自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2017年1月12日木曜日
知性あるもの、考えるもの、本を読むもの、すべて滅ぼすべし
1月2日、夕暮れの空の海王星を探して、多分、これだろうと当たりをつけた。自分の望遠鏡の解像度では、海王星を大きく見るのはかなりつらい。惑星かどうか判定するには運行するかどうかを見るのがむしろ確実である。
そして日付はすでに変わったが昨日11日の夕方、移動を確認。
∧∧
(‥ )見当通り
\− イを割り当てた星が
海王星でしたな
(‥ )ちょっと海王星を
明るく描き過ぎたが
まあこんなだ
詳しい説明はこちら=>Untitled Document
さて
∧∧
( ‥)考える人間は嘘つきだ
(‥ )考えれば分かると言う
人間は嘘つきだ
それは、例の妄言、
人間の生存戦略は弱者保護を行うことで有害遺伝子を蓄え、進化の可能性を切り開くこと
を見れば一目瞭然である。
以上はあからさまに間違いなのであるが、それは以下のように考えれば明白である。
まず人間の遺伝はメンデル遺伝に支配されている。メンデル遺伝は優性、劣性があるように、劣性なものを覆い隠すという性質を持つ。
∧∧
(‥ )この事自体は学校で
\− 習うことなのである
(‥ )実はここから次のことが
論理的に導けるのだ
劣性なものが覆い隠されるというのなら、これは機能喪失や機能変調した有害遺伝子もすべからく隠される、ということを示す。そうだとしたら有害遺伝子は表立つことなく、つまり淘汰されることなく、蓄積するだろう。
∧∧
( ‥)そしてすでに人類は
数百万年の歴史を
持っているのである
(‥ )だとしたら人類は
すでに有害遺伝子で
飽和してるはずだ
そしてここまで導けば次の結論は容易であろう?
なんだそうか、そもそも遺伝病ってやつは最初から僕らの中にあったのだ。
僕らは遺伝病を見ると恐れおののき、これは放射能のせいだの、薬品のせいだの、あるいは前世の業だのいうが、それは全部間違っている。
遺伝病は僕もあなたも、私もお前も、我々すべて、人類全員がすでに一人残らずもっているものなのだ、と。
∧∧
(‥ )...という結論に
\− 誰も自力では
たどり着けませんでしたのよ
(‥ )まあそれは別に良いのだ
研究者でさえも
この結論に到達するまで
何世代もかかったからな
その罪
許されるべきであり
そして問うべきではない
だがしかし、
考えれば分かる
論理的に考えれば答えにたどり着ける
知性こそが問題解決の鍵だ
などと主張した連中だけは許す訳にはいかん。
∧∧
( ‥)彼らは知性の勝利を
掲げながらこの答えに
たどり着けなかった
論理の勝利をうたいながら
論理的に導けなかった
(‥ )挙げ句の果てに
先のような妄言
人間の生存戦略は
有害遺伝子の蓄積にありを
聞いて
これぞ知性の勝利だの
すばらしい! だの
言いよる
なにが知性の勝利なものか。ただの底抜けの馬鹿じゃないか。これは知性とやらの敗北ぞ。この敗残の知性主義者どもめ。
なにが素晴らしい! だ。破綻した理論の破綻も気づかず、調べず、分かったと思い込んで、理解したと勘違いした己の知性を自画自賛しているただの馬鹿じゃないか。
これを許しておくものか。
知性を称揚するもの
論理を掲げるもの
これらの者達すべて許しておくことはできぬ。
奴らは知性と称して怠惰に逃げ、論理と称して調べることから逃げたものであるぞ。
かような異端共は地獄の業火で焼かれるべきなのだ。
∧∧
( ‥)知性を持つものを滅ぼせ!
(‥ )論理を掲げるものを
根絶やしに!!
そしてここまでくれば次の結論も明白である。
∧∧
( ‥)本を読むものも
許しておけぬ
( ‥)本を読むもの
ことごとく滅ぼすべし
実際、本を読む人間は、自分が知的な人間であるという証明書が欲しいだけで、別に本から知識を得ようとしているわけではない。
∧∧
(‥ )まああの人達も
\− 口では最新知識が欲しいと
言うのですけどね
(‥ )最新知識が欲しいだの
分かっただの
それを望むことが
駄目なんだよ
何事も基礎だろう?
基礎も知らずに、おしゃれな最新知識だけを欲しがって、他人に自慢して優越感にひたりたい。それだけが目的で確実な把握を怠り、うかつさを累積させる。これが読書人の欠陥だ。
∧∧
( ‥)まあ書評とかを見れば
そういうの分かるからね
( ‥)この本はこういう本です
−/ 連中はそういう書評を
書きよるが
他の本を読んでないのが
丸わかりなんだよな
なぜって明白なのだ。日本ではその本にしか書いていないという部分がある。書評を見れば、読書人とやらの目がそこにいっていないことが丸わかりなのだ。
∧∧
(‥ )その本にしか書いていない
\− Aの部分を論ずるのではなく
BやCを論じているのだが
(‥ )そのBやCは他の本に
書いてるし
その本はどれも基礎の本
なんだよな
つまり丸わかりなのだ。
あなた、基礎になる本をひとつも読んでないでしょ?
これがもろばれなのである。
こんな有様が読書人とやらの正体。読書が聞いて呆れる。ただの手抜きじゃないか。
∧∧
(‥ )まあ、おしゃれな部分だけを
\− つまみ食いした結果ですね
(‥ )人間らしい行動だけどな
こんなのにつきあってると
本の内容がどんどん
劣化しちまうべさ
ゆえに明白である。知性を持つ人間、論理を称揚する人間、考えることに価値を見いだす人間、そして本を読む人間。これらすべて滅ぼさねば本の未来はない。
∧∧
(‥ )それを考えると
\− 表紙の女の子で
売れてるんでしょ? と
揶揄されるラノベって
なんでしょうね
(‥ )讃えられて
しかるべきです
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