*の続き
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( ‥)つまり?
(‥ )よくさ、なんで世間はこんな馬鹿みたいな
本だらけで例えばなにゆえこんな
疑似科学なトンデモ本まではびこるの??
とはいうけどもさ。
そりゃあ、皆さんが大人になったからに決まっているじゃないですか。
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( ‥)子供の時ならちゃんとした監修者を
呼んだり、きちんとした本を作って
あげるように配慮、努力してやるけど。
(‥ )大人になったら自己責任だ、
容赦しねえ。
嘘だろうがトンデモだろうが疑似科学だろうがただの煽りだろうが、そりゃあ大人だもの。騙されようが損しようが、勘違いで幸せになろうが、信じておかしな道に入ろうが、そんなものは買って読んで、理解したとか思い込んだ個人個人の責任だ。
子供相手にはないけども、大人相手にはぼったくりバーとかあるんだよ。そんなの知ってるだろう?
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(‥ )レストランだったら、料理は新鮮な素材を
\- 使い、食中毒を起こさないように、とか
規定があるんですけどね。
(‥ )本は活字の世界、半ばバーチャル世界に
足を突っ込んでいるから、そういう
現実的な規約が設定しにくいんよね。
おまけに新鮮でないものを食べた時に体に悪影響が出るとか、新鮮でないものを識別する嗅覚とか、おいしいものを見分ける味覚とか、そういう妥当性を識別するセンサーが、
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( ‥)本に関してはありませんと。
(‥ )そういう感覚の欠如を消費者は作者に
よって突かれる、つけ込まれる、
侵入をゆるす。
未熟とされる子供相手には”ガードしなければ”というルールが働くが、大人相手にはそんなものはほとんどない。ようするに大人ってのはなんのこっちゃない、ただの餌食だ。
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(‥ )その結果が書店に並ぶ本の有様に
\- なるのだと。
(‥ )本の有様は消費者の知性や判断力、
知識の分布、数、割合、趣向、
そういったものの反映だ。
のろわば呪え、嘆きたくば嘆けばいい。これが人の心の反映である。
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( ‥)これを是正するには
(‥ )現実のテスト、すなわち地獄を
導入するしかない。
そういう視点に立てば、風力とか太陽発電による電気を電力会社に買わせる、という法案を通すのも悪くはないとも言える。
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( ‥)質の悪い電気の強制買い取り、
電力の値上げ、大変なことに
なるでしょうに。
(‥ )苦痛にのたうちまわって
ようやく妥当解を見つけるのが
人間の集合だろ? だったら
苦しめばいいのさ。
そうでもしないと言葉の真贋は見えてこない。言葉の真贋を言葉に求めるは愚劣。