2018年から2022年2月20日現在に至るまでの原油価格とそのチャート。
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(‥ )2014年の
\− ウクライナにおける政変
親ロシア大統領の失脚
反ロシア政権の樹立を見て
親ロシア住民を利用した
ロシアによる
クリミア半島の制圧
これに対しウクライナは
2019年にNATO加盟を
目指すことを宣言
(‥ )この宣言がされた
2019年は
1バレルが60ドルだ
この時点でロシアは動かなかった。つまり、1バレル60ドルではロシアは大軍を召集できないであろうことを示している。
そして状況はロシアにとって絶望的であった。
2020年の1月に新型コロナが中国で発生。感染を防ぐために経済は封鎖され、そうである以上、石油の需要は減って、売られて、その価格は一気に20ドルまで値崩れしてしまう。
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(‥ )歳入のおよそ4割を
\− 石油、天然ガスに依存する
ロシアにとっては
致命的な打撃ですなあ
価格が3分の1になるなんて
単純計算で
歳入の26パーセントを
失ったことになる
大打撃ですよ
干上がって死ぬべ
(‥ )ところがここから
一転して石油は
値上がりするのだ
21年からは経済の回復に需要が追いつかず、さらに脱炭素化とか戯言をほざいて欧米が不自然に恣意的に、市場を無視して需要を削ったせいで、石油生産は細り、しかし需要は増えているので石油価格は上昇。ついに1バレル90ドルを突破して現在に至る。
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( ‥)ウクライナが
加盟した瞬間
第5条に基づき
NATOがクリミア半島を
奪還しにやってくる
自動的に開戦しうる
そんな未来が示されたのが
2019年
(‥ )それから3年間
原油価格は低迷し
金欠状態のロシアに
機会はなかった
しかし
いまや原油価格は
5割増し!
今、ここで全軍を集結させて起こりうる開戦にそなえると同時に、大軍の圧力でウクライナのNATO加盟はないという言質を欧米から引き出せば、NATO軍がクリミア半島になだれ込んでくる最悪の状況は、とりあえず回避される。
クリミア半島と黒海艦隊の喪失はとりあえず先延ばしになるはずであった。
*ロシアの経済力が伸びしろ無しのポンコツであることを考えれば、クリミア半島と黒海艦隊の喪失は時間の問題であろうが、失う時間を先延ばしにすることは為政者の務めである。
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(‥ )プーチンさん
\− なんでこの時に?
と思っていたけども
状況を見れば
確かに今しかないんだね
(‥ )19万なんていう軍勢は
侵攻するには
微妙な数で
(多分、これ以上の数は
動かせない)
しかしはったりにしては
過剰にでかすぎる
こんな無理やりを
できるのは
本当、今この瞬間なんだな
そして石油チャートから考えるに、1バレル60ドルの原油価格では、これができないだろうことも明白であった。実際、やっていないわけだし。
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( ‥)ほんとあれな
ロシアを無力化するには
米国がシェールガスしますと
言って
原油の値崩れを起こせば
良いだけの話なのな
(‥ )でも
グリーンニューディールとか
戯言ほざいている
バイデン政権には
これができないわけで
それも踏まえて
本当、今しかできない
荒技だよね
多分、もしも今がトランプ大統領の二期であったら、こんな選択肢はなかったであろう。トランプ大統領は脱炭素化なんぞ知るかと言って石油の増産を大々的にぶち上げるであろうから。
それを考えれば、ロシア軍19万でウクライナを包囲する。この荒技は、NATO加盟が秒読みの中、石油価格が上昇して予算があり、なおかつ石油増産ができずに値崩れを引き起こせないバイデン政権が存在する、今、この瞬間にしかできない大技であった。
*追記:米国はロシアがその戦力の75パーセント、実に軍隊の4分の3をウクライナ周辺に集中させていると述べている。
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(‥ )他の方面ががらがらやん
\− この隙に国境を侵す国が
いないと考えているのだな
(‥ )北海道に自衛隊を
増派して
揚陸艇とか持ってきたら
面白いだろうな
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(‥ )...北方領土はあくまで
\− 日本の土地だから
自衛隊の上陸は
単なる移動であり
合法だからな
(‥ )ウクライナに対して
日本のできることって
北方領土の奪還と
言った人がいるけど
あれ正しいのだよな
奪還が本当にできるほどの軍勢でなくてもかまわない。やりますよ〜と策動するだけで嫌がらせになるからに。
かつてスターリンが極東方面軍まで対ドイツに振り分けられたのは、日本軍がシベリアに攻め上がってこないと確信したことが理由であったし、これ多分、案外に効く。