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2021年2月17日水曜日

雪はなぜ光を遮断する?

  
 ∧∧
(‥ )雪ってなんで
\−  不透明なのかね?
 
  (‥ )さあ?
      なんでだろな?
 
 雪は空気が混ざった小さな氷の結晶の集合なので、結晶面で光が反射、散乱するから不透明であること、それはわかりやすい。
 
 ∧∧
( ‥)でもそれだけなら
    不透明になる
    だけだよね?
    雪は同じ厚みの水に
    比べて
    明らかに効率的に
    光を吸収し遮断するが
    あれはなんだ?
 
  (‥ )光が散乱してあっちこっち
      移動している間に
      氷(水分子)に吸収されて
      しまうんじゃね?
 
 例えば5センチの厚みの雪を移動する間に、散乱した光があっちへよろめき、こっちにふらつきして5メートルうろうろしたら、それだけで5メートルの水を通ったと同じぐらい吸収されてしまうだろう。
 
 ∧∧
(‥ )その理解で良いように
\−  思えるけども
    そういう論文は
    ちょっと見当たらんな
 
  (‥ )あれだな
      雪はなぜ光を
      効率的に遮断できるのか
      こんな何気ないことでも
      難しいもんだな
 
 それにしても、以上の考えは次のことも意味している。つまりこの前提に立つ限り、ほぼ完全に透明と言える物体でかき氷を作った場合、それは不透明な白い物体にはなるが、しかし雪と違ってそのかき氷は何メートルもの厚みでも明るいままだ、ということになる。
 
 ∧∧
( ‥)...非常識にしか
    思えん結論だな
 
  (‥ )理屈の上では
      そうなるんだけど
      本当にそうなるとは
      信じられんよなあ
 
 実際に確かめられたら簡単なんだが、何メートルもの厚みを持ちながら透明で、しかもかき氷にできるような硬度で、なおかつ大量に手に入れられる物体。これがちょっと思いつかないのである。
 
 
 
    

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