新江ノ島水族館に生きたミツクリザメが持ち込まれたけれども、網に混獲された深海生物の常で残念ながらもう弱っていてお亡くなりに。それでも聞けば明日まで氷水に漬けられた標本としてお姿を展示とのこと。なにぶん、氷水に漬けただけなので状態いかんによっては展示の限界はもっと早いかもしれない。
∧∧ というわけで新江ノ島水族館へ急遽出発ですか
( ‥)
-( ‥)閉館まで時間もないのに
やってきましたここ江ノ島
灰色の色あせた姿。ゴブリンシャークと呼ばれるその異形な顔も、顎を収納した通常の状態ではどこか普通のサメのような、しかしなにか見慣れない不可思議な雰囲気をかもしだす。
∧∧
(‥ )口の周りや吻部に小さな点々がありますね
(‥ )長いヘラのような吻部で餌を探すというから、
感覚器官か何かなんだろうな。
鋭く細い歯、長い吻部、感覚器官とおぼしき小さな孔、よく突き出す顎、
∧∧
( ‥)眼も普通ですね
(‥ )ミツクリザメって時々困ったような顔で写っているけども、
あれって顎を人為的に突出させた時にしわがよっているのじゃ
ないかなあ。
一見普通で、だけど見たこともない固有の形を示すそれ。
実物を間近で見ると地味だが、しかし、それはそれはすばらしい。