自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2017年1月21日土曜日
論理的な人間は業を背負っているのだ
すべてのカラスが黒いという主張を証明するには、この地上に存在する全てのカラス、そして過去存在したであろうすべてのカラス、そしてこれから生まれるすべての未来のカラスが黒いことを示さねばならない。
∧∧
(‥ )こんなこと実際には
\− 不可能である
(‥ )カテゴリーとは広く
かつ
複数よりなる概念だ
だとすると
肯定的な証明は
人類には不可能だ
ということになる
しかるに、すべてのカラスが黒いという主張を覆すにはアルビノのカラスを1羽見つければ良い。
∧∧
( ‥)これなら原理的に可能である
(‥ )人間に出来る証明は
否定的な証明のみ
論理が証明できるは
否定のみ
これが論理の原則
しかるにだ、論理的な人間は否定のみを述べているか?
否! 論理的な人間は自らを肯定し、論理的な意見を肯定しているであろう。
∧∧
( ‥)ということは
論理的な人間は
たばかっているのである
( ‥)論理的な人間は
−/ 論理的に言うと
絶対に二枚舌に
なってしまうのだ
反証一つで崩れてしまう。それが論理である。ゆえに否定しか述べられない。それが論理であるはずだ。
だのに肯定をどうどうと述べる。この矛盾ゆえに論理的な人間は、相手を否定する時にはひとつの反証を嬉々として述べるのに、自分に不利な反証はあえて無視する。
論理的な人間はそうでないと論理的ではいられないのだ。
∧∧
( ‥)ゆえに論理的な人間とは
絶対に二枚舌となる
( ‥)リベラルが嫌われるように
−/ なったのって
それが原因のひとつ
なんだろうな
人間は裏切り者を許さない。嘘をつく人間を許さない。論理的であるために絶対的な二枚舌してればそりゃ嫌われるに決まってる。
∧∧
(‥ )トランプさんの大統領就任
\− 反対デモの一部が暴徒化
飲食店を破壊したり
逮捕者が続出だそうで
(‥ )ヘイト反対と言いつつ
自分に都合が悪くなると
暴力を無造作にふるう
そういうことやるから
論理的な人間は
どんどん株が下がる
いや、論理的な人間だからこそ、必然的に嘘つきになり、どうしても株が下がるのだ。
論理的な人間が背負う業とはこういうものである。
ブログ アーカイブ
-
▼
2017
(632)
-
▼
1月
(58)
- 逆襲の民主主義
- 金の元素的性質で金市場の価値下落を批判する
- この曲はずっと良い お前達もそうなるのだ
- 欧米が論理的とは異世界転生小説と同じ
- 2017年1月27日のベスタ
- 血税で経済活動を冷え込ませるってどういう?
- 彼が馬鹿であろうがなかろうが、選択は予定必然のものである
- 恐怖と自殺への情熱こそが世界を支配する
- 日本衰亡論とか成長論とか、あれ全部間違い
- 要するに気持ちいいことをしたいだけだったのだな?
- 同士よ感謝せよ
- さあいこう 全ては運命獲得論のごとく
- 勝ち組戦略は民主体制下では不安定さを増幅させる
- 本は娯楽ではない 元来は魔道のものだ
- ちょっと頭が良いとは悲惨なことだ
- 彼の正論はいかなる利益誘導か?
- 全体主義などこの地球に存在しない
- おっさん宇宙
- 22日だけど21日のミラ
- なにをしても面倒くさい
- 論理的な人間は業を背負っているのだ
- 2017年1月21日の雪
- 待たれていた未来がやってこよう
- 理不尽なり女装倶楽部
- 意図を隠しながら賛同してくれないとはこれいかに?
- 君の瞳は少年のように純粋で美しい
- 蠱毒な夢
- 本の肝とは自慢できることにあり
- 科学を売るとは石ころを売るに等しい
- フィクションとデマを見れば皆の世界観が分かる
- 怪しげなトリビア 巨神兵は日本製という勝利
- 50時間越えの降雪
- なぜお前達は馬鹿なのか? と問われたら
- すぐれた販売戦略というものはある
- 本を読むものよ呪われろ
- 夜の神社を通過して帰る
- すべては口先だけに収束するだろう
- 所詮、戒律などというものはかりそめの仮面に過ぎぬ
- 言い訳にもそれなりな根拠があるものだ
- さてなにかうまい手は
- さてどっちかな?
- 泳ぐエビに関して言えば人生には娯楽が必要だ
- 知性あるもの、考えるもの、本を読むもの、すべて滅ぼすべし
- 読書人ごときに本を読んでもらっちゃ困るんだよ
- せめて笑顔であなたのために
- けしからん新聞
- 世界は手抜きで出来ている
- 必ず出てくる自分自慢
- 滅びの時代か脱皮の未来か
- 飽和した勝ち組行動原理
- 20ページ時代 遺伝子はさながらクトゥルウである
- すべては茶番
- 岩物語2017
- 分かったも論理も手抜きの手段
- 己の魂のために虚偽を語る者は焼かれるべき異端である
- 我ら良いところ取りの合成存在を作れり
- さあこここで自慢の話をしよう
- その何気ない批判はずれているようで深刻だ
-
▼
1月
(58)