゃあ、土器も出たり、昔の溝の跡が(地中に)
        残っているわけだから、それなりにそのままな
        はずだけども。

 さりとて、表面では何が起こっているのやら。建造から1600〜1700年。火山灰も降れば落ち葉が堆積して土になり、動物による土壌の擾乱も起きている。何がどんな程度に起きてどうなって今に至ったのか?

 何も知らず、何もわからない。



 

2010年2月15日月曜日

古墳

 
 古墳。偉い人を埋葬するためにつくられたでっかい塚。昔はやった建築物みたいな何か。

 
    ( ‥)仕事で古墳のカットを描いたのだが
      -□
 ∧∧
( ‥)なんか、シュールな絵になりましたね。

 森の中、丘の上にあるできたばかりの新しい前方後円墳。ざっくり描くとなんか異様。

    (‥ )宇宙船か? これは??
     □-
 ∧∧
( ‥)古墳でしょ?

 背景に古墳時代の家を描いてみた。縄文、弥生式の家がちょっと高くなったような、それでいて全体の形は円錐と半球を合体させたようなやつ。

    ( ‥)UFOかこれは?
      -□
 ∧∧
( ‥)竪穴式住居バージョン古墳時代でしょ?

 なんかすごくシュールな世界。

 ∧∧
( ‥)古墳時代の人から見たら
    今の世界もシュールなんでしょうね。

    (‥ )僕らの未来もシュールなんだろうなあ。

 
 

 


2010年2月14日日曜日

どりるびっと

 
 うとうとっとしたら

    ( ‥)夢の中でドリルビットがどのように
        岩石を掘るのか説明していた。

 ∧∧
( ‥)正気に戻ってください、正気に。

 
 よくわからないがでっかい船のような場所だった。あちこちに水。暗い海。
 
 なぜか品種改良されて毛を失ったとおぼしきダックスフントがびしょぬれで歩いていたが、見た目はイヌというよりはヌタウナギ。夢の中でもぎょっとする。

 ちなみにそんな品種は存在しない。

 ∧∧  起きてー!! 起きてー!!
( ‥)
  -( — —)あっ? はいはい、起きてます、起きてますよ。
         うとうとっとしただけですから。ええ。


  
 

 

コーブラ、コブラ

 
 夢を見た。なにやら子供向けのお遊戯で使いそうな、珍妙な歌を即興で作って歌っていた。

 
    ( ‥)コーブラ、コブラ、右手とひーだり手
      - - 二人仲良く喧嘩しな〜♪
 
 ∧∧
( ‥)ああ、いよいよ壊れましたか。
    壊れたんですよね? 〆切りのせいですね。

 一応、検索をかけたけどもこんな歌は実在しない。たぶん。


 そして本日、〆切りの真っ最中。せっかく描いた1枚は、あれ、資料と照らし合わせたらなんか違くね? ということに気がつき、可能であれば22時までに修正の予定。作業中。


    (‥ )コーブラ、コブラ、勝ったのは、右手ー!!
    -
 ∧∧
( ‥)〆切りって怖いですよね、
    脳が浸食されてますよねえ。


 夢の中のリアクションからすると、右手と左手をコブラに見立てて争うという歌らしい。意味は当然不明。勝敗はその時々で臨機応変にチョイスできるらしい。


    (‥ )途中で右手と左手のかけあい
       「頭カチ割るぞ、こら」「呑み込んだるわい、ぼけえ」
        が入っていたのですけどもね。
 ∧∧
(‥ )そういう子供に対して
\-   情緒的に不適切な語りは削除ですね。
 

 
    ( ‥)こんな歌を夢の中で作っていたせいか、
        眠いのですよ。
 ∧∧
( ‥)それはそうでしょう。




 




 
 

2010年2月13日土曜日

イデアと叫んだおっさんは絶望するだろう

 
 プラトン。この世界にはなにか本質が実在すると考えた人。

 この世界には何か本質がある。そういう信念を強烈に持っている集団は、まあそりゃあ現在でも色々といる。

 ∧∧
( ‥)理論物理学者なんかはそうだって
    言う人もいますよね。

     (‥ )対称性がとか、美しいとか言うからな。
         科学者の中ではああいう発言は
         むしろ異例なのかもしれないね。
 
 ただ、まあプラトン自身は、さてはて自分たちの知的系譜の遥か末端にいて、もはやほとんどの点で別物になっている現在の理論物理学者を見たらどう思うのやら。

 ∧∧
( ‥)どう思うんでしょうね?

     (‥ )絶望するんじゃねえーの?

 よくわかんねーけど。
 
 まあ、そうでなくても現在社会を見たら絶望するんじゃないすかねえ。

 ∧∧
( ‥)なぜに?

