自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2017年1月4日水曜日
分かったも論理も手抜きの手段
ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授
∧∧
(‥ )日本はあまりロシアに
\− 接近して
アメリカの心証を
悪くするな
プーチンはこたびの選挙で
サイバー攻撃を仕掛けたのだ
と苦言を呈していると
(‥ )このおっさん
トランプの当選はありえない
と言っていて
当選したら
トランプはずるいとか
いってたおじいちゃんだろ?
∧∧
(‥ )...自分の理論が壊れると
\− 分かったら
誰でも必死の防衛を
試みるけどね
そしてしばしば
その防衛は後ろ向きな
言い訳に終わって
晩節を汚すのである
(‥ )まあ知識人としては
ありがちな最後だな
人間なんてそんなもん
人間はそんなもんよ
∧∧
(‥ )安倍さんがプーチンさんと
\− 何度も会談するのは
なぜでしょうね?
領土問題は進展しないし
するわけないけど
とにかく会談し続ける
(‥ )単純な解釈としては
中国包囲網の一環だよな
ロシアなんて信用ならんし
ロシアが日本に
好意的になる理由もない
だけど
中国側についてもらっても
困るからな
日中開戦という事態に
陥っても
ロシアは傍観という
状況にはしたいよねえ
∧∧
(‥ )まあロシアもウクライナと
\− シリアに引き続いて
極東方面で動き出すなんて
余裕はなさそうですけどねえ
(‥ )それをさらに確実に
するためには
取りあえず会っておく
会って腹を探る
状況を探る
兆候を観察する
それ大事よね
何事にも顔を出すものだ。だって顔を出さない奴なんか皆から忘れ去られちゃうだろう?
∧∧
( ‥)言い換えればジョセフ教授に
そういう発想はないと?
(‥ )大学教授だろ?
別に外交の担当者じゃ
ないからな
国防とか外交とか
包囲網とか
話をつけるとか
会って観察するとか
そういう発想を抱く
必要性はないだろ
別にこの教授ではないが、こんなことを言う人は多かった。安倍首相はオバマ大統領から冷遇されている。オバマ大統領のようなリベラルから見れば極右の政治家など忌避されて当然なのだ。と。
∧∧
( ‥)あなたから言わせれば
馬鹿ですかお前? だと
(‥ )そんな対応は
取材として下の下だよね
危険な政治家だと
本気で思っているのなら
むしろ反対
積極的に会わねばならん
嫌な政治家だから会わないでおこう、なんていうのは、取材するものとしては最低な考え方だ。
∧∧
(‥ )取材ねえ
\−
(‥ )政策決定とは取材で
成り立つものだろ?
取材の機会をみすみす
逃すなんて
仕事してるとは言わんよ
ただの怠惰な馬鹿ですよ
リベラルというのはしばしば怠惰な馬鹿なのだ。
なんでも分かったことにしてしまうから彼らは賢いし、分かったことにして調べないから馬鹿だし、取材をしないために分かったことにするから怠惰なのである。
∧∧
(‥ )ジョセフ教授も
\− 面倒くさいんですかね?
(‥ )サイバー攻撃があったは
そのままでは陰謀論だし
サイバー攻撃が本当でも
その程度の効果で選挙結果が
ひっくり返ったというなら
そんな僅差は米国民が
追いつめられているという
ことであるし
そんなロシアと
つきあうのは許せないなんて
それは心情論だし
反対に
国土を奪われた日本が
心情論を伏せて
ロシアにあえて接近している
その意味を
教授は注目していない
教授はなんにも見てないし
なにも考えていない
そう見えるけどね
∧∧
( ‥)ようするに面倒くさいと
( ‥)リベラルとか論理とか
−/ ロジカルとか
それは体力がない奴が
逃げ込む
怠惰の隠れ蓑だからな
例えば、アメリカの記者が曰く。シリアのアサド政権は独裁制である。その邪悪な独裁制を倒そうという反政府軍を弱腰なオバマ政権は見殺しにし、独裁者による虐殺と人権侵害を放置したのである。これはオバマ政権の失点である。
∧∧
(‥ )だがしかし
\− 民族紛争の真っ最中に
片方だけが暴虐で
片方が無罪であるなんて
ありえないだろう
しかも反政府軍なんて
正規軍ですらない
正規軍ですら怪しいのに
非正規軍に規律も
へったくれも
ありますかな?
