∧∧
(‥ )考えてみたらさ...
\− ウクライナがNATOに
加盟した瞬間に
クリミア半島は
外国勢力に不法に占拠された
同盟国の領土になる
わけだよね
法的には即時開戦だよね?
(‥ )NATOの条約の内容は
具体的には知らんけど
普通に考えれば
そうだよな
*02.21 2:15 に以下の条文を日本外務省より引用、追記
NATOの概要
第5条 欧州または北米における、1、または2以上の締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなし。締約国は武力攻撃が行われた時は、国連憲章の認める個別的または集団的自衛権を行使して、北大西洋地域の安全を回復し、及び、維持するために必要と認める行動(兵力の使用を含む)を個別的に及び共同して直ちにとることにより、攻撃を受けた締約国を援助する。
以上の第5条を踏まえれば、ウクライナがNATOに加盟した瞬間、クリミア半島の占領はウクライナのみならず、NATO加盟国全体に対する攻撃とみなされて、ロシアはNATOによる反撃を受けることになる。
そうなれば、ロシアはクリミア半島とそこにある黒海艦隊、および黒海と地中海への出口、18世紀後半エカテリーナ女帝によって獲得したこの領土、その全てを失う。
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(‥ )それを考えれば
\− 今や19万にも及ぶと言う
ロシア軍集結も当然ですか
(‥ )まさに開戦前夜だからな
NATO加盟による
自動的な開戦を防ぐには
開戦に等しいだけの
大軍を集結させねば
ならんのは道理だわ
ウクライナがNATOに加盟すれば、素人目に見て自動的に開戦であり、そうであれば開戦にふさわしい大軍が必要であるし、NATO加盟を阻止するには開戦するにふさわしい大軍を集結させて交渉しなければならない。
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(‥ )でも19万の軍勢で
\− ウクライナを占領できるん?
(‥ )ウクライナの保有戦車数は
2000両って話だな
反対にロシアは1万3千
もちろん、稼働できる、動員できる戦車の数はこれよりずっと少なくなるはずだけども、母数の量から考えてロシアが圧倒的に有利であるには違いない。
*実動をロシア3000、ウクライナ1000ぐらいとしているニュースもある。ロシアは他方面の防衛力を犠牲にして戦力の大半を集中させれば圧倒的に有利。
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(‥ )問題はウクライナに集結した
\− ロシア軍が
ウクライナを圧倒できる
数を具体的に
持っているかですなあ
できれば2倍は欲しいでしょ
2000両ぐらい必要じゃね?
(‥ )2013年に行われた
極東大演習では
参加人員16万で
戦車と装甲車両1000
だったそうだが...
参加人員16万で装甲車両を含めて1000だとすると、ウクライナに集結した19万では、やはりまだ足りないのでは? と思えるし、極東大演習では艦艇の数も多かったから、16万から海軍の人数を引いた数、つまり16万よりかなり少ない人数でも戦車1000両を運用できるかもしれない(*正確にいうと装甲車両と戦車含めて1000両の話なので、状況はなお、難しそうではある)。
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(‥ )つまるところは19万は
\− 楽観的に考えても
侵攻するにはギリじゃね?
(‥ )んー とはいえだ
加盟したら法的には
即時開戦
そうであれば
加盟を防ぐには
即時開戦できるだけの
軍事力を揃える必要がある
だったら、ギリ、侵攻可能な布陣でも交渉には十分のはず。
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(‥ )それを考えると
\− プーチン大統領の行動は
非常に合理的って
ことですか
70だっていうのに
あのおっさん
おつむが衰えねえな
(‥ )19日には欧州へ
ガスを送る
パイプラインが
爆破されたっていうけど
ゆさぶりも的確に
かけてくるし
強気だねえ
米、独がウクライナに侵攻したらパイプラインを閉めるぞ! と言ったら、じゃあこっちが先に爆破するわ、どっちが困るかな? を即座に実力行使でしかけてくる。確かにパイプラインを破壊されて困るのは、現状、ロシアではなく、むしろドイツなのだ。原油価格の上昇で財源が確保されているからこそできる強気の技だろうけども、言い換えると、相場が上がった今だからこそ仕掛けねばならない。
*2022.02.21 に注釈:パイプラインの爆破はあったが、それはウクライナ東部のもので、西欧へのガス供給自体には問題を生じていない、という続報がある。
ともあれ
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(‥ )機を見るに即断実行
\− やりおるなプーチン大統領
(‥ )大局的にも長期的にも
負け戦なんだけどな
かくも不利な状況で
よくよく踏ん張るよね
*2022・02.20現在。原油価格は1バレル92ドル弱