     (‥ )民主主義だし、ほとんど無神論だし
         神がいてもギリシャの神じゃないし、
 
 確率なんて考え方を取り込んだ理論や数式を見たら彼はどう思うことか。

 
 

投資は0でも抜け駆けしたい猿の物語

 
 朝から空はとらえどころもないくらい四方に渡って白かった。

 ∧∧
(‥ )こういう雲は雪雲ですね。

 
    (‥ )そうねえ、雪を降らす雲は
        雨を降らす雲よりも白くて輪郭が
        ぼやけるからねえ。

 とはいえ、気温がまだ高いらしい。降ってくるのはあられ。小さな白い粒がぱらぱらぱらぱら落ちてくる。

 放射冷却がないのでまだしもましだが、部屋は冷える。あられはまだまだ降ってくる。

 さて

 ふと気がつけばgoogleの表示がちんちくりん。
 
 ∧∧
( ‥)冬季オリンピックですね
\-
    (‥ )なんだ世間ではそんなことになっていたのか。

 テレビがないとそういう情報は入ってこない。

 ∧∧
( ‥)そういえば成功したオリンピックは長期計画で人を
    育てたのに対して、金のかかる冬季オリンピックは
    スポンサーの企業が出資を手控えたので、
     メダルの獲得数ががた落ちしたって話がありましたが。

    (‥ )不振の原因のひとつの説明がそれだって
        ことを言った人がいたよなあ。

 それが事実かどうか、妥当かどうかは知らない。

 ただ、そういう時にこんなことを言った人がいたのは覚えている。曰く、

 メダルが獲れないのならお店の商品(液晶テレビなど)も売れませんよねえ。by 家電屋さんの店員

 ∧∧
( ‥)でもスポンサー企業が金を出し渋って不振なのに
    企業の人が不振だから売れないなあ、と頭を振るのは
    おかしな発言じゃあないですかね?

    (‥ )まあおかしいと言えばおかしいが、
        当たり前と言えば当たり前だな。

 スポンサー企業=便乗商法をしている企業 ではかならずしもないので。同じだったら、腹を斬れ、だけども。

 ∧∧
( ‥)それでも虫がよすぎませんか?
    投資していないのに文句を言うってのは。

    ( ‥)人間はエゴイストだからな。

 投資0でも分け前にはあずかりたいもんさ。

 ∧∧
( ‥)あなたたちお猿さんはそういう
    抜け駆けをする個体を許さないんじゃないんですか?

    (‥ )我々、社会生活をする猿は、自分は抜け駆けをしたいが、
        他人が抜け駆けをするのは許せない。そう
         考えている。

 投資は0でも分け前にはあずかりたい。分かる分かる。

 分け前にあずかれないので投資は0だけども文句だけは言う。分かる分かる。

 ∧∧
( ‥)しかし、そういう人間を見て、
    なにか不愉快に感じるのもあなたたちお猿さんでしょ?

    (‥ )しかり。


 僕らは自分の居場所は分かっているが、しかし自分の座標が分かっていない。

 

2010年2月12日金曜日

図書館で迷子になった

 
 ∧∧
(‥ )冷えますね

    (‥ )曇りと雨が数日続いているからねえ。

 ここは関東は神奈川県。比較的暖かい地域のはずだけども、雨と雲によって日光はさえぎられ、10度以上あった昼間の気温は上がるに上がれず、当然のように降下し続け数度程度。天気予報で可能性が示唆されていた雪にこそなっていないが、いつ雪が降ってもおかしくないような感じ。

 さて

 人間が時間あたりに眼を通し、さらに把握できる文章量や文字数は決して多くない。

 当然、現実に近似な程度に物事を理解するのはもっと大変だ。

 しかし、そして思うに

 ∧∧
( ‥)世の中の人は自分の能力を過大視しているのかも
    しれない、そうあなたは考えると。

    (‥ )そう、私は考える。

 みんな本を読めば理解できると思い込んでいる。

 あるいはこう?

 読めばてっとり早く理解できると、そう楽観的に思い込んでいる人が意外と多い。


 しかし世の中には膨大な書類があって、それがどんな場所でもいつでもどこでもうずたかく積もった状態。

 さながら僕らの立場は書類が積み上がった書籍棚の間をうろうろしている迷子のようなもん。時々、なんとなく本や書類を棚から抜き出して目を通すが、大したことは分からないし、分かるまでには大変な時間がかかる。

 ∧∧
( ‥)メディアはそういう作業を代わってやってくれる
    人たちでしょう?

    ( ‥)違うね、彼らは情報屋。適当にぱらぱらと
        読んだ書類や本から得たちんけな情報を
        売れるようにアレンジして
        そしてそれを売る人たちだ。

 これはこれで大変なスキルだが、それ以上のものではないし、それ以上を要求されたこともない。

 ∧∧
( ‥)政治家は?

    ( ‥)知性を必然としないから
        そういう作業は必要ではない。

 もしも自分で物事をきっちり調べる政治家がいるとしたら、それは大変な物好きか、さもなきゃ馬鹿だ。いろいろな意味で。

 ∧∧
( ‥)僕たちは?

