暖かい南風が入って日中はまさに春の陽気。
∧∧
(‥ )公園へいってみれば、樹々の芽が
芽吹きそうな予感
(‥ )ふくらんできたねえ。
こういう季節、森は多数の芽が膨らんで、芽吹いていくので、もやーーーーっという感じになる。
さて
人件費が安いことを武器にして、より生活水準の高い国から仕事をもらい、そして売りつける。
∧∧
( ‥)でも、生活が豊かになれば、いずれ人件費が上がって
今までお客様だった国と肩を並べて、
ついには仕事をもらえなくなる。
(‥ )少なくとも、単純労働では仕事はもうもらえないって
ことだな。
さもなきゃ、パートや非正規労働者を多くすることで人件費を押さえなくてはやっていけない。手に職がない人間は多分、一生、非正規労働者のままだろう。これに対して人件費が安い時代に就職した年配の人間は、いってみれば勝ち逃げ。実力がともなった地位ではないけども、まあ勝ち逃げであることには違いない。
∧∧
( ‥)その一方では、自分たちが豊かになって自分たちの
人件費が上がったので、海外のより安い生産物を
輸入して買うと。
(‥ )かつて自分たちがしたのと同じことを
よその国にやらせるってわけだな。
安いものが手に入ったわ、とほくほく笑顔の一方で、給料がちっとも上がらないのはどういうことだ?? 生活が厳しい以下ウンヌン。さんざんにこぼすことになるのだが、その不満は言ってみればたわ言だ。
∧∧
( ‥)でも、たとえたわ言であったとしても
それを言わないと生きていけないんですよね。
あなたたちお猿さんは。
( ‥)社会が悪い、会社が悪い、景気が回復しない
給料が上がらない、安いものが欲しい。
僕は不遇だ、私は悪くない、認めないあいつらが
いけないんだ、愚痴をこぼし続けないと人間は死ぬんだよ。
と、言いつつ、人件費の安い中国とかインドに頼って、相手を買いたたいたり、あるいは商売に負けたり、品質が悪いと愚痴をこぼしたり、あちらの景気におんぶにだっこだったり。
だがしかし
∧∧
( ‥)中国やインドもいずれ飽和状態に達するはずですよね
(‥ )たぶん、僕らが生きている間にね。
あちらは格差が大きいから、そう簡単に飽和状態に達しないだろうと楽観視していたのだけども、そうではないのではないのか? という意見があって、検討してみるとそうかもしれないってことに気がつく。さてさて、もしもそうなってくるとしたら困ったもんだ。
∧∧
( ‥)あなたの人生も後半生は
えらいこっちゃに?
時が来たらどうします?
(‥ )ならないためにはさてどうするね?
未来は曖昧模糊としていて、とりとめがなく、窮屈で広大だ。