∧∧
(‥ )雨ばかりで公園にもいけませんね
-
(‥ )洗濯物は乾かないし
やれやれだな。
資料を探す、検索をかける、論文を見る、本を発注する。
( ‥)弱ったなあ、意外とこれは、ってのが
-□ ないというか、記述するには
情報が不十分だよ。
∧∧
( ‥)まあ、当たり前ですね。
その生物がどこにいて、どのように移動して、いついかなる気候のもとへ渡りを行い、何を食べ、いつの季節に繁殖し、その繁殖に至るまでにどのように求愛するのか、その求愛の手順は具体的にはどのようなもので、なおかつそれは進化という観点から見た場合、どのようなものか論文はあるか?
∧∧
( ‥)がっ、そろわないと。
(‥ )資料が多いのは観察しやすい
□- メジャーな生物や実験動物で。
ちょっと色物めいた生物になって
くると、途端に書くことが
なくなる。
普通の本はありきたりなことしか書いてない。熱心な観察者のそれは大量の資料の中に埋もれて、あったしても見つからない。検証が徹底的にされたものは身近な動物で、読者が求めるようなそれではない。研究成果はテーマが限定されているから論文を読んだからといってその生物のことは全然わからない。みなが目を奪われる生物は珍奇で辺ぴで数が少ないだけに、そんなもの、そもそも研究がされていない。
それは当たり前であるのだけども、やはりいつも思うが困ったものだ。
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( ‥)求愛に花びらをあげる
鳥さんがいるんですけどねえ。
(‥ )本が絶版だよ。
\- 古本も手に入れられない。
やれやれである。