    ( ‥)知った気になって文句ばかり言っている。
        なんちゃってマスコミ。

 まあ、マスコミの人たちが2chとかblogを馬鹿にするのは当然と言えば当然。”自分たちとほとんど同じ力しか持っていない”から。ああ、でもあれだろうか? マスメディアの人々は自分たちはネットのようなアマチュアと違う。我々こそがプロだと思っているのかもしれない。

 ∧∧
( ‥)プロと言えばプロでしょ?

    (‥ )プロと言えばプロですよ。そりゃあ。

 たんに出来ることと出来ないことがあるってだけの話で。

 ∧∧
( ‥)だからネットやブログを馬鹿にする
    わけですか。

    ( ‥)だからネットやブログで馬鹿にされるのさ。

 どっちもベクトルの方向が違うだけで能力はそんな違わないから。馬鹿にされるのは当然だし、馬鹿にできないのもまた当然。どっちも対して変わりない。ただの普通の、取るに足らない人間だ。

 できることはたかが知れているし、やっていることは結局のところあまり変わらない。どっちもちんけな代物しか作れない。無惨なことだがやむを得ない。もともとそんな能力を持っていないのだから。

 ∧∧
( ‥)官僚は?

    (‥ )能力はあるのだが、能力を発揮できる
        状態にない。そう言えばいい?

 たぶん、唯一、本と資料と書類を自在に読みこなせる集団なのだけども、彼らが置かれた立場は物理的にそれでどうこうなるような状況ではないっぽい。

 ∧∧
( ‥)つまり?

    ( ‥)僕らは全員、図書館で迷子になった。


 図書館の有り様も、全体の姿も、自分の座標も分からない。



 

2010年2月9日火曜日

えーい

 
 僕らが読んだこの本を読めば、あなたたちも頭がよくなりますよ、という本があったりする。デブが2人、表紙でにこやかに笑ってた。

 さて

 中国の人は親しい人というかよく知った人の名前を呼ぶ時、その冒頭に、「えーい」とつけるという話を聞いた。

 ∧∧
( ‥)?そうでしたっけ?

    ( ‥)おいちゃんはそういう経験がないからなあ。

 まあ、中国にいって商売をしているわけでなし、経験がないのは当たり前。なんで「えーい」とつけるかというと、リズムがいいからだとかなんとか。言われればそんな気もするし、分からんでもない。

 しかしまあ、これが親しい悪友とかならともかく、目上の人にも(慣れてくると)こういう風に言っちゃうらしく、もっと目上の人を敬いましょうよ、という意見も苦言もあるとかなんとか。


 ∧∧
( ‥)儒教の産まれた国なのに

    (‥ )だから産まれたんじゃないの?


 儒教の開祖な孔子はけっこう血筋はいいのだけど零落した家系じゃなかったっけ? きっと子供の時だって


 ∧∧ ぃえーい、孔子ー、竹簡なんか読んでないで遊ぼうぜー
( ‥)
  -(;— —)やめろよー、やめろよー
    -|||||


 てな具合だったに違いない。


 ∧∧
( ‥)はあ、だから目上を敬うことを
    説いたのだと?

    (‥ )他人に何か教えようとするってのは
        うらみとか欲求不満がないと
         普通はしないもんよ。

 でもどうせこんな結果に終わったんじゃないすかね?


 ∧∧ ぃえーい、孔子ー、さっさと授業始めろよーーー
( ‥)
  -(;— —)やめろよー、やめろよー
    -|||||

 
    (‥ )ほら、なんか親しみのもてる人になった
 ∧∧
( ‥)そうですか?


 オレ様の読んだ本で頭よくなれってのもそうなんだろうけども、他人に何かを教えようとするってのはよくよくな動機がないとしないもんだ。
 
  
 ∧∧
( ‥)はあ、それでつまり、皆さんは
   くやしい思いをしたのだろうと?

     (‥ )そうなんじゃねーの?



2010年2月8日月曜日

まあそれはそうなのだけども

 
 そういえば先日発表されたある種の肉食恐竜(羽毛の痕跡を残した化石種)の色が復元可能だったよー、という論文と、それによってでてきたその姿。

 ∧∧
( ‥)ご感想は?

    (‥ )いや、なんかまずそうだよなー、とね。

 黒と白で、頭に赤い飾り羽みたいなのがついているという、なんとも食欲をそそられそうにない、いやな姿。クマゲラとホシガラスをごちゃまぜにした感じ? 鳥に近縁だけど、鳥ではないので姿形も異様(復元画だとかうんぬん抜かしても)。

 ∧∧
(‥ )頭の赤い羽は性的ディスプレイという解釈?
\-
    (‥ )まあありがちな解釈で、そんな文句は
        でないだろうね。

 実証しろ、と言われると非常に困るってだけで。

 ∧∧
( ‥)例えば?

    (‥ )カラスはなぜ黒いのか?

