自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2017年1月21日土曜日
待たれていた未来がやってこよう
∧∧
(‥ )日本人はなんで
\− 過労死するまで
働くの?
という外国人の疑問
(‥ )働くことに価値が
見いだされているから
だろう?
働くことに価値があるのなら、どれだけ働けるか? それが相互に競われて俺が俺がとエスカレートいていくのは当然。
金持ちが無駄に着飾ったり、成り上がりが無駄にボランティアをしたり意味のない多額な寄付をして悦に入ったり、ビクトリア朝の女性が巨大なスカートや過剰に細いコルセットをはめたことと何ら変わらぬ。
∧∧
( ‥)それは過重労働の説明だろ?
過労死するまで
働くのはなぜ?
(‥ )相乗競争で過重労働すれば
そりゃ脱落者が
出るのが当然だろ?
無駄に着飾った貴族が破産したり、成り上がりが全財産をはたく喜捨をしたり、コルセットのしめすぎで貧血になったり、あるいは巨大すぎるスカートに暖炉の火がついて死んだり。
∧∧
(‥ )死者が出るのに
\− 続けるのはなぜですかね?
(‥ )死者が出なければ
意味ないだろう?
死者が出る危険なスポーツだからこそ登山やスカイダイビング、ヨットで世界一周、はたまたカーレースに意味が出てくるのだ。
死者が出るのになぜ? と問うのがおかしい。死者が出るから意味があるのである。そんなこと、酒のことを考えれば明らかであろう?
∧∧
( ‥)酒で毎度毎度
死者が出るからな
でもむしろ酒豪が
尊ばれるのである
(‥ )祭りだって
死者が出る祭りの方が
盛り上がるし
参加することに
意義が出るだろ?
こんなこと自明だべ
それを考えると、なぜ日本人は死ぬまで働くのか? という外国人の問いは、これは日本人でもそうだろうが、まったく物事の道理が分かっていないのだ。こんな程度のことも分からないのが知性というものなのであり、なればこそ、こんな低性能な知性など必要ない。知性などという口ぶりと裏腹に、まったく取るに足らぬ愚かしい存在、いやむしろ欺瞞そのものではないか。
知性あるもの、この地球からことごとく滅ぼすべきである。
論証されるべきは、このことであった。
∧∧
(‥ )まあ死者が出ることよりも
\− なんか無駄に働くのが
嫌だって声を嘆くべき
なのでしょうなあ
(‥ )要するにだ
会社経営者も労働者も
経済のことが分かって
いなかったのだ
低賃金で働き節約すると
金の回りが悪くなり
経済が停滞し
皆が貧乏になり
余裕の無いものから死ぬ
是正すべきはここよな
8時間は睡眠に、8時間は労働に、8時間は消費と娯楽に、宵越しの金を持つな、貯蓄をするな、けちは殺せ、納税の義務と保証の責務と消費の義務を果たせ。これからこの地球を支配する新しきファシズムはこれをスローガンとするであろう。
∧∧
( ‥)人が労働のコマではなく
経済のコマとなる
新しきディストピアが
やってくる
(‥ )今度こそこの地上に
完璧なる地獄を
作り上げるのだ
これぞ待たれていた未来
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