自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2013年9月2日月曜日
悪意の神はいなくとも、世界はそれに近似
画材を買いに町へ出かけて帰ってくると
∧∧ ...寒いー
( ‥)
‐( ‥)うおっ、室温が25度に
なってる。
30度設定のはずなんだけど
∧∧
(‥ )出かけている間、扇風機を
◎ 止めていたから、
部屋の上下で温度が
分離しましたかね?
(‥ )さりとて止めるとなあ
室内の物体が熱を蓄えて
エアコンのスイッチを
入れると、がんがんに
動き出すのよね。
さて
∧∧
(‥ )シリア政府が反政府軍に
\‐ 毒ガスを使ったという理由で
アメリカが軍事介入しよう
という勢い
(‥ )...別に今に始まったことじゃ
ないんだけど、
イラク戦争の時、
”ありもしない
大量破壊兵器を捜索する”
これを開戦の
口実にしたのは
やっぱまずかったよね。
1回でも嘘をつくと、ああ、またか、と、どうしても思われる。
∧∧
(‥ )まあ、アメリカは元から
\‐ そういう国だし、
そういうキャラだし、
力も体力もあるから
軍事介入しても、
”ああ、またか”
で済んじゃうのが
すごいところですが
(‥ )イラク戦争でも国自体は
揺るがなかったからね
でもさ、体力があって
嘘に慣れると、
人間、破廉恥になるよね
とはいえ、そんな破廉恥な嘘をアメリカが叫んでいた当時のことで思い出すのは、イラクは大量破壊兵器を隠し持っている、と国連で孤軍奮闘するパウエル将軍(当時はもちろんそんな肩書きではなかったけども)。彼のあの姿、あの表情。
∧∧
( ‥)反対弁論する人を
芝居がかった表情で
睨みつけたりね
( ‥)WW2を経験した
‐□ パパブッシュと組んだ時は
ベトナム戦争の敗北を
塗り替えた大勝利と
言われたのにな。
その息子を上司に迎えたイラク戦争では、一転、あの有様。
∧∧
( ‥)ご本人は最後まで
イラク戦争には反対だった
らしいですけども、
いざ軍事行動が決定されれば
立場上はね、やらねばならぬ
ことがあるでしょうからね
芝居がかったふりだろうが
なんだろうがね、
(‥ )あの人はベトナム戦争に
参加経験があるから、
見てるこっちは
やっぱ想像しちゃうのよ
この戦争は一体なんだろう? と兵士として戦場を駆け抜けて、俺がトップだったらこんな戦争は、そう思ったこともあったのではないか?
一方、WW2に参加して日本軍に撃墜されたこともあるパパブッシュ、こちらは政権の内部でベトナム戦争を見つめて、戦力の逐次投入の愚をさとったというパパブッシュ。
彼と組んで手にした、ベトナムを塗り替える勝利。
二人にとって、それはなんというきらめきか!
∧∧
( ‥)でも、そのわずか12年後に
あれですよ
(‥ )ベトナムほどじゃないけど
ベトナムみたいなことを、
しかも自分ではおかしいと
分かっているのに、
それを命令しなければ
いけない立場に
なったのだよね
なぜだろうね
この人生は
どうしてだろうな?
この終着点は?
確かにこの地球は何者かが創造した世界なのかもしれない。そして、その何者かは全知全能でありながら、人間に対して、とてつもない悪意を持っているんだろう。
∧∧
( ‥)でも、これが現実でしょ?
(‥ )悪意の神はいなくとも
世界は悪意を
持っているに近似
そういうことなのだな
さてもさても、それを思うに、自分の人生の終着点はどんな悲惨な結末になることやら。
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