 あれは性選択のせいだろうか? まあ、別にそれでいいんじゃね? でも論文あったっけ?? なんだけども

 でも、論文があるか研究があるかうんぬん以前にこんな解釈もある。あれは警告色。

 ∧∧
( ‥)なにを警告?

    (‥ )カラスはまずいんだとさ。

 どうまずいのかは食べたという人の書いた文献(あるそうな)を見ていないから知らないのだけども、ともかくなんかいやーな味らしい。

 ∧∧
( ‥)はあ、まあねえ、あんまり食べたくなる
    動物じゃないかもしれませんけどもね。

    (‥ )まあ、論文ではないがそういうことを言った人がいたのは
        事実でね。

 だから、それはそうなんだ。ある動物の持つ目立つ色彩はどんな理由で現状に固定されているのか? というのはこんな感じじゃね? と”説明する”のは楽だけども可能な限り確からしく論証せよ、と言われるとそりゃあ困るわさ。

 ∧∧
( ‥)カラスでさえも分かりかねる
   部分があると。

    (‥ )例えばの話、そうだよね。

 時々、近所で見るカワセミはおっそろしくきれいな鳥だけども、あれが性淘汰の結果なのか、はたまた全然違う理由(カワセミがまずいかどうかは寡聞にして知らないけども)の結果なのか、その理由を論証するのは大変でしょうねえ。

 ∧∧
( ‥)まあ、だからあまりにも軽く性的ディスプレイと
   言うのはいかがなものかと、そうお怒りの方も
   いらっしゃいますけども。

     (‥ )まあ、それは当然なんだけども
         コメントってのはそんなもんだからなあ。

 反対に言えばそれを主題に論文を書けって言われたら、普通の動物でも困るし、絶滅種に関して論じろと言われたらもっと困るんでしょうけどもね。実際、そういう論文は皆無ではないけども多いわけでもない。

 例えば頭に骨質の大きな鶏冠を持つティラノサウルス類、グアンロン。

 ∧∧
( ‥)グアンロンの鶏冠はなんのためにあるの?

     (‥ )性的ディスプレイに使うんじゃねーの?

 ∧∧
( ‥)それを論証せよ。

     (‥ )ニワトリの鶏冠に似てね?

 ∧∧
( ‥)それ以上を要求します

     (‥ )それは困るねえ。


:該当する器官が近縁の仲間でもしばしば発達し、装飾的と”解釈”される構造が見られる
:そして種類によってそれらの器官の形、大きさ、発達の度合いがまちまちだ
:これは力学とかに関わるような自然選択の結果っていうよりは性選択の結果っぽくね?

 ∧∧
( ‥)それで十分ですかね?

     (‥ )そりゃあ、もう一言、二言ぐらい
         いや、もっと論拠も解析も欲しいよねえ。
         逆に以上の論拠に突っ込もうと思えば
         いくらでも突っ込めるしね。

 さらにそれを論文のレベルにしろって言われたら、そりゃあ大変だ。無理かどうかは知らないけども無理かもしれない。

 ∧∧
( ‥)だからざっくり最後にコメントとして
    例えば性的ディスプレイじゃないすかー?
    という文章を添えてみると。

     (‥ )おいちゃんの場合であれば、
        それで性淘汰ってものがあるんだよ、
        ということを進化論に興味のない
         読者に伝えられればいいってことかな。

 とはいえ、フラミンゴのピンク色は夕暮れ時におけるカモフラージュとして進化しました、という”啓蒙教育”みたいになっちゃったとしたら、それはよろしくなさそうである。





 
 

2010年2月7日日曜日

大股開き

 
 ああ、大股開きっていうから、、、なんだその話ですか。

 ∧∧
( ‥)がっかり?

    ( ‥)まあねえ、がっかりだよねえ。
      -/

 大人の階段を1つ登ってくれたかと思ったんですけどね。なんだ、もう前世紀におしゃかになった遺物の話じゃないですか。ラリー・マーティン、懐かしいよね。

 ∧∧
( ‥)まだご存命ですよ

    ( ‥)いや、だからこそ萌えなのだ。

 パラダイムシフトが起きた時、選択肢を間違えると人間がどうなってしまうのか? その見本というかサンプルそのものでしょ。教授と一緒というか同士なわけだし。

 人間はすばらしい。人間の阿鼻叫喚な有り様は、これがもうたまらない。もはや防衛戦一方で周囲のすべてが敵になっても、なお自分のコアに閉じこもって廃滅していく有り様は、たまらなくすばらしい。もはや帝国の領土はトーチカだけか?

 ∧∧
( ‥)スタンダードな研究者はもうウンザリしている
    わけでしょ?

    (‥ )だが、おいらは研究者じゃないからな。

 学会で不規則発言とかするような奴なら、うるさい、黙れっ、て言うけどもさ。後退的であったがために滅び行く人々を見る分には、まあ興味深いよね。あくまで科学史的な視点にたった場合だけど。

 ∧∧
( ‥)でっ、あなたはどうするんですか?

