自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2017年1月16日月曜日
なぜお前達は馬鹿なのか? と問われたら
どうしてお前ら馬鹿なの?
∧∧
(‥ )という問いに
\− なんて答えます?
(‥ )節約だね
ここに2ピースのパズルがあったとする。
∧∧
( ‥)すぐ完成するな
(‥ )だが1万ピースの
パズルではどうか?
1万から1ピースを取り出し、それを残りの9999ピースと照らし合わせる。ピースは近似的には正方形で、4つの辺があるとした場合。吟味すべき手数は1×9999×4であり…
∧∧
(‥ )まあ事実上4万手数ですな
\−
(‥ )これを残り
9999ピースに
関して行わなければ
ならないわけよ
もちろん、半分の5000ピースにまでいけば手数は減るであろうし、最初の1ピースだって4万手数かけずとも、最初の1000手数で合うこともあろう。
∧∧
( ‥)とはいえ膨大な手数が
必要なことに
変わりないのである
(‥ )でも言い換えればだ
単純作業を何百万回も
繰り返せば
完成させられるわけよ
本もこれと同じである、理解に必要なピースをひとつひとつ集め、その組み合わせを単純に組み合わせて確認していけば理解に到達できる。
本を読むというのは本来は知的作業などではない。単なる単純作業の累積だ。
∧∧
(‥ )しかし面倒くさいし
\− それには膨大な手間が
必要なのである
(‥ )だからみんな
途中で止めるし
分かったことにしてしまう
これが馬鹿ってことさ
今時のamazonでは、僕には難しいからこの本は星1つです、とか自分の馬鹿を公衆の面前で自らさらすものがいることは、良く知られていよう。
いや、むしろ小賢しい場合もある。中には適当なピースを見繕って美しいが本来の柄ではない映像を組み上げて、これで完成だと勝手に理解してしまう者がいるのだ。
∧∧
(‥ )考えることを悪用して
\− 考えないために
考える人々がいるのだと
(‥ )トンデモ本はこうやって
作られるものなのさ
そしてこれゆえに
トンデモ科学は
望まれているのだ
だから、なぜお前達は馬鹿なのか? と問われたらこう答えるのである。
節約のためですよ。さぼりたいから考えるのです。手前勝手な答えで満足するために考えちゃうんですよ、と。
ゆえに結論は明白だ。考えるものすべて滅ぼすべし。
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