ニューヨークタイムズは49歳の最高責任者のもと、20年後の紙全廃を目指していた。
無論、これはたわ言だ。電子化したところで新聞の価値があがるわけがない。
そしてそもそも無責任でもあった。20年後といえば49歳の最高責任者は69歳であり、とっくに引退しているはず。つまりこれ、目立つことを言って高給を取って沈むかける船からとんずらするという行動だろう...
∧∧
(‥ )...でもさこれ甘くね?
\− 今のCEOは20年後まで
ニューヨークタイムズが
もっているはずだ
そう予測したことになるけど
もたんだろ
(‥ )もたないだろうね
もって10年じゃね?
まあ会社自体が存続することはありうるのだとは思う。事業縮小、本業売却、会社更生法の適用。あるいは、買収で元の社員は残っていないけど形式的には存続しているとか、事実上のペーパーカンパニー化するとか、会社の存続には色々な形があるので。
しかしそれでもなお、20年後の紙全廃と完全電子化、そしてその前にとんずらするという今の目論見と計画は甘すぎると言わざるを得なかった。今のメディアはすべて20年もたない。もつにしても、全く変貌していて倒産と事実上変わらない状況になっているだろう。