    (‥ )しゅくしゅくと資料集めとインタビューでしょ?
 
 恐竜は大股開きをすることはできない。これは正しい。鳥を含めてそう。というか少なくとも例外を見たことはない。

 ∧∧
( ‥)問題があるとすればどこ?

    (‥ )演繹における続くステップでみんなつまづく。
        これが問題だ。

 ∧∧
( ‥)でもつまずかなかったとしても
    問題解決ができることは保証されませんよね?

    (‥ )そりゃあ無理さ。

 恐竜は大股開きができない。この前提は正しい。最低限、例外は見たことがない。これは数学のような公理にはもちろんならないけども、正しい大前提として扱って問題ない(ほとんどおそらく)。

 ただし、ほとんど全員の人間が次ぎの段階で間違える。

 おかしなもんで、”主語に関してそうではない”ということは既に一般的には知られているのだが、この問題に興味がある一般人は”その主語に関してそうでない”ということをまったく知らない。

 だから正しい結論には至れない。

 しかし、仮に正しく答えを導き出しても、それが現実にありうるのかは、当然のことながらまったく保証されていない。

 ∧∧
( ‥)データは?

     (‥ )全然足りないねえ。

 ところでペンギンって喰ったらうまいのかね?

 

 


 
 

ラドン温泉で

 
 まあ、なんだ、さることからラドン、ラジウムで検索をかけたところ


    ( ‥)おおおーーー!!
      -/
 ∧∧
( ‥)ラドンやラジウムってこんなに
    人気があったんですね。

 まあ、ラドン温泉ってうたわれるぐらいだからなあ。ネットはすごい有り様さ。

 ∧∧
( ‥)ラジウム鉱石
  -○
    (‥ )ラジウム鉱石ですか。
        ウランのピッチブレンドではないんだよね

 ラジウム鉱石。言わんとすることは分かるけども、考えてみればシュールなネーミングかもしれませんね。

 ∧∧
( ‥)ラジウム鉱石 ずず、ずいっと
  -○ 
    ( ‥)ウランじゃない場合、親は何?
 
 トリウム、ですかね?

 ∧∧
( ‥)トール石?

    (‥ )花崗岩?の中に? あることはあるみたいだけど
     □-  そうなのかねえ
 
 よくわからん。この世界には知らないことがいっぱいだ。

 

 

2010年2月6日土曜日

オレ様方程式に従えという主張は以下略

 
 現代の動物の最大速度と大きさをプロットして、それらのデータを説明するグラフを得る。

 ∧∧
( ‥)それは何かを抽出したと言えるんですかね?

    (‥ )さあ? でも何かを反映していると思うからこそ
        そのグラフを絶滅した恐竜とか古生物に当てはめて
        推論するわけだろ?

 それは、動物の運動を制限している何かを表している。そう思わなければ当てはめる意味がない。

 さてしかし、思うにオレ様鳥進化論者もこれと同じようなことを、一応はしているのではあるまいか? 思えば、オレ様の計算によると超大型の翼竜は飛べないずら、と言った人たちもまた同様であるとは思う。

 ∧∧
( ‥)私は生物の運動を説明する方程式を考案しました
    これを当てはめると、その動物はこれこれな挙動を
    示します。

    (‥ )これは実際に動物の運動を表現できる方程式だ。
        そう信じるからこそ当てはめて推論するわけだね。

 では何がいけない?

 あー、こんな感じ?

1:論理が破綻している

 ∧∧
( ‥)走る運動を記述できる方程式でダチョウとかの最大速度を
    実際に導き出せることを示した人がいましたよね。

    (‥ )走れる動物の最高速度に近似だと称する
        値を示していたのがあったよなあ。

 ただ問題があるとしたら、巨大肉食恐竜が”走れるかどうか”が問題になっている時に、私の方程式は、”走れる動物”の最高速度に近似な値を出せる、という主張をすることにどんな意味があるのかさっぱり分からん、というだけの話。


2:そもそも、それは何を表現できているのか分からない、という例

 ∧∧
( ‥)?

    (‥ )例えば飛べる動物が飛べることを示す方程式って
        無限にあるんじゃねーの?

 それができることをできると記述できる、とだけ言われても困るよな。5と入力するとちゃんと100と出力する方程式を発明しました、と言われても困るというがごとし。

 ∧∧
( ‥)どうすれば説得力がでるんでしょうねえ?

    (‥ )そうねえ、妥当だとすでに確認ずみの方程式から
        導けるとか、あるいは逆に既存の方程式と同等の
         結果を当然の帰結として出力できるとか?
 
 あるいは既存の式では解けない問題も解くことができるとか?

 ∧∧
( ‥)でも、解けるだけじゃだめでしょ?

    (‥ )解くだけでは駄目だよねえ。

 現実と照らし合わせた時にちゃんと問題を次々に解けるのか? それが肝心。

 ∧∧
( ‥)でも絶滅生物の場合は直接検証できませんよね?

