自己紹介

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2011年8月11日木曜日

確かに人生は逃げであった

 
 夜の公園は蒸し暑く、カがうようよ飛んでいて、空を眺めても流星は流れなかった。少し残念。帰宅して一件仕事を終わらせる。
 
 さてもさても。
 
  
 ∧∧
( ‥)教科書を読むべきであると。
 
    ( ‥)学校で学習する時には教科書を
      -□ 読んだり、参考書を買っていた。
        だのに大人になると教科書を
        買おうとしない。
 
 考えてみればいつでもそうであった。娯楽になる本を買って読むが、教科書なんて自分からは買わないものだ(科学ってのは結局は強制されたもので、されるべきものだ、ということでもある)。
 
 ∧∧
( ‥)でっ、大人になって一般啓蒙書を
    読んでその気になって痛い大人に
    なっていくのだと。
 
    ( ‥)今西進化論、断続平衡説。勝手に解釈した
        中立説、名前だけ覚えたホメオボックス
        基礎がずたずたで、地盤沈下どころか
         砂上の楼閣、建物倒壊。
 
 ∧∧
( ‥)こうして研究者と分かった気になった
    読書人のギャップは埋まらぬままに
    年月だけが過ぎていくと。
 
    (‥ )人生とは逃げなのだ。
 
 これで良い。今までだってそうしてきたではないか。成功の鍵はここにある。そう思う事にして、実は逃げている。
 
 ∧∧
( ‥)それがあなたたちお猿さんの一生。
 
    ( ‥)楽な方がいいに決まっているからなあ
      -□ カロリーの壁を越えること、容易ではない。
 
 ∧∧
( ‥)あなた方は無駄に脳みそが
    大きいですからね。
 
    (‥ )ただでさえカロリー消費が激しいのよ
        性欲、食欲、健康、地位と金、
        これ以外にエネルギーを割り当てたくないのは
        当然だと思わないかね?
 
 科学という観点においては果てしなく後ろ向き。僕らの日常。それは必然的な手抜きであった。
 
 

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