(‥ )独裁者 vs 無辜の民衆
という枠組みで
面倒くさい部分を
ばっさり切り捨てる
記事の書き方だよな
これは記事の書き方としては正しいやり方ではある。書く側としても楽だし、読み手も簡単に”理解”できる。
∧∧
( ‥)でも現状把握としては
最悪の部類である
事実、同じ理解の枠組みで
アメリカはイラクに介入して
失敗し
そうして尻尾巻いて
逃げ出したのである
( ‥)あんな馬鹿失敗しても
−/ それでもなお
未だに
手抜きの馬鹿記事を
書き続ける
リベラルって連中は
よくよく面倒なことが
嫌いなんだな
存在そのものが
手抜きなのな
∧∧
(‥ )しょせんリベラルなど
\− 手抜きの手段
(‥ )分かったも
論理も
取材しないための
言い訳
リベラルってのは
なにもかも
死にかけなのだ
ブログ アーカイブ
-
▼
2017
(632)
-
▼
1月
(58)
- 逆襲の民主主義
- 金の元素的性質で金市場の価値下落を批判する
- この曲はずっと良い お前達もそうなるのだ
- 欧米が論理的とは異世界転生小説と同じ
- 2017年1月27日のベスタ
- 血税で経済活動を冷え込ませるってどういう?
- 彼が馬鹿であろうがなかろうが、選択は予定必然のものである
- 恐怖と自殺への情熱こそが世界を支配する
- 日本衰亡論とか成長論とか、あれ全部間違い
- 要するに気持ちいいことをしたいだけだったのだな?
- 同士よ感謝せよ
- さあいこう 全ては運命獲得論のごとく
- 勝ち組戦略は民主体制下では不安定さを増幅させる
- 本は娯楽ではない 元来は魔道のものだ
- ちょっと頭が良いとは悲惨なことだ
- 彼の正論はいかなる利益誘導か?
- 全体主義などこの地球に存在しない
- おっさん宇宙
- 22日だけど21日のミラ
- なにをしても面倒くさい
- 論理的な人間は業を背負っているのだ
- 2017年1月21日の雪
- 待たれていた未来がやってこよう
- 理不尽なり女装倶楽部
- 意図を隠しながら賛同してくれないとはこれいかに?
- 君の瞳は少年のように純粋で美しい
- 蠱毒な夢
- 本の肝とは自慢できることにあり
- 科学を売るとは石ころを売るに等しい
- フィクションとデマを見れば皆の世界観が分かる
- 怪しげなトリビア 巨神兵は日本製という勝利
- 50時間越えの降雪
- なぜお前達は馬鹿なのか? と問われたら
- すぐれた販売戦略というものはある
- 本を読むものよ呪われろ
- 夜の神社を通過して帰る
- すべては口先だけに収束するだろう
- 所詮、戒律などというものはかりそめの仮面に過ぎぬ
- 言い訳にもそれなりな根拠があるものだ
- さてなにかうまい手は
- さてどっちかな?
- 泳ぐエビに関して言えば人生には娯楽が必要だ
- 知性あるもの、考えるもの、本を読むもの、すべて滅ぼすべし
- 読書人ごときに本を読んでもらっちゃ困るんだよ
- せめて笑顔であなたのために
- けしからん新聞
- 世界は手抜きで出来ている
- 必ず出てくる自分自慢
- 滅びの時代か脱皮の未来か
- 飽和した勝ち組行動原理
- 20ページ時代 遺伝子はさながらクトゥルウである
- すべては茶番
- 岩物語2017
- 分かったも論理も手抜きの手段
- 己の魂のために虚偽を語る者は焼かれるべき異端である
- 我ら良いところ取りの合成存在を作れり
- さあこここで自慢の話をしよう
- その何気ない批判はずれているようで深刻だ
-
▼
1月
(58)