    (‥ )だからこそ、現生鳥類は肯定的に説明できるから
        翼竜も説明できるはずだ、と言っちゃだめだって
        ことだろ?

 それはようするに、

これまで解けたのだから、解いたことが無い問題まで解けるはずなのだから、ゆえにオレ様方程式に従え

という主張なわけで、論理に飛躍があることもさることながら、飛躍うんぬん以前に間違ってるがな、ってことですかね。

 ∧∧
( ‥)まあ、飛躍がある時点で論理だ演繹だとか
    優位性を誇示することができないわけで。

    ( ‥)結局、他の証拠との整合性で考えると
        あんたの負けってこったな。

 では逆に問題。

 現在の動物の最高速度と大きさから描いたグラフを絶滅生物に適用します。これにはどんな正当性が?

 ∧∧
( ‥)いかに?

    (‥ )そうさのー

 それが既知の動物界、あるいは脊椎動物に見られる何らかの制約的な要素であるとした場合、動物、あるいは脊椎動物の一員である恐竜などもその制約に従うだろう。

 ∧∧
( ‥)すごく楽観的に考えれば
    共有派生形質を見ているって
    ことになるんですかね?

    (‥ )共通祖先から受け継いだ、なんらかの
        制限を抽出したのだってことになるのかねえ。

 そう考えて良いのかどうなのか。

しかし考えても見れば原子だ分子だの理解する前から人間は実験結果と観測から色々な法則を導いていたのもまた事実。

 メカニズムも理解できないのに、法則があるのだ、あるいは、ここには何らかの秩序がある、ということは観察から発見していた、という話。

 それを思うに、観察もまともにしないで、メカニズムもろくすっぽ分からない事柄をオレ様の詳細な理論と方程式で解けるのであるから、とにもかくにもこれを適用すれば確実にすべてがスラスラ解けるずら、というのはさて、それはなんだあ?







2010年2月4日木曜日

そのグラフが反映する根拠は誤差をどう以下略

 
 現在の生物の大きさと走る速度(移動する最高速度?)をX軸、Y軸にとってデータをプロットする。その結果、あるグラフが描けた。さて、これはなんだろう?

 ∧∧
( ‥)生物が走る/移動する最高速度は
   ある法則に従うってことなんじゃないの?

    (‥ )そうだとは思うけども、
        ではなぜそう思えるのだろう?

 まあ、これは別に生き物に限った話ではない。1キロの物体を1メートル降下させた時に、それにつなげたヒモを介して回転する水車がよく密閉された水を満たした容器の中で回転するようにしたところ、これだけの水温の上昇が見られた、このような手段でもって次々にデータを取ったところ、位置エネルギーは以下のようにカロリーに換算されることがうんぬん。

 ∧∧
( ‥)グラフを描けたのなら、そういう本質が
    背後にあるのでは? と推論できるんじゃないん
    ですかね?

    (‥ )そりゃあ推論はできるよ。

 データを説明するグラフなり方程式なりを発見しました。これが法則(本質?)に違いないずら。そう主張することは、それが論理的にはぶっとびな飛躍(アブダクションってやつに該当)であろうがなんだろうが、”発見すること”/”言い立てること”はできるわさ。

 ∧∧
( ‥)何が問題?

    (‥ )問題というかいつも疑問に思うことがね、
        つまり例の最小二乗法と同じなんだよなあ。

 トータルとして誤差最小なグラフが一番いいグラフ。でも、そもそもなんで誤差がトータルとして最小だと良いの? という疑問。

 ∧∧
( ‥)? 経験的にはオッケーですよね?
   誤差がでかい理論やグラフや仮説を選ぶ人は
   いませんよね。

    (‥ )まあ、そうだね。実際にはそうとは
        言い切れないけども、おおむねそうだよな。
        誤差最小で(おおむね)問題ないと思うよ。
         というかそれ以外にやりようはないよなあ。

 問題は、以上のような考えの背景には、実は、もろもろの条件で個々に生じた誤差はトータルにするとならされる。つまり、結果的にノイズがならされて”本質”が見えてくるという考え/前提/仮定があるんじゃないのか? ってことで。

 ∧∧
( ‥)それの何が問題?

    (‥ )宇宙がそういう性質を示すものだという
        暗黙の前提があるのかどうかってことさね。
        これ、ものすごく強烈な仮定よね。

 昔の人は、それこそまだ神の理論が正当だった時代には(ようすにダーウィン以前)、そういうことが平気で、いや、なんというか普通に、あるいは今以上に”露骨”に言われていたことは、まあ確からしい。ニュートンだってそうだよなあ。

 ∧∧
( ‥)まあ、それはあれですよね、宇宙は最節約に
   出来ているのかどうかとか、そういう疑問にも
   通じることなんでしょうけども、でっ、
   それと冒頭の生物の大きさと走る速さに何の関係が?

