自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2015年8月5日水曜日
選挙権を売っぱらって時代を逆回ししておる
まず総理から戦場へ
これは要するに、戦場へいった者のみが選挙権を持つ、と主張することに他ならない。言っている本人は、総理は勇ましいことを口ではいうが、本当は戦争へいく度胸も無いのだろwww とドヤ顔しているつもりかもしれないが、実際には選挙権の自発的な放棄である。
∧∧
(‥ )まず総理から戦場へ
\‐ それって
戦場へいったから
私が総理です
そう主張することと
対だからね
(‥ )実際戦場へいって
勝利を収めて
凱旋将軍として
帰ってきたら
他の全員を差し置いて
勝利者が
選挙で当選するからな
もちろん、このような選挙には根本的な問題がある。まず第一に事実上、戦争が選挙になるので、ずーっと戦争をしなければならない。そして戦場で勝利を収めたものが総理になる以上、総理はずーっと戦場にいなければならない。そして政権交代するには戦争をしなければならない。つまりずーっと内乱だ。
初期のローマ帝国はまさにこれの実例だろう。
∧∧
(‥ )ローマ帝国はこう言う状態を
\‐ 何世紀もかけて改善した
みたいですよね
(‥ )3世紀の
ディオクレティアヌス帝は
国家防衛のために
軍隊指揮官である
帝を4人にしたけど
6世紀の
ユスティニアヌス帝は
皇帝は宮廷にいて
将軍を前線に
送り出してたからな
将軍と統治者が一緒じゃ色々と不都合が生じるのだ。将軍と統治者は分離しなければならぬ。そうである以上、命令だけして安全圏にいることを否定してはいけない。
ましてや、総理からまず戦場へなどと言ってはいけない。一体全体何のために人間はここに至るまで何世紀も時間をかけてきたのか? それが問われるだろう。
∧∧
(‥ )でも最近は
\‐ ”総理からまず戦場へ”
これを平気で言う人
多いですよね
(‥ )本人は民主主義な
平和の主張のつもりだが
実際には選挙権を
自ら売っぱらって
選挙を戦争にすげ替え
時代を1000年
逆回しにしようと目論む
時代錯誤な
超軍国主義者ですよ
もちろん、当人の認識ではそんなことはないのだ。戦争に反対する=民主主義だと思っている。
つまり認識、それ自体に誤りがある。
実際、古代ギリシャの民主制もローマもフランスの民主制も全部戦争と兵器に密接な関わりを持つ。それを踏まえれば、”戦争反対=民主主義”という認識に誤りがあること確実だ。
∧∧
( ‥)つまりあなたたちの認識は
根本から間違っているわけだ
(‥ )俺たちの認識は
根本から間違っている
この世界に関する
僕らの認識は
なにもかもが嘘っぱちだ
そう考えるべき
これはhilihiliのhilihili: それは今見ると色褪せて見えたの続き
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