自己紹介

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2014年9月4日木曜日

リテラシーとはまた、なんと馬鹿げた物差しを

 
 
 ∧∧
(‥ )自分の小説を読む人を見て
\‐  彼曰く
    この本を読むからには
    若者たちは思った以上に
    リテラシーが高いと
 
  (‥ )自画自賛かよ
      絶頂に痛い奴だな
 
 ∧∧
( ‥)もう少し別の表現で
 
 
  ( ‥)高い低い、
    ‐□ これを言うからには
      物差しがあるということだ

 
 
 問題は、その物差しが妥当なのかどうか、他人から見ても意味があるかどうか、そこが問われる。
 
 ∧∧
(‥ )これは良い本なので
\‐   これを読む人は
     リテラシーが高いです
 
  (‥ )そういう物差しは
      独りよがりって
      言うのだよ
      というか、
      リテラシーという言葉が
      そもそも馬鹿っぽいよな
 
 具体的なことを何一つ言っていない。そんなものが物差しだろうか? 具体的でない物差しで人を一方的に評価する。それは痛い奴だ。

 そしてそれは、その物差しが恣意的であることを示す。恣意的な物差しでは、例えば地形の標高は測れない。それゆえ疑うべきなのだ。リテラシーなどという言葉で計測をごまかした時、自分はすでに世界の中で迷子であるかもしれないと。自分は常人には及ばない、はるかな高みにいると思い込んでいても、実はじめじめした泥沼に沈みかかっているかもしれないと。
 
 
 
 

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