    (‥ )個々の状況と歴史的な過程を経て
        個々の進化を遂げた生物と、
        その結果である運動能力をトータルで見た時に、
        それらを説明するグラフが現れる。

 個々の歴史的な結果というそれぞれのいわば”誤差”をトータルした時、それらがならされて”背景にある本質”が現れる。そういうことを想定しているのか?

 ∧∧
( ‥)想定しているんじゃないんですか?

    ( ‥)そう言っていいのかどうか??

 あるいはこう? 個々の事例を見た時、それぞれこんな方程式があらわれた

1000X+5000Y+25+0.0003Z
1050X+4890Y-10+2α
 980X+5020Y+65

 ∧∧
( ‥)まあ、1000X+5000Yとかで
   ざっくり説明してもよさげですけどね。

    (‥ )つまりグラフを引く/見つけるという行為は
        ”その物事”に影響を与えるでっかい
        要素を発見する、そういう過程なのかね?

 ”その物事に影響を与えるでっかい要素”、そういうものを発見できるという信念や確信の背景には、経験的にはこういう処理をすればいいでしょう、というざっくりした感覚があるんだろうけども(これ自体は経験的に健全な考え方であると思う)、でもそういう考えの大前提には

トータルで考えた場合、誤差や枝葉末節的な要素は相殺されてならされ、歴史的な個別の事柄も消えて、本質的に影響を及ぼす要素があぶり出される

そういう発想なり、前提なりがあるんだろうか?

 ∧∧
( ‥)あるんですかね?

    (‥ )どうだろうね?
        あるように思えるけどもね。

 ∧∧
( ‥)でっ、結局のところ、この処理や大前提に
    疑義を唱えるわけですか?

    ( ‥)いや、経験的にはいいんだと思うよ。
        というかそれしか方法はないわけだろうし。

 ただ、時々、気になるって話であって。

    (‥ )ちなみにだ、こういう疑義は少なくとも
        直接的にはあまり役に立つものでもないんでね。
        聞いても見ても、忘れて欲しいけどもね。
 ∧∧
( ‥)ただ、あなたは気になるのだと。

 まあ、ねえ、それが仕事ですから。

 仕事となるとあれなのですよ、自分の気に入らない系統樹が編まれたから、そういう時だけ

最節約って何それ?? 世界が最節約に動くわけないじゃん

とかその場しのぎのお馬鹿ないちゃもんつけてる連中のようなわけにはいかんのよね。






2010年2月3日水曜日

順調だったのに途端に土石流


 生物、特に絶滅した古生物を運動や機能を数式や公式やらなにやらで再現しようとする。

 ∧∧
( ‥)いわゆる機能形態ってやつですか?

    (‥ )そういう単語でくくるにしては機能形態って分野は
         あまりにも幅が広いように思えるけどねえ。

 ああ、この論文すげーーーってものもあれば、全然だめじゃないですかこれってのもある。

 ∧∧
( ‥)純粋に古生物の運動とかに限るとどうなでしょうね?

    (‥ )さあねえ。でもあれじゃない? ざっくりしたもの
        と細々としたものとがあるけども。

 例えば恐竜の運動能力はどのくらいだろう? 色々な公式を持ち出したり、あるいは自分で発明したりして論ずる論文もあるけども、ざーーっくりと動物の大きさと歩く/走るスピードをプロットしてそこからざっくりグラフを出して、それから論ずる人もいる。

 ∧∧
( ‥)どっちを採用?

    (‥ )グラフでざっくりかなあ。

 動物を色々見てみたところこうでした。恐竜も動物なんだからこのグラフに従うんじゃね? というのは面白みのかけらもないかもしれないけども、当たり前と言えばしごく当たり前な意見なので、これは採用していいんじゃねーの、という感じ。

 ∧∧
( ‥)細かい論文は?

    ( ‥)その論文の妥当性をどう判断したらいいのか?
       が問題になるかねえ。

 例えばの話、こんな例。ある大型肉食恐竜の走る最高速度を導き出す公式を発明しました。それはこれこれです。この公式に従うと大型肉食恐竜はマックス40キロ毎時だかなんだかで走れます。

 ∧∧
( ‥)でもあの論文は、、、

    (‥ )それに必要な筋力の問題を結局のところ
        解決していないんだよな。

 そこまでは(一応、たぶん)理路整然と展開していた論文が、最後の最後に土石流。

 あるいは例えばこんな話。というかこの例は結構多い。計算したら超大型の翼竜は飛べません。論理的に考えて昔の地球は重力が低いか、あるいは大気圧がめちゃくちゃ高いかのいずれかです。

 ∧∧
( ‥)はあ、まあ、時々出てくる意見ですよねえ

    ( ‥)でっ、無視されるわけなんだが。

 世の中には自分の公式よりも自然界の重力定数とか環境を疑う人がいる。おかしなもんでこの手の人たちは環境を変えた時に必然的に起きる化学的変化とか、物理的な変化とかもろもろの結果をまったく考慮にいれていない。とはいえ、まあ考えてみれば必然だとも言える。

 ∧∧
( ‥)なんで?

