自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年9月6日土曜日
繭を運び出す
∧∧
(‥ )盗んだバイクが走り出す〜♪
\‐
(‥ )自律型っ?!
さて
パソコンの前で、蟻んこたちの繭が増えていく。
これは9月4日、20時頃の映像。アップする30時間前ぐらい
こちらは5日のもの。繭から出たばかりの、まだ色の薄い蟻が見える。
∧∧
(‥ )また繭を巣の外へ
持ち出して
パイプに運び入れてるね
(‥ )さすがに手狭なのかな
チューブのあちこちに繭を置いている。数えてみるとその数、大体50個。最初の試験管は部屋を狭く作ってしまったせいか、これだけあるとパンク状態に近い。
*蟻は湿気が必要だ。試験管に水を入れて脱脂綿で封をする。こんな簡単な作りだけども水漏れはしないし、湿度が保たれる。蟻が外に出ないように試験管の出口も脱脂綿で塞ぐ。水を押さえる脱脂綿と出口を押さえる脱脂綿の間の空間が巣になる。蓋の脱脂綿にチューブをつければ餌場との通路になる。蟻たちが繭を運び出しているのは、通路になっている、このチューブ内。
∧∧
( ‥)繭が50個
ひと月ぐらいで
繭から出てくることを
考えると
ひと月後、10月の頭には
今の成体数にプラスして
70個体ぐらいになりますか
( ‥)与えてやったもう1本の
‐□ 試験管を部屋として
使い始めるのは
時間の問題なんだろうな
繭は減って、巣内はかなり広々とした感じに。
一方、チューブに運び出された繭を見ると、大きさにずいぶん違いがある。5ミリ弱のものから2〜3ミリ程度のものまでと、幅が広い。
∧∧
(‥ )成長期に餌不足だったとか
\‐ そういう単純な理由ですかね
それとも、
こういうばらつきが
遺伝の発現上、
起こるものなんでしょうか?
(‥ )分からんし、知らないなあ
ただ、与えた昆虫の死骸などに体を突っ込んで食べているらしい個体を見ると、体が大きければ良い、というわけではないらしいのは分かる。体格にばらつきがあれば、むしろ食料の採集に向いているとか、昆虫の死骸を有効活用できるとか、そういうことなのかもしれぬ。
∧∧
( ‥)とはいえ分かりませんと
(‥ )今言ったのも
当てずっぽうだしな
繭だって運んだり
戻したりだ
人工環境下だから
落ち着かないのか
そもそも
繭はそう扱うもので
動かすべきものなのか
それすらも
分からんわけでな
ただ今回、チューブへと運び出した繭に働き蟻が2匹ほど常駐していることからすれば、運び出し先で繭を管理しよう、という雰囲気はうかがえる。
ブログ アーカイブ
-
▼
2014
(726)
-
▼
9月
(68)
- おっさんの女装パレードぐらいに
- ロジカルに考えていると人生が詰む
- 不老不死の男
- 浸食されゆくビスマルク
- 浮世絵あっけらかん
- 死者の日
- 無性なり、渇望
- ヒーロー見参!
- 小さな社会に自由はなく、大きな社会の批判は中身のない愚痴
- シロバナマンジュシャゲの季節
- ced-4:思ってたのと違う
- 20年前の自分に今の愚痴を聞かせられるのか?
- 田舎の相互監視、大都会の宗教
- 裏切り者は少数でも効果的である
- ヒガンバナの季節
- 社会を呪う自由はあっても、檻から出る自由は行使できまい
- 恋の仕方も教えちゃくれない、とはいさぎよし
- 精密な責任転嫁の迷宮に囚われたら、もはや出ることかなうまい
- 不満の声だけを聞くわけにはいかんでしょう
- 自分で檻に入ったのに檻の文句ばかり言っておる
- イコール・ボーカル
- 何度でも種子は発芽するだろう
- 複雑でカオスで自己成就できる場は占いになりうるので
- その返しはまずいと思う
- 25文字の牢獄
- 本という商売には色々なものがございます
- リョウメンシダ
- すでに挫折が確定している
- 真面目は大粛清
- 最後は出世が花開く
- 解決できなくても対処しなければならぬのだ
- 平和とは戦争なり、戦争は平和なり
- 蟻んこ 考えてみれば出張もあるのだよな
- 卵子と精子
- 中二病的な宗教
- 本当に欲しいのは自由だったのかい?
- 理性なんてものは焼け
- でっ? 具体的には何からfreeになりたいの?
- 英雄として死なないと、人として死ぬ権利さえもない
- お前がそう思うのなら、とは定規次第
- 1000万年後の世界
- 蟻まっしぐら
- 元素が解放される未来
- 私たちは知らずに老いて、そして守りに入る
- 英雄物語に収束しない
- サーベルタイガーは激怒するだろう
- そして欲望だけが残った
- 論理思考と顔を殺すべき
- お猿さんの星
- ペース配分の問題だ
- 光合成に規定された未来
- 真面目だと人生が詰む
- 出来ないなら、パクれよ
- 参上! 結露マン
- 繭を運び出す
- 全員が伝言ゲーム無能上司
- 熱い塩水
- リテラシーとはまた、なんと馬鹿げた物差しを
- 自分向きのエロを自己生産する。すなわち、I can fly !
- 素直に楽しめない、とは運動不足ですね
- 真面目であればうまくいくとは高度経済成長時代の幻想
- 息子の危機
- 書くべき事が分かっている、それってやばくね?
- 人間には自由がない、それはアメリカを見れば分かる事
- ショウリョウバッタ襲来
- 考えないことが知的生物の最適解
- 優秀な人間を集めれば優秀なことができる という大前提が...
- 何をしているのか、なぜそうするのかよく分からん
-
▼
9月
(68)