    (‥ )自分の方程式は正しい。だとしたら
        間違っているのは自分とその方程式以外の何か
        だってことに論理的にはなるからじゃない?

 論理的にはそうだろうねえ。ただ、最初の、”自分の方程式は正しい”が根拠不明だってだけで。

 そういえばいたよなあ、自分の方程式では現在の大型の鳥が飛行生物の最大サイズであることが示された。ゆえに、大型翼竜は飛べないって言った人。

 ∧∧
( ‥)ちょっと飛躍してますよね。

    (‥ )ここまで説明できるから、そこから先のものも
        説明できるだろう、飛躍だね。

 帰納としてはありだと思いますよ、そりゃあ。A〜Zまでそうだった。だったらイ〜ンも説明できるだろう、というのは。

 ∧∧
( ‥)でもあれですよね、彼が言っていることは
    A〜Zまで説明できた、イ〜ンまでは(否定的に)説明できた
    だからイ〜ンを肯定的に説明するには重力定数とか
    気圧という要素をいじるべきである、という
    主張なわけですよね。

    (‥ )最初の部分は、より正確にはこうだよね。

 A〜Zまで説明できた、ゆえにイ〜ンまでも(否定的に)説明できる”はずだろう”

 ∧∧
( ‥)飛躍してますね。観測した事実から観測していない
    事実を推論しているわけですから。

    (‥ )してるね、まあ飛躍自体はいいんだよな。
        問題はその次ぎに”だから他の要素をいじるべきである”と
        自分の方程式の優位性をうたっていることなんだろうね。

 A〜Zまでそうだった、だったらイ〜ンまで説明できるだろう、という(論理では正当化できない)飛躍した推論と発想の世界に足を踏み入れた時点で、演繹だ、論理だ、だからオレ様は無敵だ、ではなく、ちゃんとデータの数や質、整合性で考えるべきでないんかね?

 ∧∧
( ‥)データの数でいったら重力定数をいじるとか
    気圧を変えるとか、そういう調整案は破綻しちゃうでしょ?

    (‥ )破綻するねえ。

 山のように押し寄せるデータがみんなでこう言うのです。

:俺たち変えるよりもさ、お前のそのご大層な方程式とやらを作り替えた方がよくね?

 ∧∧
( ‥)なんでこんなことになるんでしょうね?

    (‥ )論理や演繹が中途半端なんじゃないの?

 論理的なのだから正しい。そう言っている分には勝手に何を言っていてもかまわない世界なんだけども、”現在の鳥は説明できる、ゆえに翼竜も説明できるはずだ”と言った時点でその世界からもう飛び出している。そのくせ、結論を下す段階では”自分は論理的なのだから他が論理的に間違っているに違いない”と再び論理の世界に戻っている(少なくともこういう論法でないと、この場合、自分の優位性は主張できないでしょ)。

 ∧∧
( ‥)立ち位置をころころ変えている?

    (‥ )そういう風に見えるけどねえ。


 順調に見えていたのに、最後に土石流。

 

2010年2月2日火曜日

昨晩の話

 
 昨晩は雪の降る中、散歩をしたけども、なるほど神奈川県の中央、周囲に幾つもの大都市を抱えるこの小さな町において雪明かりに照らされた夜は

 ∧∧
( ‥)さすがに明るいですねえ

   ( ‥)いやはや何もかもがばっちり見える。

 ススキの仲間のオギの原っぱもすっかり雪に倒されてほとんど真っ平ら。一気に視界が広がる広がる。暖かいから雪はどんどん融けるが、どんどん積もる。誰も通っていない道に長靴ふみふみ、足跡をつけていくのはなかなか心地よい。

 ∧∧ 他に誰もいませんね
(‥ )
 -( ‥)さすがに(関東にしては)大雪の夜に
     好き好んで公園に出歩く奴はいないなあ。

 とはいえ、ひさかたぶりの大雪にテンションが上がったのか、公園を出て暖かい飲み物を買おうと大通りの自販機に向かったところ、ヤンキーたちが自家用車2台と軽トラ1台で公園の向こうにある市役所の構内に乗り付け、ぶおーんぶおーん、うきゃああーーーっと走行走行している場面に遭遇。

 ∧∧
(‥ )軽トラで、荷台に1人乗っているところが
    子供っぽいというか、無邪気というか
    テンション高いなあー、というか田舎というか

     (;— —)田舎だな、ここは。恥ずかしいくらいに田舎だ。
 
 町の眺めはなかなかだった。しかしいかんせん、さすがに寒い、体力をそがれてしまう。雪が積もっているから当然座って休めるベンチなんてありやしない。雪は深夜の2時ぐらいにはやんで、お昼にはほとんど融けていた。


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